月岡わくわくファームの「ぶどう畑」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、月岡温泉の「ほうづきの里」で良質なお湯を堪能したあと、
相方のママ友さんオススメの、子どもも気軽に食べられて良かったという
レストランで夕食をすることにしました。

それは月岡温泉旅館の「清風苑」の裏手、郵便局のある通りから山に向かって右側にある
「月岡わくわくファーム」内にあります。

辺りは真っ暗だったので静かな森の中をどこまで進んで行くのか少し不安になりましたが、
温泉街からもすぐ歩いて行ける場所にありましたよ。

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森の中のひらけた場所は夜だったので全景は見えませんでしたが、
うっすらと月明かりに浮かぶ4つの建物は木を基調につくられた温かみのある建物、
地面にはウッドチップなども敷き詰められていたり、木々や土の香り、虫の音などが聞こえてきて
やさしくゆっくりとした時間が流れていました。

そんな「月岡わくわくファーム」は地元産にこだわり地産地消を推進し、
それを通じて食育の啓蒙に寄与することを基本的なコンセプトとした
「地産地消と食育のテーマパーク」なんです。

イラストの看板をみてはじめて位置関係がわかりました↓

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そこにある4つの建物の1つ「豊栄わくわく広場 月岡店」では、安心・安全にこだわった
地元で採れた新鮮な野菜、農畜産物の加工品や地域の特産品が売られています。

そしてその中には、ごはんと米粉を原料としたモチモチの食感が人気の
オリジナルの「まんまパン」がなどを販売する「森のパン屋さん」や、

新発田市菅谷の「中野牧場」で生産された牛乳のみを使った本格派のジェラートの
「ナチュラル ジェラート」というお店も入っています。

また、入口から右の建物は、地元食材を活かしたオリジナルスイーツやお菓子に出会える
お菓子処「月の丘」がありますが、この時間はその2つの建物の営業時間は終了していました。

さらに奥に行くとちょっとした広場の真ん中にイルミネーション輝く木があり、
その下には池があったのですが、そこには「足湯」ならぬ「足水」と書かれていて、
裏山から湧き出る水に浸かって、この暑い夏を涼しくしてくれるという素晴らしいおもてなしがありました。

昼間は子どもたちが石を渡ったり、水遊びしたりで大人気だそうです。

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また、敷地内には子どもたちも触れあえる小動物園があったり、
ちょっとした遊具や、自然を満喫できるハイキングコース、
さらにはまさに地産地消を表す小さな農園もありました。

そんな、こだわりの「月岡わくわくファーム」にあるあと2つの建物はどちらもレストランなので、
なんだかその名の通りわくわくと期待が高まってきますね。

1つ洋風の建物は、地元の素材を使った焼き立てピザやパンが食べられる
イタリアンレストラン「トラットリア・オラ・ハラクチェ」。


そして今回ボクらが行ったのはもう1軒、地元の素材を使った様々な料理を
ビュッフェ形式でお楽しめるという、農家レストラン「ぶどう畑」です。

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前情報によるととっても人気店なので長蛇の列を覚悟しなければならないかもと思っていたのですが、
やっぱり他のお店が閉まっている時間だったのですぐ入店でき、
店内もそんなに混んではいませんでした。

料金は入店時に支払い、大人1,480円、小学生以下800円、3歳未満無料です。

割とどこのお店でも「3歳未満無料」という事なので今はうれしいですが
あと1年後3歳になったらどれだけお金がかかってくるんだ?と、近ごろ不安になってきてますが。

初めて行くお店はやっぱり、子どもを歓迎してくれるのかどうかも不安ですよねぇ。

ママ友さんに聞いてきたから大丈夫だと思いますが、店内を見てまず目に入っていた子ども用のイス、
しかも成長に合わせた2種類がたくさんあった時にはホッとしました。

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ログハウス調の店内の天井にはぶどうやそのツルの飾りが吊るされていて
そんな息子も『あ!ぶどぉ』と大よろこび。

大きな窓も昼間だったらきっと外の木々も見えて開放感たっぷり、
まるで自然の中でキャンプでもしている気分になれる事でしょうね。

って言うか、こんな張り紙もあるんですから、まさに自然の中で食べている気分になれるでしょうね↓

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ビッフェ形式で割と遅い時間に行くと、料理が全然ないお店もあるかもしれませんが、
ここはそんな心配もなく、デザートやドリンクまで合わせると
70種類ほどのメニューが並んでいました。

それに『○○が出来ましたので、どうぞ~』と、これまであったものに補充だけでなく
新しい料理も随時運んで来るみたいでとっても好感がもてますね。

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もちろんメニューは「わくわくファーム」の契約生産者の方が栽培した
地元産の旬の新鮮な野菜や果物を使った家庭料理、郷土料理などが中心。

