先週の8/23(土)は、家族で今季初の「アルビレックス新潟」ホーム戦に観戦に行きました!
次男は初めての「ビッグスワン」・・・って新潟に来ること自体初めてなんですけどね。
そんな次男のホームデビュー戦はぜひ勝利で飾りたいですねぇ。
そんな次男のホームデビュー戦はぜひ勝利で飾りたいですねぇ。
ただ、昨年の秋に埼玉に引っ越してから関東地区のアウェイでのアルビの試合は何度か参戦していますが、
今季は未だ勝利のバンザイ五唱が出来ていません。
今季は未だ勝利のバンザイ五唱が出来ていません。
今節、第21節の相手は、今季J1リーグに昇格してその壁を感じていると思われる
リーグ最下位18位の「徳島ヴォルティス」だけに今度こそはと思っていましたが・・・
リーグ最下位18位の「徳島ヴォルティス」だけに今度こそはと思っていましたが・・・

新潟に住んでいる時に通っていたスタジアムにはほとんど試合開始直前に来ていましたが、
何時間も前に会場入りしてのんびりとEゲート前のイベントを堪能したのも初めてかも。
さっそく出迎えてくれたのは、新潟のゆるキャラ「レルヒさん」と「ブリカツくん」。
何をしているのかと見ていたら、なんとアルビの選手たちも踊っていた事で話題になった
「HAPPY」の映像を、今回はアルビのサポーターで作ろうというサポーター有志の企画に
この2キャラも参加。
「HAPPY」の映像を、今回はアルビのサポーターで作ろうというサポーター有志の企画に
この2キャラも参加。
せっかくだからボクら家族も映像に参加したいなぁ・・・なんて思ったけど、
あれって一部だけ撮影するのではなく、ほぼフルで踊って編集でつないでいたんですね。
あれって一部だけ撮影するのではなく、ほぼフルで踊って編集でつないでいたんですね。
子ども2人を連れてそこまでの体力とネタも無いので、遠くから見ているだけ。
こういった企画、サポーターも団結するし、楽しくて大好きですよ♪
こういった企画、サポーターも団結するし、楽しくて大好きですよ♪

さらに、スタジアムグルメも味わっちゃいました。
この日は相手が徳島ということで、「四国うどん」が特別販売。
香川県の讃岐うどんに、愛媛県宇和島産のじゃこ天、そして徳島産のすだちを入れた四国ご当地グルメ。
香川県の讃岐うどんに、愛媛県宇和島産のじゃこ天、そして徳島産のすだちを入れた四国ご当地グルメ。
やっぱり、新潟の人はこういった県外のグルメの方が魅力みたいで、
この屋台にはかなりの行列ができていましたよ。
この屋台にはかなりの行列ができていましたよ。
相方もこの「四国うどん」を食べましたが、ボクは久しぶりの新潟なもんで、
新潟ご当地グルメの「イタリアン」に「もち豚の串焼き」、
それから新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」の新潟づくしでお腹を満たしました~♪
新潟ご当地グルメの「イタリアン」に「もち豚の串焼き」、
それから新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」の新潟づくしでお腹を満たしました~♪

時間が経つにつれて、Eゲート前にもオレンジの人々が増え始めています。
特にそこに設置された小さなプロレスリングの周りには続々と人だかりが!
この日その特設リングではアルビの試合前に、2011年に旗揚げされたご当地プロレス団体
「新潟プロレス」のプロレスラーによる熱いファイトが2試合繰り広げられるんです。
「新潟プロレス」のプロレスラーによる熱いファイトが2試合繰り広げられるんです。
その第1試合目は王者、保坂秀樹に挑戦する「スーパーササダンゴ・マシン」(略してSSM)の一戦。
ボクはあまり格闘技には詳しくありませんが、この挑戦者のSSMはなかなかの人気者で
その名はもう全国区になっているんだとか。
その名はもう全国区になっているんだとか。
試合前に相手の力を分析し、勝つまでの過程をプレゼンテーションする知能派レスラー。
かと言って、その分析通り事が進まないのが面白い。
そんな前情報を友人から聞いていたんです。
そんな前情報を友人から聞いていたんです。

