10年間勉強しても英会話ができない多くの日本人 | La Vie Riche

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結論から言いますと

 

1、外国人に話しかけようとしない

 

2、発音を完璧に近くしたがる

 

3、文法を忠実に守ろうとする

 

 

 

これは日本人の国民性によると考えます。

 

多くの日本人はこの様な思考に陥りがちです。

 

 

 

私は真逆で上記の3項目ができなくても

 

居住地が観光地の多い神奈川県ですので

 

観光地にいる外国人に理解を深めて貰う為に

 

自ら積極的に話しかけます。

 

景色の説明や簡単な歴史も交えます。

 

 

 

そもそも何故私が英語で話しかけるかと言うと

 

小学3年生の頃から欧米人的な思考をしていて

 

欧米に産まれたかったと思っていたからです。

 

 

 

学校の英語の授業はほぼ聞いてませんでした。

 

その代わりに中学1年生〜3年生までは

 

当時のNHKラジオ第一の基礎英語・続基礎英語と

 

英語会話を1年間ずつ聞いていました。

 

 

 

月曜日から金曜日まで毎朝6時から

 

家族がまだ寝ている間に学びました。

 

 

 

基礎英語は日本人講師がレッスンを進めて

 

発音のお手本はマーシャ・クラッカワーさん

 

(現在、聖心女子大学教授)が担当していました。

 

 

 

マーシャさんの発音は本当に綺麗で

 

できる限り近づける様に努力しました。

 

 

 

詳細な話は忘れましたが初回のレッスンは

 

This is a pen. では無かったのは間違い無いです(笑

 

 

 

先ずはアルファベットや数字の発音練習から入り

 

曜日・月の呼び方等の基礎練習だったと思います。

 

その後は挨拶から始まったと記憶しています。

 

 

 

日本の英語の学校教育は文法重視の為

 

This is apen. (S V O)になるのだと思います。 

 

フランス語も C'est un livre. (それは本です)から

 

始まりました。

 

 

 

日本人でない方もいらっしゃるとは思いますが

 

ほとんどの方は日本人で最初に覚えた言語は

 

日本語だったのではないかと想像します。

 

 

 

ではあなたはどうやって日本語を覚えたか

 

記憶または理解していますでしょうか❓

 

 

 

私が結婚して長男が産まれる前から

 

妻はお腹の中の息子に向かって

 

絶えず話しかけていました。

 

 

 

もちろん、産まれてきてからもずっとです。

 

ある公共施設では息子に ブーブ(車)とは言わずに

 

「赤い車」と言う様にと教わったそうです。

 

 

 

その教えに従って話しかけ続けたところ

 

10か月で息子は親にしか理解できない言葉を

 

発する様になったのです。

 

 

 

ドラえもんのことは「もーん」でしたし

 

メロンパンナちゃんは「ビー」でした。

 

 

 

もう答えはお解りですよね。

 

徹底して親の言葉を聞きまくりそれを真似する。

 

たったそれだけのことです。

 

 

 

日本の学校の英語教育の目的が

 

私には全く理解できません。

 

 

 

話せる様になるのが一番の目的です。

 

文法は極端に言ったらどうでも良いのです。

 

 

 

私はNHKの番組で簡単な文法を聞き流して

 

会話を中心に学んできました。

 

 

 

また、中学生からは洋楽が好きになりました。

 

今ではメジャーな曲の歌詞は

 

ネットから無料で手に入ります。

 

 

 

当時はLPレコードに日本人が聞き取った歌詞が

 

印刷されていました。

 

 

 

それには個人差がありましたし

 

明らかに間違っている物もありました。

 

 

 

ですから私はカセットテープが

 

擦り切れる位、少なくとも100回は聞き

 

英語とカタカナを混ぜて書き出しました。

 

 

 

自分でも間違っているだろうと思っても

 

これ以上は無理、と言うことは多かったです。

 

しかし、一緒に唄うと同じ様に聞こえます。

 

 

 

ヒアリングを100回以上してそれを真似て歌う。

 

赤ちゃんが日本語を覚えるのと全く同じです。

 

 

 

私は現在60歳です。

 

約45年前に当然 GoogleMap は当然無いです。

 

 

 

都心へ行くと先ずCan yot speak English?