なので野菜料理がメインで、鶏のからあげはあったけど、
肉や魚などはほとんどなくてとってもヘルシーです。

中にはちょっと味付けの濃い物もありますが、
化学調味料も使わない新鮮な野菜の味を基調としたものばかりなので、子どもにも安心。

お年寄りや、カロリーを気にする方にもオススメ料理ばかりです。

まあ、逆に和食中心なので、パンチのある料理を期待している方には物足りないかもしれませんが。

なぜか子どものクセに肉より野菜が好きな息子は、
煮物を中心にモリモリよろこんで食べていましたよ。

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素材は当然、直売所の「豊栄わくわく広場 月岡店」でも売られているものが中心だったりするのですが、
それだけではなく「わくわくファーム」内にある他のお店、「森のパン屋さん」のパンやラスク、
デザートには「ナチュラル ジェラート」や「月の丘」のスイーツ、
なども食べられるのでなんだかお得な気分ですね。

あとビッフェで大切なお皿の種類も色々あって、その人の食べ方に合わせた器が選べるのがうれしいです。

ボクはこういったビッフェに行くと、少しずつでもいいから
とにかく全種類味見してみたいんですよねぇ~

けっこう他のお店やホテルのビッフェとは一味違うメニューが並んでいてとっても楽しかったです。

新鮮サラダには、生でスライスされたカボチャがあったり、新発田名産のアスパラや、今が旬の茶豆、
その他、地元産野菜の炒め物、煮物、漬物、パスタやうどんに月岡らしく温泉卵。

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ごはんは地元産のコシヒカリだけでなく古代米を使った雑穀ごはん。

ビッフェではお腹がすぐ膨れるから『カレーを食べるな!』が鉄則なボクがそれを破ってしまったのが、
普通の「野菜たっぷりカレー」以外に惹かれた、ココナツ風味漂う「タイ風グリーンカレー」。

もう料理の種類が多すぎて、思い出すだけでもお腹いっぱいになってきます・・・

さらにデザートも充実していて、旬のスイカやマンゴジェラートにバニラに抹茶アイス、
ヨーグルト、グラノラなどなど・・・

別腹であっても食べきれませ~ん。

その中でもボクが気に入ったのは、この季節は特に美味しいモチモチで瑞々しいわらび餅。

そして、息子が夢中になってかじっていた豆天、
などの普段はあまり食べていないものがあったのもうれしいです。

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ビッフェスタイルのレストランって、貧乏性のボクはいつもお店を出る時に「食べすぎた・・・」と後悔することが多く、
「バイキングでは最後に幸せになれない!」という自論を持っていたボクですが、

ここは野菜中心のヘルシーメニューなので最後には清々しい気持ちで満腹になれましたよ♪

それどころか、旬の野菜のパワーを吸収してとっても健康になれた感じがします。

「月岡温泉」の美人の湯でお肌をキレイにした後は、
ぜひ、「月岡わくわくファーム」の「ぶどう畑」で身体の中もリフレッシュしてみてください。

ごちそうさまでしたぁ~♪

農家レストラン「ぶどう畑」

新潟県新発田市月岡408 月岡わくわくファーム
電話:0254-21-6111
営業:平日/11時~17時(最終入店:16時まで)
   土日祝/11時~21時(最終入店:20時まで)



・・・と、「ぶどう畑」から出て、腹ごなしに夏の夜空を見ながら
のんびりと「わくわくファーム」内を散歩していると。

もう一つのレストラン、「トラットリア・オラ・ハラクチェ」から店員さんが出てきて、
『どうぞ、ぜひこれで遊んでください』と、息子に手持ち花火をくれました。

どうやらそこで食事したお客さんにはサービスで手持ち花火をお土産に渡しているみたいなのですが、
ここ食事していないボクらがもらっちゃっていいのでしょうか?

わざわざお店の外まで出てきて渡してくれるなんて、なんて素敵なお店なんでしょう♪

お言葉に甘えて、水入りのバケツもあったのでその場でさっそくやらさせていただきました。

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打ち上げ花火は何度か見に行った事がある息子も、手持ち花火は初めて。

火傷しないようにボクが腕をつかんでいましたが、息子自ら持ちましたよ。

息子は初めての事なので緊張しているようで『あ、ついた』『あ~あ、きえちゃた』としか
言いませんでしたが、家に帰ってきたら『花火、見たぁ? 花火、見たぁ?』と、
興奮しまくっていました。

いやいや、パパも一緒にいたので当然見てますって・・・

そんな息子の夏の思い出もつくってくれた、まさにその名の通りの「月岡わくわくファーム」。

農家レストラン「ぶどう畑」も良かったけど、こんど来る時は他のお店も開いている時間で、
そしてぜひイタリアンレストラン「トラットリア・オラ・ハラクチェ」にも寄らせていただきます。