試合前には、対戦相手にSSMの得意技「垂直落下式リーマンショック」を
3発浴びせれば勝てるという分析を披露していました。
ただし、その勝利の前に今話題となっている「ALSアイスバケツチャレンジ」の
使命を受けたので、氷の入った水バケツを被ってから3発目を決めるとの事。
使命を受けたので、氷の入った水バケツを被ってから3発目を決めるとの事。
試合は盛り上がる中、SSMの分析通り2発の得意技が決まり、アイスバケツチャレンジへ!
しかし、その氷水のあまりの冷たさにSSMの動きが止まり、
その隙にチャンピオンの反撃を喰らい、カウントをとられてしまうという結末。
その隙にチャンピオンの反撃を喰らい、カウントをとられてしまうという結末。
なかなかベタな構成に、会場も初めてプロレスを見る長男も大盛り上がり!
いやぁ~、面白かったなぁ~♪
いやぁ~、面白かったなぁ~♪
アルビの試合に向けていい弾みとなった・・・はずでした。

第2試合には謎のマスクマン「マスクド・アルビレックス」が初見参ということでしたが、
もう開門したうえに次なるイベントがスタジアム内で行われるので急いで入場。
我が家のいつもの指定席、Nの2層目を陣取りました。
そして始まったイベントは、ご当地アイドルの「Negicco」がアルビのゴール裏でのミニライブ。
歌ったのは今季発売されたアルビのサポーターズCD「Alegria」で「Negicco」が歌っている
我がアルビの主戦GKのチャント「さあいけ守護神・守田!!」です。
我がアルビの主戦GKのチャント「さあいけ守護神・守田!!」です。
久しぶりに新潟を訪れて、「Negicco」まで見られてお得な気分♪
この守田のチャントは盛り上がりますよねぇ~
スタジアムの雰囲気も勝利に向けていい感じにあったまってきました・・・はずでした。
スタジアムの雰囲気も勝利に向けていい感じにあったまってきました・・・はずでした。

この日は、背中のユニフォームスポンサーである「コメリ」さまのサンクスデー。
入場門ではオレンジシートやオリジナルステッカーが配られ、熱い応援映像も流れましたが、
「コメリサンクスデー」と言えば社長の音頭で始まりスタンド全員で唱和する「エイエイオー!」。
「コメリサンクスデー」と言えば社長の音頭で始まりスタンド全員で唱和する「エイエイオー!」。
最初はダサくて気恥しかったですが、今ではもうすっかり定番。
今では欠かせない儀式になってきていて、ボクらサポーターのボルテージも
勝利に向けて最高潮となってきた・・・はずでした。
今では欠かせない儀式になってきていて、ボクらサポーターのボルテージも
勝利に向けて最高潮となってきた・・・はずでした。

現在のアルビはブラジルW杯の中断明けのリーグ戦は2勝4敗、
得点はたったの3得点と決して優秀とは言えない数字。
その上、3日前に行われた天皇杯ではJ2に所属する「V・ファーレン長崎」に
ここホームにて1-2とまたもや3回戦で敗退し、激しいブーイングを浴びせられていました。
ここホームにて1-2とまたもや3回戦で敗退し、激しいブーイングを浴びせられていました。
これも、中断期間中の調整がうまくいかなかった事に加え、昨年のJ1リーグ得点リーグ2位を記録した
川又堅碁選手の名古屋グランパスへの移籍。
さらには2012年のJ2降格の危機を救ってくれた坪内秀介選手のジュビロ磐田への移籍。
川又堅碁選手の名古屋グランパスへの移籍。
さらには2012年のJ2降格の危機を救ってくれた坪内秀介選手のジュビロ磐田への移籍。
さらにはアルビに15年間在籍し、J1昇格の瞬間を唯一知る選手であった
チームの精神的支柱、本間勲選手がに栃木SCに期限付き移籍した影響も大きいと感じます。
チームの精神的支柱、本間勲選手がに栃木SCに期限付き移籍した影響も大きいと感じます。

