雪国もほんのり桜色 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

4/7(日)、新潟地方気象台は鳥屋野潟公園にある桜の標本木が開花したと発表しました。
平年と比べて2日早く、昨年からは9日早い開花。

暗くて寒くて厳しいモノトーンの冬を越え、ようやくこの雪国もほんのり色づきましたよ♪

ってことで、先週末はお花見の予定で埋まり、土曜日にはこの冬にスキーに行った仕事関係のメンバーが
新潟市の江南区にある亀田駅の近くの「亀田公園」に集まりました。

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新潟市内には桜の名所が各所にありますが、今回なぜ「亀田公園」になったかと言いますと、
『お花見をしながらバーベキューをやりた~い』という希望があったんです。

だいたい新潟市内の桜が見られる公園は火器厳禁なところも多いのですが、
この約60本の桜が咲く「亀田公園」は、バーベキューコーナーに釜場が16基と充実!

しかもなんと、何の前手続きも無用なんですよ。

そんな貴重な公園だから、桜のシーズンだけでなく週末になると大人気。

ってことで万が一に備えて、若手2人が朝5時から場所取り開始をしたんです。

あまりにも早すぎるのでは?とも思いましたが、
すでに先客もいて8時頃には埋まってしまったんだとか・・・

そんな中、その日は用事があったためボクは相方の運転で夕方近くから参加。

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場所取り班以外も午前中から飲んでいるので、着いた時には寝ている人もいてまったりムード。

お酒も全て空けてしまったかな?とも思ったのですが、
よく見てみたら開けっぱなしで飲まれていない缶ビールや日本酒がたくさんありました。
典型的な酔っぱらいですねぇ~。

改めまして乾杯/☆ そしてこの春の訪れに乾杯~♪

ボクからの差し入れは、そろそろお酒も食事ももういい頃かなぁと思って
やっぱり花見と言えば『花より団子』。

ということで新潟名物の「笹だんご」を持って行ったら、
これがまた「ちょうど甘い物を食べたかった時」ということと、
「意外と名物でも最近食べてない」って事で想像以上に大好評でしたよ。

そしてうれしい事に遅れてきたボクの分の肉もとっておいてくれました。

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実はこの日をお花見の日としたのに、前日の金曜日まで日中でもとても寒く、
開花宣言後もたいして桜の花は開いてなかったんです。

しかも朝方までは雨が降っていて、屋根付きのバーベキューコーナーと言えども、
場所取りをしていた人はかなり寒かったということは、
ゴミ袋に捨ててあったホッカイロが語っていますよ。

午後からは日も出てお花見日和になりましたが、まさに桜の花もこの半日で開いたんだそうです。

ん~一番いい時間に来ちゃったなぁ・・・
場所取りもせず、買い出しもせず、ボクだけこんな楽に美味しい思いをしちゃっていいのかなぁ?

たいへん恐縮・・・そして感謝、感謝。

そしてボクが酔っぱらって桜色になっている間、
公園の遊具でずっと遊んでいて待っていてくれた相方と息子にも感謝です。

まあ、息子はお花見隊が撤収しても日が暮れるまで遊んでいましたけどね。

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この「亀田公園」は桜やバーベキュー以外にも、魅力的な子ども用遊具も充実しているし、
トイレはもちろん、展望台、池、遊歩道、東屋、野外ステージ、多目的広場、などなど・・・
1日いても飽きずに遊べる公園なので、また別の機会に遊びに来ようねぇ。
「亀田公園」

新潟市江南区亀田向陽4丁目1779-1
電話:025-382-4703(新潟市江南区建設課)









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そして次の日曜日は朝からあたたかく、
新潟市民が1年間で一番お花見に出かけたくなる日曜日となったのでないでしょうか。

そこで我が家は家族3人で新潟市内で一番多くの人が集まる
有名お花見スポットの「白山公園」に出かけましたよ。

今回、お酒は無し~。

頭の上を覆う160本の桜の他に、足元には芝生、水路や池、滝などがあり、
潤いの空間となっているここは、正確には「白山公園空中庭園」と呼ばれ、
新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」の敷地の一部となります。

夜になると木々もライトアップされるし、
みんなも待ちこがれた雪国の春に盛り上がってますねぇ~♪

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盛り上がっていると言えばちょうどこの日、お隣の「新潟市陸上競技場」では、
13時からプレナスなでしこリーグ2013ディビジョン1、
第4節「アルビレックス新潟レディース vs FC吉備国際大学Charme」と、

その後15時半から、高円宮杯U-18サッカーリーグ2013プリンスリーグ北信越、
第3節「アルビレックス新潟ユースvs新潟工業高校」が行なわれていて、
終始、その両チームの白熱する応援がこの辺一帯を包んでいましたよ。

どうやら、前日に行なわれたトップチームとは違い、アルビレディースは「2-1」とリーグ初勝利。

アルビユースは酒井高徳や宣福の弟、高聖などの活躍により「4-0」と完勝だったようです。
ちなみに酒井家の長男の高喜だけはなぜか柔道選手。

はぁ~、トップチームが満開になるのはいつだろうか?

