6/30(土)はホーム、「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第16節「アルビレックス新潟 vs 鹿島アントラーズ」に参戦してきました!
J1リーグ第16節「アルビレックス新潟 vs 鹿島アントラーズ」に参戦してきました!
いやぁ~、それにしても暑いですねぇ~
ここ雪国新潟もすっかり夏が近づいてきている陽気です。
ここ雪国新潟もすっかり夏が近づいてきている陽気です。

しかし暑いのは気温だけでなく、ここビッグスワンに集まったオレンジのサポーターも熱いですよ!
3日前の同じ地、ここビッグスワンで行なわれた
Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ第7節、「大宮アルディージャ」との対戦は、
世間的にはもう決勝トーナメントに行けない事が決まった2チームの消化試合だったかもしれません。
Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ第7節、「大宮アルディージャ」との対戦は、
世間的にはもう決勝トーナメントに行けない事が決まった2チームの消化試合だったかもしれません。
しかし大宮は、新潟と同じ時期に監督を解任させ、新監督就任してから未だ勝利な無いチームでした。
低迷するリーグ戦に弾みをつけるのにも、ここは勝ち星が欲しかったはずです。
一方、我がアルビも負けられないのは一緒。
特に、大宮はリーグ戦前節終了時では15位と射程圏内なので勢いづかせたくはありません。
さらには今季一度戦って負けていますし、
黒埼前監督が「絶対に負けたくないチームの1つ」としてあげていたので弔い合戦の意味もありました。
黒埼前監督が「絶対に負けたくないチームの1つ」としてあげていたので弔い合戦の意味もありました。

リーグのためにも色々収穫を得たいので、スタメンを半分以上変更し臨みましたが、いきなりの3失点・・・
今季の得点力の無いアルビを思うと絶望的な数字。
しかし、選手たちの眼はまだ死んでいませんでした。
ここで下を向いたら何も変わっていないじゃなか!?と言わんばかりにそこから始まった「大逆転劇」。
たしかに3点リードした相手も、選手を温存するなどの油断する動きはありました。
でも、アルビのそこから入れた4得点を見ればわかると思いますが、
全て一度は相手に触られているゴールです。
全て一度は相手に触られているゴールです。
弾かれても追いかけ、クリアされても押しこみ、見失っても身体ごとぶつかっていった、
ぜんぶドロクサイけど、気迫でとったゴールなんですよねぇ。
ぜんぶドロクサイけど、気迫でとったゴールなんですよねぇ。

こんな逆転勝利、J1上がってからのアルビにあったっけ?
奇跡的な大逆転に歓喜しましたが、『あぁ、これがリーグ戦だったら
もっと良かったのになぁ』なんて思った人も多かったことでしょう。
もっと良かったのになぁ』なんて思った人も多かったことでしょう。
でも、この勝利はかなり大きいものですよねぇ。
今季初の複数得点にボクらサポーターも
『ホントはやれば出来る子なんです』って、言いたくなれた一戦でした。
『ホントはやれば出来る子なんです』って、言いたくなれた一戦でした。
そして、その日から3日後のこの日の入場者数はなんと、久しぶりの3万人超えで、
ビッグスワンに向かう道も久しぶりの大渋滞ですよ。
ビッグスワンに向かう道も久しぶりの大渋滞ですよ。
みんな勝てば来るなんて厳禁ですねぇ・・・いや、わかりやすい!
招待券を大量にバラ巻いたと言えども、これまではタダでも行かないっていう人も多かったんですもん。
勝利をつかめばおのずと入場者も戻って来るって訳ですね。
勝利をつかめばおのずと入場者も戻って来るって訳ですね。

さて、このホーム連勝が大きかったものかどうかを決めるのは、このリーグ戦の結果次第です。
鹿島アントラーズのサポーターの皆さま、
我が聖地ビッグスワンまでお越しいただき、ありがとうございました。
我が聖地ビッグスワンまでお越しいただき、ありがとうございました。
鹿島とはついこの間のナビスコC第5節で対戦して「0-1」で負けてしまいましたね。
ここも黒崎前監督が「絶対に負けたくないチームの1つ」としてあげていたのに・・・
しかも、黒崎監督時代は1度も負けた事なかったのに・・・
しかも、黒崎監督時代は1度も負けた事なかったのに・・・
これまたリベンジのいい機会が早くもまわってきましたよ。
アルビは鹿島相手にここビッグスワンでは4勝3分3敗と勝ち越せています。
しかも鹿島はリーグ戦では意外なことに13位と低迷中。
ここは大宮と同じく、勢いをつかせる訳にはいきませんね。
ここは大宮と同じく、勢いをつかせる訳にはいきませんね。
アルビの今見るべき先は『来シーズンもJ1にいるということ』。
その為の『大逆転劇』はこれから始まるのです!
サッポロビールさまの「サンクスデー」ということで、
入場門で配られたシートで35,506人のスタンドをオレンジ一色に染め、
19:03分、勝利をつかみ取る為へのホイッスルが吹かれました!
入場門で配られたシートで35,506人のスタンドをオレンジ一色に染め、
19:03分、勝利をつかみ取る為へのホイッスルが吹かれました!

