「有馬記念」 の予想 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

「LOVE, HOLIDAY.」
毎週日曜日は競馬予想デーです。

今週の勝負レースは12/28(日)中山競馬場、芝2500mで行れる
第59回「有馬記念」(GI)3歳上定量戦です!

いよいよ午年最後のGIレースとなりました。

競馬ファンでなくとも知られる暮れの風物詩は、主にファン投票で上位に選ばれた
スターホースたちが集うドリームレースで、まさに競馬界の紅白歌合戦の様な国民的祭典です。

今年は特別に枠順決定方法を変更し、出走馬の関係者が希望する枠順(馬番号)を選択していくという方式で、
その模様はBSTVで中継され、さらに国民の注目度があがりました。

また今年から、ファン投票1~3位の馬に2000万円、4~6位は1000万円、7~10位には500万円と、
(同年のGI3着以内か、平地重賞優勝馬であることが条件)出走するだけでもれなく「特別出走奨励金」が
交付されるということもあり、GI馬10頭と豪華メンバーがそろいました。

そんな豪華メンバーの中でファン投票で1位となった「ゴールドシップ」は2012年のこのレースを制し、
今年は上半期のドリームレースである宝塚記念を連覇。
10月の凱旋門賞14着からの参戦となるが、この人気がファンの期待を表すものと思われる。

ファン投票2位の「ジェンティルドンナ」は、3歳時に牝馬三冠を制した後もJCを連覇するなど
歴史的名牝であることは間違いないが、この秋の天皇賞(秋)2着、JC4着を経由し
このレースをもって引退する事を表明している。

ファン投票5位の「ジャスタウェイ」も、このレースで引退が決まっており、今年はドバイデューティフリーで
圧勝をしたことをきっかけにロンジンワールドベストレースホースランキングで1位の評価を受けている。
その世界での評価を受けた強さを国内で再び証明して最後を飾りたい。

ファン投票6位の「フェノーメノ」は、今年の天皇賞(春)で連覇を達成したが、
前々走の天皇賞(秋)では春秋の連覇も狙ったが14着と敗れ、その後のJCでも8着と敗れている。
しかしさらに距離が延びるこのレースでは、本来の実力を存分に発揮することが予想される。

ファン投票7位は今年の日本ダービー馬「ワンアンドオンリー」で、前々走の菊花賞では9着、
前走のJCでは7着と初の古馬との対戦に苦渋を飲んできたが、父は2005年の優勝馬ハーツクライでもあり
ダービー馬としてのプライドも黙ってはいないだろう。

ファン投票8位は前走のJCで「エピファネイア」が菊花賞につづきGI2勝目を手中に納めた。
鞍上のC.スミヨン騎手の剛腕によりるお見事過ぎる圧勝劇だったのでその反動が心配されるも、
勢いをもって本格的に開花したと認めさせる一戦となるだろう。

今春のヴィクトリアマイルで連覇を達成した「ヴィルシーナ」や、
3歳時に、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制覇した「メイショウマンボ」、
前走のエリザベス女王杯でGI馬となった「ラキシス」などの牝馬たちも無視できない存在。

昨年のマイルチャンピオンシップでGI初制覇をした「トーセンラー」も引退レースで有終の美をかざりたい。

その他、ここ2年連続で連対馬を輩出して払い戻しの配当金を高めている前走金鯱賞組から
今年もそこで1着だった「ラストインパクト」が参戦するのは不気味な存在。

昨年2着だった「ウインバリアシオン」は3歳時に日本ダービー2着、菊花賞2着の実績を残している実績の持ち主。

昨年のJCで2着に好走した「デニムアンドルビー」なども初のGI制覇を虎視眈々と狙う。

「トゥザワールド」は古馬と初対戦になるが、全兄トゥザグローリーも3歳時に3着にきただけに
距離短縮と得意コースで巻き返しを図れる計算はたつ。

昨年は引退レースとなったオルフェーヴルが後続に8馬身差の圧倒的な強さを見せつけましたが、
今年もこれがラストランとなる者が多数出走。
はたして2014年午年、JRA60周年の年を締めくくるのは誰か?!

過去10年の連対馬20頭の傾向によって馬券の検討をします。

1番人気は9頭と堅実、10番人気以下は2頭のみ。
最低人気は14番人気。
単勝50倍以上は2頭のみ。
3歳馬は春のクラシックで優勝した実績を持つ者のみ6頭、4歳馬は8頭、
5歳馬は4頭、6歳馬は皆無、7歳以上は2頭。
牝馬は牡馬相手の重賞で連対実績があり、GI3勝以上の実績のある4頭。
関東馬は2頭のみ。
全馬芝2000m以上の重賞勝利実績ありで、重賞2勝以上は16頭。
GI連対実績あり17頭。
同年のGI連対か、GII勝利実績あり19頭。
中山芝の重賞に出走経験あり16頭。
前走、全馬芝2000m以上の重賞組で、GI組が18頭と優秀。
前走、GI組で最多はジャパンC組が7頭、天皇賞(秋)組が3頭、菊花賞組が3頭、
エリザベス女王杯組が2頭、凱旋門賞組が2頭。
前走、GII組は金鯱賞3着以内のみが2頭、GIII組は皆無。
前走、そこで10番人気以下は1頭のみ、2番人気以内は10頭と優秀。
前走、3着以内が5頭と優秀。
前走から中2週以内は金鯱賞組の2頭のみ、半年以上は皆無。
社台グループの牧場の生産馬17頭。

もちろん今週も傾向予想が主ですが、このレースはやっぱり応援したい馬を買うのが一番かな。
◎13 エピファネイア 
○15 ジャスタウェイ 
▲14 ゴールドシップ 
△10 フェノーメノ 

馬連BOX 10・13・14・15 200円!
3連複BOX 10・13・14・15 200円!
計1,600円。


先週の「朝日杯フューチュリティステークス」は、その前の週の
「阪神ジュベナイルフィリーズ」の反省を活かし、唯一のディープインパクト産駒
ダノンプラチナに○をつけ、みごと2歳王者の頂点に立ってくれましたが、
2着の14番人気アルマワイオリまでは手が伸びなかった・・・

それにしても勝ち馬が2週連続同じ産駒で、今年から2週連続で
2歳GIを同会場&同距離にしたのはちょっと疑問が残る結果でした。

【2014年、現在の回収率】
63,400円投資/45,570円払戻し。
現在の回収率=71.9%

それでは皆さま、よい有馬記念を~