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なんて思ってたら、息子が何かを見付けて急に走りだしましたよ。

『待て~待て~』と追いかけているのは「マンガの家」で見た 「マンガ・アニメのまち にいがた」を
PRするサポートキャラクター「花野古町」じゃないですか!?

ナゼかマンガのキャラが今月末「りゅーとぴあ」で行なわれる、クラシックコンサートイベント
「ラ・フォル・ジュルネ新潟2013」のPRをしていましたよ。

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このイベントはなかなか聴く機会のないクラシックコンサートを、
今年はモーツァルトをテーマとして、低料金のショートプログラムにして聴きやすく、
いくつもの会場で1日中繰り広げられてハシゴも出来る音楽祭なんです。

中には「0歳からのコンサート」というプログラムもあるので、
今度息子にもクラシックに親しんでもらおうかなぁ。

せっかくなのでその会場「りゅーとぴあ」の6階、「屋上庭園」にのぼってみました。

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信濃川やビッグスワン、遠くには五頭山麓が一望できますが、
眼下の桜色に染まる「白山公園」も見応えがありますねぇ~♪

出来ればライトアップされた夜景も見られればいいのですが、ここは日没後は閉まってしまいます。

さて、お次は400本近くのソメイヨシノが並ぶ「信濃川やすらぎ堤」の左岸に立ち寄り、
その後、この日のメインでもある「白山神社」に向かいましたよ。

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この時季、毎年4/12~18までは春の「白山まつり」が行なわれていて、
参道にはたくさんの出店が並んで賑わっています。

春の「白山まつり」には名前を記したろうそくを奉納して神様に祈る、
「百八灯祭」という300年以上続いている神事が行なわれるですよ。

一斉にろうそくの炎を灯す4/17の夜の情景はとても神秘的で、
ゆらゆらと揺れる影はろうそくに込めた思いを一つ一つ叶えていくがごとく、
そして天に浄化されて短くなっていくろうそくは煩悩、罪、災いを消すがごとく燃えていきます。

ちなみに名前を載せるろうそくの献灯料は一灯5,000円だそうですよ。

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神社には何度も来ているのでお参りの作法は一通り出来る息子ですが、
今回はまた違う事にチャレンジしてみます。

それは『プチはじめてのおつかい』。

新潟市のお祭りと言えば欠かせないのが、息子も大好き「ポッポ焼き」。

はたして息子は、「ポッポ焼き」の出店に並んで注文し、お金を渡してお釣りを受け取り、
見事商品をゲット出来るのか?

挑戦です!

当然ボクらは近くで見ていましたが、出店のオジちゃんと言えば
ボクら大人だってビビっちゃうのに、大丈夫かなぁ?

って言うか、逆に息子がちゃんと出来なかったら親が怒られないかドキドキです・・・

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しかし、息子はちゃんと自分の順番までジ~ッと並んで待って、
強面のオジちゃんに『15本ください』と・・・

それをオジちゃん聞きとれなくて『あ?』と聞き直されちゃいましたが、
息子はそれに臆せず、さらに『15本くださ~い!!』と大声で叫び、
1,000円札を差し出し、ちゃんと忘れずにお釣りをもらって「ポッポ焼き」をゲットできましたぁ!

おお!ヒヤヒヤしたけど、なんだかスゴい感動です~♪
きっとボクが2歳だった時よりもしっかりしとしているかもね。

まあでも、息子は大好きな「ポッポ焼き」を手にした瞬間その場で食べようとしていたので
そこは慌てて撤収しましたが・・・・

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毎年春はやってきて必ず出会える変わらぬ風景。

しかし、息子が生れてから3回目の春。
ここ数年それぞれ違った春を感じるのはきっと息子の成長を感じられるから。

そして、幼いころから毎年春はやって来る事はわかっていますが、
新潟に住みだしてから春の訪れがよりうれしくてしかたありません。

どちらかと言うと、花粉症のボクは春はツラい季節で、
さらにお酒を飲むと目も鼻も大洪水になってしまうので、
外でお酒を飲むなんて行為をすすんでやろうなんて思いもしませでしたよ。

確かに都近郊にいる時よりも花粉症は楽になりましたが、
それだけじゃなく、やっぱり春の訪れを祝いたくなっちゃうんです。

『季節の変化に心が動く』そうなれるのも、季節ごとに大きな成長を感じる息子の姿に出会える事。
そして、この自然豊かな新潟に住んでいるからこそなのでしょうね。

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日が落ちるまで春を堪能しましたが、帰り道も名残り惜しんでもう1つ近くのお花見スポット
「鳥屋野潟」の夜桜を眺めながらゆっくりと家路に向かいました。