柳下監督になってからアルビは明らかに変わりました!
立ち上がりから迷うことなく縦へ縦へと前に運び相手の裏を常に狙っています。
これは3日前の勢いのまま来ているようですね。
それに比べて逆に、時々ロングボールを入れてきますが、
アルビの勢いを殺すかのようにゆっくりと後ろでボールを回す鹿島。
アルビの勢いを殺すかのようにゆっくりと後ろでボールを回す鹿島。
攻める意志がないというよりも、リスクを負わずじっくりと
余裕を持ってゲームを組み立てている感じがします。
余裕を持ってゲームを組み立てている感じがします。
これが王者と言われたチームの余裕なのか?
そして前半17分、慎重にゲームを進めていた鹿島がまるで魔法使ったかのような高い技術を見せました。
アルビの左サイドを鹿島の新井場選手が前方へと鋭いスルーパスを送り、
裏への飛び出しを狙って走ったオリンピック代表に選ばれるためアピールしておきたい大迫選手へ。
裏への飛び出しを狙って走ったオリンピック代表に選ばれるためアピールしておきたい大迫選手へ。
大迫選手はペナルティエリア内左から中央へ折り返すと、
ドゥトラ選手が受け、反転しながら勲をかわしてシュートを放ちゴールへ!
ドゥトラ選手が受け、反転しながら勲をかわしてシュートを放ちゴールへ!

えぇ~!? いったい何が起こったの? この美しすぎる連係と高い技術。
何が起こったのかかがわからいほど・・・悔しいけど納得のいく失点で「0-1」。
これまで複数得点をとれなかったアルビは、先制点を渡してしまったら勝つことはキビしい・・・
これまで複数得点をとれなかったアルビは、先制点を渡してしまったら勝つことはキビしい・・・
でも、生まれ変わったアルビはもう違います。
先日3点のビハインドをひっくり返せた事が自信になっていますよ。
先日3点のビハインドをひっくり返せた事が自信になっていますよ。
攻める足を止める事をせずブルーノロペスも狙ったシュートを打ち、
きっと得点を決めてくれると信じた顔つきになった東口がリスクから生まれるピンチを冷静に抑えています。
きっと得点を決めてくれると信じた顔つきになった東口がリスクから生まれるピンチを冷静に抑えています。
イケメン勲も、相手の弾丸シュートを顔面セーブ・・・
そして、サポーターの声もより力強くなっていましたね。
そんなみんなの思いに応える様に前半37分、こっちもオリンピック代表を意識する大輔が、
ボールを前線に送ろうとしたところちょっとコースが変わり右サイドの高い位置で村上が確保。
ボールを前線に送ろうとしたところちょっとコースが変わり右サイドの高い位置で村上が確保。
グラウンダーのクロスをゴール前に送ると、
そこに走りこんだのはこの直前に決定的シーンでミスキックをしてしまったミシェウだ!
そこに走りこんだのはこの直前に決定的シーンでミスキックをしてしまったミシェウだ!
今度は落ち着いて巧みに流し込み・・・ゴーーーーーーーーール!!!

直前のミスを取り消す同点弾!
よ~し、ここから蹴散らせ、蹴散らせだ!!
と、思ったけど「1-1」のままここで前半終了。
ん~、この勢いのまま逆転しておきたかった・・・
ハーフタイムにはJRA新潟競馬場からターフィーくんが夏競馬のお知らせで応援に来てくれましたよ。
ボクの好きなサッカーと競馬のコラボは大変うれしいです♪
ボクの好きなサッカーと競馬のコラボは大変うれしいです♪

