さいたま「清河寺温泉」 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

温泉王国の新潟から埼玉県に移り住み、温泉好きの我が家は
「もうこれまでの様に気軽に日帰り温泉に行けないかも・・・」と思っていたのですが、

わりと近所、さいたま市西区に 野天湯元湯快爽快「湯けむり横丁」おおみやという
日帰り温泉施設があることを発見!

大晦日に温泉好きの息子と堪能してきちゃいましたが、実は同じ西区にもう一軒
日帰り温泉施設を見つけていたんです!

我が家の済むお隣の区、西区ってもしかして温泉王国?

それは1360年開創でその地名にもなっている「清河寺」のお膝元にある、さいたま「清河寺温泉」です。

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お正月休みに初めて我が家に泊まりにきた友人と息子との3人でさっそく行ってみましたよ。

その友人は毎年夏に新潟に遊びに来てくれた20年近くつきあいのある 「師匠」

もう息子も「師匠」になついているので、お風呂でもある程度「師匠」に息子を任せて
久しぶりにボクもゆっくりと温泉に浸かっちゃおう作戦~♪

「清河寺温泉」の最寄りの駅はJR川越線「西大宮駅」で北口から徒歩18分とそれほどアクセスが良くなく、
JR「大宮駅」からだと15分ぐらいなので車で行くのがおススメ。

パチンコ店と共有の駐車場はメチャクチャ広く、駐車には困らないとは思いますが、
あまり奥の方に止めると帰りに湯ざめしちゃいそうですよ。

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日本庭園にある茶屋の様な玄関を入ると、左手側には鍵付きの下駄箱が。

その鍵は自分で保管しておかなければならないのでなくさない様にしなきゃ。

「入浴料」は平日、大人700円、小人は3歳から11歳まで350円。

手ぶらで行っても、「レンタルフェイスタオル」が80円、「レンタルバスタオル」は100円、
「レンタル館内着」が300円で気軽に借りられます。

150円で売られている「清河寺温泉オリジナルフェイスタオル」をお土産に買ってもいいかもね。

あぁ~あ、それにしても最近息子も入浴料がかかるようになってきたなぁ・・・

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でも入浴料を券売機で買う前に、会員手続きをしましょう!

暮れに行った「湯けむり横丁」でも、近所でリピートするだろうということですぐ入会したのですが、
ここ「清河寺温泉」でも100円の入会料で何かとお得な永久会員になれるんです。

しかも「湯けむり横丁」では入浴料が会員割引にならなかたったのに、
ここでは会員カードを券売機に挿入してから買えば、入浴料は大人も子供も50円引きに!

3人分の入浴料で早くも150円引いてもらって早くも元をとれました♪

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また、ここにはお風呂以外にも有料のリフレッシュ施設として、
ボディケアや足ツボマッサージなどが出来る、癒処「ほぐし屋」、
アカスリ&エステの「Luna」(ルナ)、クイックバーバーの「髪剪處」もあり、
それらにも会員割引がありますよ。

これまで、マッサージやエステなどはよく見ましたが、
最近の温泉施設には低料金&ハイスピードの床屋があったりするんですね。

カットだけしてもらい、すぐに自分でシャンプーが出来るのでいいかも♪

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その他、無料の休憩スペース「湯やすみ処」や、仮眠がとれる「うたたね処」、
「お食事処 竹膳」など、湯あがり後にのんびりとくつろげる施設がちゃんとあります。

また「キッズスペース」もあるのですが、ベビーベッドもあり対象の子どもが割と赤ちゃん向け。

実はここの施設も、オムツを履いているお客さんは入浴禁止なんですよ。

きっと赤ちゃん連れの家族で来た場合、夫婦のどちらかは赤ちゃんとここで待っていて
順番に入浴してください・・・という意味なんだろうなぁ。

だからすぐ近くにコイン式の「マッサージ器」があるのでしょう。

オムツを卒業した息子はギリギリセーフですが、次男が生まれたら来にくくなるのが残念です・・・

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クネクネした長い廊下を渡って行くと、いよいよ脱衣所へ。

『入浴がお済みの方はロッカーを空けてくださ~い』と係の人が声をかけているほど、
お正月だからか?脱衣所は混みまくっていましたが、
その係の人が空いているロッカーを案内してくれました。

ロッカーは100円返却式のちょっと面倒なヤツ。

備品は、綿棒、ドライヤー、体重計、ドリンクや歯磨きセット&髭そりなどの自販機等がありました。

混雑した中でなんとか先に息子の服を脱がせて「師匠」と二人で風呂場に行ってもらい
ボクはゆっくりと服を脱ぎ、ロッカーに鍵をしてあとから追いかけましたよ。

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混雑している割に内風呂は広く、浴槽も様々あるので芋洗い状態にはなっていなかったのが幸い。

