J1第25節「大宮アルディージャ」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

灼熱の夏がまた戻ってきたと思わせるも、田んぼが黄金に輝く季節となった9/14(土)は、
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第25節「アルビレックス新潟 vs 大宮アルディージャ」に家族で参戦してきました!

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この日、「ビッグスワン」はダブルヘッダー。

15:30からはプレナスなでしこリーグ第11節の
「アルビレックス新潟レディース vs 日テレ・ベレーザ」も行なわれました。

結果は「1-3」でアルビLが勝つことは出来ませんでしたが、
そのオレンジの熱い闘志を引き継いで夜はトップチームの戦いです。

また、それまでこの日はユニフォームの背中のスポンサーである
「コメリ」さまのサンクスデーとして様々なイベントが行われていて、
試合直前のカナール水上ステージでは元日本代表の「水沼貴史」のトークショーがありました。

それから、コメリさまプレゼンツの応援映像はかっこ良かったけど、
コメリさまの社長がサポーターのみんなを立たせての『エイ、エイ、オー!』はちょっと恥ずかしい・・・

これって勝ったら恒例になるんだろうなぁ。

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さて、アルビは9/7(土)にここで行なわれた天皇杯の第2回戦では「新潟経営大学」相手に
一時はリードを許したものの辛くも勝利。

ゴール裏からはその試合経過にブーイングも起こりましたが、
これでリーグから数えてホーム5連勝中です。

ホームで強いと言われたアルビがようやく帰ってきて、しかもその勢いは衰えていないと言えるでしょう。

それは、ピッチ上の選手だけでなく、サポーターも含めてスタジアムが全体が一丸となれているから。
この今のいい雰囲気に加速をつけて、アルビ自身の新記録となる
J1リーグでのホーム5連勝を打ち立てましょう!

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今節の相手は大宮。 「オレンジアルアルダービー」ですね。

大宮アルディージャサポーターの皆さま、ビッグスワンまでお越しいただきありがとうございます♪

大宮は今季始まりは昨シーズンの残留争いを切り抜けた勢いのままに連続21無敗とJ1記録を塗り替え、
首位を独走して驚きましたが、第16節から失速しチーム史上最低の8連敗を記録。

しかし、ベルデニックが解任されて小倉勉監督が就任し、
前節、ホームに首位の横浜F・マリノスを迎えた一戦で勝利して連敗をストップさせました。

大宮もやっと手に入れたこの切っ掛けを次につなげたいと、必死になって戦いにくると思われます。

ズラタン選手やノヴァコヴィッチ選手がそろった事もありますが、
いまだアルビサポからも拍手で迎えられるチョヨンチョル選手も含めた3トップはかなり驚異。

ちなみに勝利した前節からベンチの元アルビの守護神だった北野GKはブーイング・・・

大宮との相性は通算成績「15勝14分15敗」とドローゲームが多いまったくの五分五分。
今季、ボクも参戦した第3節でも「1-1」のドローでした。

ここはしっかりとどっちが真のオレンジか白黒つけたいところですね。

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それから私ごとですが、我が家は10月から転勤によってさいたま市に移り住む事となりました・・・

新居はなんと、大宮アルディージャのホームである「NACK5スタジアム」のすぐ近く。
何の因果か? 我が家が新潟県民として参戦出来るホームはこの大宮戦が最後なんです。

このビッグスワンに通い始めて14年。

もう200回以上もここでサッカーを見てきました。

そのほとんどはアルビのサポーターとして。
そう言えばこの場所でJ1昇格を決めた2003年の11/23の相手も大宮戦でしたね。

まさにこのスタジアムはボクにとってホーム(家)みたいな場所。

そこにもうこれまでの様に通えなくなってしまうのは残念ですし、
この地でJ1チームのアルビがタイトルを掲げる姿を見られなかったのが心残りです。

だからせめて、このボクにとっての最終戦はバンザイをして旅立ちたい。

今季最多の入場者数33,378人の内のたった1人の特別な思いですが、
その思いにボクが新潟で日々注ぎこんだ思いに選手たちは必ず応えてくれると信じています。

ボクの新潟での最後の1ページを綴る90分間が19:03に始まりました。

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今節のアルビのスタメンに達也の名が無いのは今季リーグ戦初だけど、
先日の天皇杯でスタメンだったヒデを起用した直後だけに、ヒデが達也以上に調子いいからそうで、

また、これまでもずっと達也の縦への早さを試合終了間際の時間に見てみたいと思っていたので、
スタメンから長い時間ピッチにいれるヒデと、試合の展開が荒くなってきた時間帯の達也に
とっても期待膨らむメンバーです。

お互い序盤は中盤でのボールの奪い合いでなかなかシュートシーンは作れず、
そんな中でもややアルビの方が相手ゴール付近で仕事が出来ている気がしますよ。

それは中盤では神がかっているレオのボールハントがあり、
そしてまだヒヤヒヤするミスはあるけれど、川口の積極的な攻撃参加はチームに
流れを少しずつ引き寄せている感じがします。

ただ、相手も必死なところでの限界ギリギリのプレイが余儀なくされ、
前半31分から、キムジンスや川口、成岡が接触プレイ等で
立て続けにピッチに倒れ込んでしまった時にはスゴい心配しましたよ。