 

と聞かれました。

 

あなたも聞かれて、No I can't.と答えた事は

 

ありませんでしょうか❓

 

 

 

No. と答えた時点で相手は英語を理解したと

 

判断しますので

 

その後の応答に困りませんでしたか❓

 

 

 

そして殆どは道を聞いて来ます。

 

私は簡単に説明できる所は口頭で話しましたが

 

曲がる箇所が多いと相手が覚えきれないと思い

 

Come with me I'll show you the way,

 

と言って目的地まで連れて行きました。

 

 

 

その間10分間ほどネイティヴの英語を

 

学ぶことができるのです。

 

 

 

私は失礼にならない程度に

 

どこの国から来たか?何の為に日本にいるのか?

 

などの質問をしました。

 

 

 

相手のほとんどの方は私の会話力に合わせて

 

わかり易い単語を選びゆっくりとした口調且つ

 

正確な発音で話してくれました。

 

 

 

その積み重ねが今に繋がっています。

 

正直に言って私の英語は「学者さん」が聞けば

 

こんなものは英語ではないと言われると思います。

 

 

 

簡単なことは綺麗に会話できますが

 

知らない単語が出てきたり

 

長文をどう言い回したら良いかと考えると

 

文法はほぼ無視して単語を並べるだけに近いです。

 

 

 

ここが冒頭で申し上げた結論なのです。

 

誤った文法でも意思の疎通ができれば良いのです。

 

 

 

要は相手に自分の意志が伝わって

 

相手の意志が感じ取れれば良いだけです。

 

難しい理論はいらないと断言できます。

 

 

 

もちろん、ビジネスや専門知識のレベルでは

 

通用しない事は解り切っています。

 

日常会話で意思の疎通ができれば良いのです。

 

 

 

私は以前、神奈川県藤沢市の鵠沼海岸という

 

江の島からかなり近い海岸の近辺に

 

約20年間住んでいました。

 

 

 

昨年の11月8日に絶対に久しぶりに訪れ

 

地元に住んでいるラフな服装をしたアメリカ人と

 

思われる人に吸い寄せられる様に話しかけました。

 

 

 

彼の日本語は挨拶程度しかできませんでした。

 

私は少し話しても良いかと質問し

 

さまざまな話題を話し合いました。

 

 

 

首都圏で自動車を保有する事に意味は無い。

 

渋滞したら自転車の方が絶対速い(特に湘南は)

 

 

 

どうしても必要な時にカー・シェアをすれば良い。

 

という様な点で共感しすぐに打ち解けました。

 

 

 

むしろ多くの日本人の方々より価値観が近くて

 

とても嬉しかったです。

 

 

 

彼は65歳のカナダ人でしたが

 

多分奥さんが日本人でここに住んでいると

 

推測しました(彼から話さない事には質問しません)

 

 

 

彼は自宅だけでできるパソコン仕事をしていて

 

ストレスが溜まると自転車でここへ来て

 

「ただ、海を見るだけ」をしに来るそうです。

 

 

 

私も平日の昼下がりの海岸をゆっくり歩き

 

江の島・大島・伊豆半島・三浦半島・房総半島

 

天城山・箱根山・富士山・丹沢・大山等を見て

 

日頃イライラしたり怒ったりするのは

 

大自然の雄大さに比べたら無意味だと思いました。

 

 

 

彼とのその後の会話の中で

 

パソコンは絶対にMac だと共感したり

 

音楽ソフトはこれが良い。

 

などと教えていただきました。

 

 

 

奥さんは欧州でそこそこ有名な音楽家で

 

STEIWAY & SONGS のピアノと

 

河合楽器の電子ピアノを微妙にP.C.で

 

ミックスさせて幻想的な音楽を

 

創り出すそうです。

 

 

 

俺は5時間以上、彼女の録音が終わるまで

 

ずっと静かにしなければならないんだ、と

 

言って笑っていました。

 

 

 

俺は週に3回位ここに来ているから

 

また逢おう、と言われて嬉しく思いました。

 

 

 

その後3回行きましたが

 

残念ながらまだ彼とは再会できていません。

 

 

 

価値観と思考が合いますし

 

私の英会話レベルに丁度よく合わせてくれるので

 

お互いに意思の疎通がし易くてありがたいです。

 

 

 

あなたも話しかけることから始めてみてください。

 

その回数を増やしていけば、最後は慣れです。

 

 

 

経験を多く積むことが英会話上達への

 

最短・最速の近道と言って間違いありません。

 

 

 

写真は小学校3・4年生に昨年度より義務化された

 

簡単な英会話のテキストです。

 

 

 

週に1時間だけ授業があるそうです。

 

週に一度だけならやってます感だけで

 

生徒の身に付くとは思えません。

 

 

 

週2回、20〜30分の補講が必要だと思います。