まず掛け湯をして2人を探したところ、すでに「師匠」は息子を洗っていてくれました。
「師匠」と交代し息子を見ながら自分をあらいます。

洗い場も仕切りは無いですが、30席弱と待ちも無いほど多く
ボディーシャンプー、ジャンプー、リンス、かかと刷りが置かれていました。

息子は近くで頭を洗う「師匠」に、自分を洗ってくれたお礼に『どうぞ』と
次から次へとシャンプーを頭につけに行ってあげ、いつまで経っても泡が流れない「師匠」。

さらに息子は、かかと刷りを持って「師匠」の身体をゴシゴシ。

息子の無邪気ないたずらに怒るにも怒れずやられるがままの「師匠」の身体は
かなりキレイになったことでしょう。

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内風呂にはほんのり木の香りが漂う「檜湯」があり、ここのお湯は
源泉を加温&循環&ろ過&塩素消毒していますが、昨年11月から人工的に「高濃度炭酸温泉」にしたそうで、
まるでサイダーのお風呂に入っているかの様。

また、井水を加温して循環している「白湯」には、リラクゼーションバス、ジェットバス、座マッサージ、
シェイプアップバス、スーパージェットバスの5つが楽しめる「アトラクションバス」が。
ここは日によって入浴剤入りの日替わり薬湯となるそうですよ。

その他、汗を流した「高温サウナ」後にも、井水が究極に冷たい「水風呂」もあります。

さらに「アカスリ室」は内風呂から直結なのもうれしいですね。

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さあ、お次は息子も楽しみにしている露天風呂にGOです!

住宅街にあるので眺望が素晴らしいとはいきませんが、竹林が立派でいい雰囲気の庭園です。

その竹林をゆったりと寝ながら眺められる「寝湯」や「寝ころび湯」は
加温した源泉が流れています。

源泉を約42℃に加温して掛け流しをしている「源泉あつ湯」はオススメですが、
息子にはちょっと熱すぎた様で、40℃位のその隣、東屋つきの「源泉岩風呂」が気に入った様です。

また、加熱した源泉を一人占めできる狭い「つぼ湯」に、
息子と「師匠」と3人で肌を触れ合いながら入っちゃいました・・・

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これまで『源泉加熱』と謳ってきましたが、ここの源泉はどんなものかと言いますと、
源泉名は「清河寺温泉」。

泉質は「ナトリウム-塩化物温泉」とそれほど珍しくはないのですが、
湯色は茶褐色の透明色で、金属臭にやや塩味、微炭酸性でとろみもあり、
少々茶色い浮遊物があるというボク好みの濃い温泉です。

そしてその源泉そのまんまに堪能できる露店風呂「生源泉湯」がここにはあるんです。

源泉温度38.3℃なのでちょっとぬる目ですが、
地下約1500mから湧出したそのまんまのお湯を楽しめるっていうのは贅沢気分ですよねぇ。

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埼玉の、しかもこんな近所でここまで極上なお湯が味わえるなんて
期待していなかっただけにうれし過ぎです♪

話しによると1999年に掘削して源泉を開発し、2003年には現在とは違うパチンコ店の横に
仮設浴場「清河寺温泉いずみの湯」として無料開放していたんだそうですよ。

当時、入浴するにはパチンコ屋に入ってレジで入浴したいと告げ、
鍵を貸してもらえ、1回50分間限定の貸し切り状態で入浴できたんだそうです。

その良質のお湯から、早く施設化することを多くの温泉ファンから望まれ、
満を持して2006年の2/2に、さいたま「清河寺温泉」として正式オープン。

埼玉の温泉ファン待望の日帰り温泉施設だったという事ですね。

お正月というだけでなく、これだけ混雑するほど人気なのもわかる気がします。

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脱衣所でウロチョロしたがる息子をおさえて着替えさすのはいつも困難で、
これだけ混雑していると余計に大変です。

置いてある体重計に興味を待たせ、遊ばせている隙に着替えさせるっていうのはボクがいつもやる常套手段で、
今回もその手を使って着替えさせていたのですが、
そのちょっとの間もガマンできない客がいて、『おい!邪魔だぞ!』と言われてしまいました。

いったいどれだけ急いで体重をはかりたいんだ?

なんだか最後にはちょっと「イラッ」っとしてしまいましたが、
人が集まる所には色んな人もいるってことで、この身体もよくあったまり肌もスベスベ感がある
お湯に巡り合えただけでも幸せです♪

新春、近所の温泉で男3人裸の付き合いからスタートしました。

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※泉質、施設、アメニティ、料金、アクセス、雰囲気、清潔度、混み具合、
その日の気分、体調などなど、ボクの独断と偏見とわがままで付ける、★5点満点の温泉「お好み度」。

・・・お好み度★★★★☆

近所でこんなに極上の温泉が、なかなか充実した施設で味わえ、
さらに会員になるとすぐにお得になれてリーズナブル。

なので5つ★をつけてもいいぐらいですが、埼玉の温泉の基準もまだわからないし、
この混雑度と嫌な客に会った事、それに今後困るオムツNGなので、4つ★ってところで。

さいたま「清河寺温泉」
埼玉県さいたま市西区大字清河寺683-4
電話:048-625-7373
料金:平日-大人700円、小人350円/土・日・祝-大人800円、小人400円
営業:平日/10:00~深夜1:00、土・日・祝/9:00~深夜1:00(受付は閉館30分前まで)