この嫌な雰囲気を払拭させるにはやはり勝利しかありません!
リーグ戦では前節、大宮アルディージャに勝利し今季初の連勝がかかっていますし、
ホームではセレッソ大阪戦から2連勝。
ホームではセレッソ大阪戦から2連勝。
今季は徳島相手にヤマザキナビスコ杯の予選で1-3、リーグ戦では1-2アウェイに乗り込みいずれも勝利。
下位チームに優しさを見せてしまう傾向のアルビですが、
ここだけはホーム3連勝しなければならないといけない大事な一戦だと思われます。
ここだけはホーム3連勝しなければならないといけない大事な一戦だと思われます。
って言うか、負けたたらマジでこの雰囲気はマズいッス!
さて、久しぶりのホーム。
24,903人の中に我が家族4人が加わり19:04にキックオフ!
24,903人の中に我が家族4人が加わり19:04にキックオフ!
懐かしい感じも無く、その名の通りいつもの家に帰って来たという気持ちになっていますが、
きっと少し見なかった間に成長した姿をきっと見せてくれるはず・・・でした。
きっと少し見なかった間に成長した姿をきっと見せてくれるはず・・・でした。

しかし、ここからもう記憶から消してしまいたいほどの出来事が起こります。
始まってすぐに違和感を感じました。
なんだこれ? これがボクが愛してきたチームなのか?
っていうか何をしようとしているのか、選手の動きがバラバラで不可解???
っていうか何をしようとしているのか、選手の動きがバラバラで不可解???
そう思っているうちに、やはり相手もJ1チーム。
素人目から見てそうなのだから、付け入れられないはずがありません。
素人目から見てそうなのだから、付け入れられないはずがありません。
前半5分、アルビのゴール前まで攻め込んできた村松大輔選手から、
ペナルティエリア手前中央にいる高崎寛之選手がパスを受け、ゴール左隅にきっちりと入れられてしまいました。
ペナルティエリア手前中央にいる高崎寛之選手がパスを受け、ゴール左隅にきっちりと入れられてしまいました。
いとも簡単に入れられてしまった失点。
思いたくないけど予想できてしまった展開でした。
思いたくないけど予想できてしまった展開でした。

今季のアルビは昨年後季に絶好調だった前線からのハイプレスからのショートカウンターという
堅守速攻というサッカーを主に置かず、ポゼッションから相手を切り崩すサッカーに切り替えたと言いますが、
パスを回しているだけでまったく攻撃の機会を作れず。
あげくの果てには逆に徳島のプレスにパス制度を欠き、そこからカウンターを仕掛けられピンチを作り出す始末。
まるで徳島のサッカーの方がボクの知っているアルビのサッカーです。
まったくポゼッションになっていない攻め機をつくれないサッカーなんて見ていて面白くない・・・
だったら今までのサッカーに戻して欲しい。
だったら今までのサッカーに戻して欲しい。
そう思っていたら、アルビが得意だったカウンターのチャンスが何度か訪れました。
それなのにそれなのに「これぞアルビの得意とするところだ!!」と、鼻息を荒くしても
結局フィニッシュまで持っていけない・・・
結局フィニッシュまで持っていけない・・・
もう得意だったカウンターも出来なくなっていたんです。
なにをするにも連携できなくてプレイがバラバラ・・・

もうこうなったら、中断明け3得点の内2得点をし、FWスタメン起用なら確実に仕事をしてくれる
成岡に期待するしかない!
と思ったらなんと前半24分、松原がサイドからクロスを入れると、相手DFに当たってコースが変化。
ファーサイドの亜土夢が折り返したボールに成岡が反応しシュート!
ファーサイドの亜土夢が折り返したボールに成岡が反応しシュート!
再びクリアされるも、身体ごと成岡が相手ゴールに押し込み同点弾に!
成岡、今季チーム最多得点タイの3ゴール目!
成岡のゴールはラッキーゴールに見られがちですが、このこぼれ球への反応は、
相手やボールの動きが予測できる培われてきた経験と、鍛えられたボディバランス、
そして、なんとしても得点をとろうという精神力だからこそもぎ取れる得点だと思います。
成岡のゴールはラッキーゴールに見られがちですが、このこぼれ球への反応は、
相手やボールの動きが予測できる培われてきた経験と、鍛えられたボディバランス、
そして、なんとしても得点をとろうという精神力だからこそもぎ取れる得点だと思います。
よし、これからだ! ここから逆転へというシナリオスタートだ!
と、思ったのになんとその得点源である成岡が前半29分にケガのためピッチを去る事に・・・
ん~なんていう不運。
ん~なんていう不運。