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もちろん選手の容態も心配でしたが、もしここで引き下がったら
誰が代わりのサイドをやるんだろう?という不安もありましたよ。

でも、なんとかみんな立ち上がってくれて良かったです。

ただ、倒れた選手がいる中でなかなか試合を止めない審判や大宮の選手にブーイングがつづきましたが、
あまりキレいなブーイングではない気がしましたよ・・・

ボク的には逆の立場の時、自分たちが攻撃をしている最中にすぐ止められるのは嫌だったりするもんで。

そうしているうちに前半はスコアレスドロー。
しかもシュート数はアルビ「4本」で大宮は「0本」。
ん~どうしてもこのカードはいつも均衡した試合になるなぁ・・・

先発のヒデにも堅碁にも少ないチャンスはあったにも関わらずそこで決められなかったのは痛い。
でも相手にシュートさせなかったのはいいですね。

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後半になるとアルビは一気に流れを引き寄せたかのような怒涛の攻撃。

後半4分に堅碁のヘディングシュートから始まり、9分にはCKからの左足、
それに続き14分にジンスのシュート、19分には成岡がチャンスを作る。

そういった流れに加速をつけるために、柳下監督は後半20分に成岡をさげホージェルを投入。
ホージェルはまだまだボールを持ちすぎて取られるシーンもあるし、
味方との連係も全然だけど、このスタジアムをヒートアップさせるには充分な選手。

そしてついに後半26分、柳下監督は切り札「ワンダーボーイ田中達也」をきる!

するとその3分後、期待通りホージェルのドリブル突破は阻止されましたが、
それを達也がつなぎ、ワンタッチで落としたところに走り込んだのは
我らの「アストロボーイ田中亜土夢」だぁ!!

亜土夢が左足を振り抜くと、ボールはゴール右隅に突き刺さる。

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GOOOOOAL!

拳を前に出しスライディング! 今季初の「鉄腕アトム」パフォーマンスだぁ!!

ヤッタァ! 前半から散々亜土夢はミドルシュートを放ってきたけど、
その時から絶対に決めてくれるという予感はしていたよ~

っていうか、入団当時にはあの細くて小さかったあの亜土夢が、
昨年異常なほどムキムキになって動きがニブくなった気がしたけど、
今季、その肉体が磨き上げられ、まさに10万馬力の鉄腕ならぬ「鉄足アトム」になった。

なんだか、涙が出るほどうれしいッス・・・

ボクのユニフォームに唯一あるサインが「32番」の亜土夢のみ。

亜土夢には新潟出身者として今後の「ミスターアルビレックス」を背負っていって欲しい。

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この後も追加点をとれそうなほど流れは完全にアルビに向き、
コメリさまのサンクスデーなのに後半43分に武蔵が入った時の
「ムサシコール」でもうオレンジ一色に染まるビッグスワンはまるで
金色に輝く稲穂の絨毯のようでした。

試合終了のホイッスルはボクが新潟県民として最後のホーム戦が終わること表します。

でもこの「1-0」という結果は、7試合ぶりの無失点試合、そしてチーム記録のホーム5連勝。

さみしさなんてありません。
もうこの勝利にただただ酔っています。

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昔は1層目のゴール裏で飛び跳ねていましたが、親しかった人達がだんだんと家庭を持っていなくなり、
ボクもそのうち体力の減少も理由に今の相方とゴール裏の2層目に移っていきました。

また、相方が身重になってからはまたボク一人で参戦することになったのですが、
試合終了後には、スカパー!を見ている相方に「ボクはここにいるよ」というメッセージとして、
マフラータオルを欠かさず垂らしていたんですよ。

今でも一人で来た時はもちろん、家族と一緒に来た時でもそれをつづけています。

もし、試合終了後のNの2層目の写真を撮ったことのある方は、真ん中辺りを見てみてください。
それがボクです。
今回、入場門で配られたステッカーにもコメリさまの看板のところにボクのマフラータオルが写っています。

もう、次の試合からはそれは毎試合垂れることはありませんが、
たまにそれを見かけたら、ボクが新潟に帰ってきて参戦しているんだと思ってください。

ボクがアルビの試合を初めて見た時から13年間、ずっといい時間を過ごせてきたのは
こんなにも素晴らしいサポーターたちに囲まれていたからです。

ありがとう、アルビレックス新潟。 ありがとう、新潟。

バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

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さて、次のアルビレックス新潟は9/21(土)、アウェイの「エディオンスタジアム広島」で行なわれる
Jリーグ第26節、「サンフレッチェ広島」との対戦があります。

広島は言うまでも無く昨年のリーグチャンピオンです。

広島とは今季の第2節で戦い、生まれ変わったかもと期待で迎えたホーム開幕戦を「1-2」で敗戦。

この時、アルビはシーズン始まりを2連敗した唯一のチームで最下位になり、
ささやかな希望の光を消され、暗闇に落とされた気持ちとなってしまいました。

しかしそれから半年して、やっぱりアルビは生まれ変わったと確信。
その時の思いを精算するため、ここは必ずリベンジをしたい。

住む地は違ってもボクはアルビレックス新潟を応援します!

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アイシテルニイガタ!