さて、後半ですがアルビの勢いは衰えるどころか、神さままで味方についてきてる気がしましたよ。
セカンドボールがとれる、パスカットが効く、相手のシュートは枠外、という運が向いてきている気がします。
まあそれもアルビの選手が積極的に動いているからなのかもしれませんが・・・
まあそれもアルビの選手が積極的に動いているからなのかもしれませんが・・・
そして神と言えば、アルビの守護神東口も爆発です!
相手のカウンターを散々受け、決定的シーンに冷や汗を何度もかきましたけど、
そのつど東口に助けられましたね。
そのつど東口に助けられましたね。
特に後半19分の大迫選手がペナルティエリア内へと送ったスルーパスに
興梠選手が受けて鋭いシュートを放つが東口が身体で弾き出し、
興梠選手が受けて鋭いシュートを放つが東口が身体で弾き出し、
さらに、そのこぼれ球にドゥトラ選手が詰めるも、再び東口がクリア!
もちろん、守備陣たちがシュートコースを限定させる守備もしての事ですが、
もう、この日の東口は神がかっていましたね。
もう、この日の東口は神がかっていましたね。
この気迫に、やっぱり攻撃陣は応えなきゃいけないですよね。

そこで柳下監督は後半20分、ミシェウ から平井、後半23分に亜土夢を武蔵に、
後半36分、藤田を貴章に代えました。
そう、なんと全員FW登録の選手ですよ。
ブルーノロペスもあわせてFW4人の超攻撃態勢。
しかも平均身長も一気に高くなりましたね。
しかも平均身長も一気に高くなりましたね。
きっと守備も体力の限界が近づいていることでしょう・・・
残り時間の少ない中、勝ち点1を確保する陣形というのもあるかもしれません。
残り時間の少ない中、勝ち点1を確保する陣形というのもあるかもしれません。
しかし、今のアルビが勝ち点1では納得できる状況じゃないんですよね。
このまま毎試合勝ち点1を積み重ねていけたとしても、例年の残留ラインは超えられません。
もう、勝たないといけないんです!
もう、勝たないといけないんです!

今回の今季最多の入場者数を発表した放送でより熱くなったスタンド。
アルビが思い描いていた攻撃体勢をほぼ理想どおりに出来、さらに守備では持つ力を120%以上発揮。
それに対し、鹿島も高い技術力で何度もアルビの攻撃を摘み取り、そして決定的なシーンを作ってきました。
この試合、面白いです♪
これがプロの試合だと言えるでしょう。
どちらも譲れない、息もつく間もないほどの一進一退の白熱した攻防戦!

結果「1-1」でしたが、90分があっという間に過ぎてしまうほど見ごたえがありましたよ。
アルビ選手の確実に向上した意識と技術。
サポーターからは惜しみない拍手が沸きましたね。
サポーターからは惜しみない拍手が沸きましたね。
ドローゲームでも最高に納得いく試合でした・・・
が、それが普通のサッカーの試合だった場合です。
が、それが普通のサッカーの試合だった場合です。
これが、まだシーズン始まりだったり、順位が中位ほどにいれば
当然素直にこの素晴らしいゲームで笑顔になれます。
当然素直にこの素晴らしいゲームで笑顔になれます。
しかし、やっぱり勝ち点1じゃ足りないんですよねぇ・・・
さらには、3万人ほどの声援を味方につけてたホームでのドローは、
アルビが圧倒的に有利だったはずなのにドローではいけませんね。
アルビが圧倒的に有利だったはずなのにドローではいけませんね。
まあ、決して満足をしてはいけない試合だったけど、納得はできる試合。
これだけの試合を見せてくれれば絶対近いうちに結果につながるはずだし、
これだけの試合をホームで見せてくれれば、再び4万人を超える日も遠くないはずです!
これだけの試合をホームで見せてくれれば、再び4万人を超える日も遠くないはずです!
とりあえず次の試合まで、ワクワクして過ごせますね♪

さて、次のアルビレックス新潟は七夕の7/7(土)、アウェイの「札幌厚別公園競技場」で行なわれる
J1リーグ第17節「コンサドーレ札幌」との対戦です。
札幌は現在アルビより下の18位に低迷するチームです。
そして、今年はすでにナビスコC第1節で戦って「0-1」と勝っていますね。
そして、今年はすでにナビスコC第1節で戦って「0-1」と勝っていますね。
だからこそ、確実にこの一番欲しい時の勝ち点「3」は確実に手中に納めておきたい!
しかし、実は通算対戦成績では6勝2分8敗と負け越しているんですよ。
それに2006年の天皇杯では、J1だったアルビがJ2の札幌に敗退したんですよねぇ・・・
って、言ってもこの時の札幌の監督は柳下監督です。
柳下監督をはじめ、藤田や石川なども、札幌地で恥ずかしい試合はできませんね。
何かと因縁の対決になりそうですが、足元をすくわれている様な余裕はありません。
今は上だけを見て昇って行きましょう!
今は上だけを見て昇って行きましょう!