でも代わって入ったのはU-21日本代表、アジア競技大会メンバーに選出された鈴木武蔵だ!
武蔵はナビスコ杯で徳島相手にハットトリックしているし、徳島キラーかも!
・・・と思ったのもつかの間、前半38分にサイドから衛藤選手にクロスを入れられ、
ペナルティエリア内アドリアーノ選手に競り負けて、
ボールがなぜかノーマークの高崎選手に渡ると再びアルビのゴールに流し込まれてしまう・・・
ペナルティエリア内アドリアーノ選手に競り負けて、
ボールがなぜかノーマークの高崎選手に渡ると再びアルビのゴールに流し込まれてしまう・・・
これで「2-1」。
再び1点のビハインドで不安ばかりがつのる前半が終了。
再び1点のビハインドで不安ばかりがつのる前半が終了。

後半にはナゼか毎回スタメンになる、今季1得点しかしていないFWのヒデに交代して
期待の大型FW指宿洋史。
そして、後半28分には田中亜土夢から田中達也へ代えて3-4-3のスリートップにして当然逆転を狙いましたが、
逆に守備の人数の足りないところを突かれ後手に回る展開に。
逆に守備の人数の足りないところを突かれ後手に回る展開に。
その影響でなんと、後半42分にチームキャプテンである健太郎が2枚目のイエローカードをもらい退場。
後半にはアルビの流れになって得点できそうな雰囲気もあった事はあったのですが、
相手のDFが低い位置に構え、連動したプレスとパスカットでミスを誘発させられ、
決定機と呼べるほどのシーンはまったく作れていません。
相手のDFが低い位置に構え、連動したプレスとパスカットでミスを誘発させられ、
決定機と呼べるほどのシーンはまったく作れていません。
結局「1-2」で敗戦。 徳島に今季3勝目をプレゼントです。

いったいどっちがリーグ最下位なのかわからなくなるほど、徳島の方が上手でした。
っていうか、アルビってこんなチームでしたっけ?
よく今までは、内容は良かったんだけど決定力が・・・とか、
結果がついてこなかったけど負けた気がしない・・・とか、負けたなりにも感じるものがあったチームでしたが、
正直言ってなんだか魅力の無いチームになってしまいました。
結果がついてこなかったけど負けた気がしない・・・とか、負けたなりにも感じるものがあったチームでしたが、
正直言ってなんだか魅力の無いチームになってしまいました。
ミスが多くて下手クソ、連携バラバラで不明確、戦術どうこうでもなく、気力が無い、覇気が感じられない、
・・・そんな言葉じゃない。
・・・そんな言葉じゃない。
何が原因でそう思うのかはよくわかりませんが、とにかくワクワクしませんでした。
なんだか2012年の残留争いしていた時よりもヤバい空気を感じます。
あの時は結果が出ないなりにみんなが必至でしたから。
あの時は結果が出ないなりにみんなが必至でしたから。
でも、久しぶりのホーム。
この90分間ただ単に時間が流れてしまっただけの様に感じてしまいました。
この90分間ただ単に時間が流れてしまっただけの様に感じてしまいました。
当然、先日の天皇杯同様激しいブーイングですよ。

次男初の、そしてボクも名称が変わって初の「デンカビッグスワンスタジアム」。
最下位のチームに負けたという結果よりも、ここホームにはボクらが10年以上も一緒に過ごしてきた
家族の元気な姿に会う事が出来なかった事がなによりもショックです。
家族の元気な姿に会う事が出来なかった事がなによりもショックです。
次節のアルビは8/30(土)にアウェイの「万博記念競技場」で行われるJ1第22節、
今季のホーム開幕戦の相手で苦渋をのまされた相手「ガンバ大阪」。
今季のホーム開幕戦の相手で苦渋をのまされた相手「ガンバ大阪」。
守備の要の健太郎や、チームの主軸レオシルバも累積で不在だし、期待の得点源、成岡のケガも不安。
しかしもう、タイトルとかACLとか残留とか言いません。
一刻も早くボクらが愛してきた「アルビレックス新潟」の本来の姿を取り戻してください。
一刻も早くボクらが愛してきた「アルビレックス新潟」の本来の姿を取り戻してください。
それまでひたすら待ち続けるしかありません。
アイシテルニイガタ、と胸を張って言える様に・・・
アイシテルニイガタ、と胸を張って言える様に・・・

今回の一番楽しかった思い出は「スーパーササダンゴ・マシン」でした。