人がカレーを食べているのを見ると食べたくなってしまう心理と同じかな?
日本人のカレーを食する機会はインドに次いで世界第2位になるほどの多さ。
そして、新潟県のカレー粉消費量は国内でも鳥取県と1、2を争うほどで、
カレー専門店も続々と登場、さらに上越市では着々とカレーにピッタリ合うごはん、
「華麗舞」(カレー米)の開発も進んでいます。
カレー専門店も続々と登場、さらに上越市では着々とカレーにピッタリ合うごはん、
「華麗舞」(カレー米)の開発も進んでいます。
もうまさに新潟県は世界的に見てもカレー王国と言っても過言ではないでしょう。
最近めっきりサボっていたカレー屋さんの新規開拓に再び火が着いちゃいました♪
今回、会社の先輩のオススメで訪れたカレー屋さんは、新潟市市役所の近くにある
本格的インドカレーのお店「タージ・マハール」新潟店です。
本格的インドカレーのお店「タージ・マハール」新潟店です。

「新潟店」と言うだけあって、実は「タージ・マハール」は富山に本店を構え、
富山県を中心に8店舗を展開するチェーン店なんですよ。
富山県を中心に8店舗を展開するチェーン店なんですよ。
でも、まったくチェーン店らしさはなく独立した感じ。
残念ながら専用駐車場が無いので市役所などの有料駐車場に止めるしかなさそうです。
店内に入ると香辛料のスパイシー香りが漂い、
インドやネパール、スリランカなどの民芸品がところ狭しと並んでいますよ。
インドやネパール、スリランカなどの民芸品がところ狭しと並んでいますよ。
これは店主がインドカレーに魅せられ、実際に現地で修業された時のものだそうです。

そうなんです、新潟ではインド人やネパール人が作る本格派インドカレー屋さんが多いのですが、
ここの料理は日本人の方が、本場の味を追求しつつも日本人好みに仕上げる工夫をしたもの。
ここの料理は日本人の方が、本場の味を追求しつつも日本人好みに仕上げる工夫をしたもの。
一見、頑固そうで気難しそうに見えるオジさんですが、実は結構お話好きみたいで、
メニューの説明から、食べ方まで丁寧に教えてくれましたよ。
メニューの説明から、食べ方まで丁寧に教えてくれましたよ。
そんな店主の人柄もあって、ランチは常連さんと市役所にお勤めの方で、
ただでも4~5組みしか入れない狭い店内は、あっと言う間に満席になってしまうそうです。
ただでも4~5組みしか入れない狭い店内は、あっと言う間に満席になってしまうそうです。
ボクらはちょっと時間をずらして行きました。
って、いやいや人柄だけじゃそんなに人気店にはならないですね。
肝心なのはお料理。
ランチメニューは基本4種類のセットがあり、それにつくカレーの種類を選べます。

ここのカレーのオススメは「ブラックカシミールカリー」なんだそうですが、
先輩曰く、『ちょっと初心者には辛いかも・・・』と言うので、ボクはその下の辛さにしてみようかな。
先輩曰く、『ちょっと初心者には辛いかも・・・』と言うので、ボクはその下の辛さにしてみようかな。
ここのカレー、名前が変わると味も変わるのか? それとも辛さのみが変わるのか?は、
食べ比べた訳じゃないのでよくわかりませんが、辛さの基準が「☆」によってわかるようになっていました。
食べ比べた訳じゃないのでよくわかりませんが、辛さの基準が「☆」によってわかるようになっていました。
☆1こが普通の中辛程度だそうで、
「チキンカリー」・・・・・・・・・☆
「インドカリー」・・・・・・・・・☆☆☆
「ブラックカシミールカリー」・・・☆☆☆☆☆
「レッドカシミールカリー」・・・・☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(プラス50円)
「グリーンカシミールカリー」・・・☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(プラス50円)
「インドカリー」・・・・・・・・・☆☆☆
「ブラックカシミールカリー」・・・☆☆☆☆☆
「レッドカシミールカリー」・・・・☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(プラス50円)
「グリーンカシミールカリー」・・・☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(プラス50円)
とだんだん辛くなって・・・って、☆1こが普通の中辛なのに、
☆15個の「グリーンカシミールカリー」ってなんだい???
☆15個の「グリーンカシミールカリー」ってなんだい???

店主が『先ほど来られた女性の常連さんは、
「グリーンカシミールカリー」を平気な顔で食べていかれましたよ』って、
ちょっとボクの冒険心を煽るのですが、いやいやここはまず「インドカリー」で・・・
「グリーンカシミールカリー」を平気な顔で食べていかれましたよ』って、
ちょっとボクの冒険心を煽るのですが、いやいやここはまず「インドカリー」で・・・
ボクはカレー好きだけど、激辛料理が好きな訳じゃないですから。
ってことで、ボクは店主オススメの「タンドリーチキンセット」(1,080円)に
☆3つの「インドカリー」を食べることにしましたよ。
☆3つの「インドカリー」を食べることにしましたよ。
これはカレーの他に、大きなタンドリーチキン。
「タンドリーチキン」と言ってもタンドール釜がないのでオーブンで焼いているらしいです。
「タンドリーチキン」と言ってもタンドール釜がないのでオーブンで焼いているらしいです。
またランチタイムはナンをやっていないのが残念ですが、固めに炊いた日本米のライスはおかわり1回無料。
あとは具が大きめのサラダにフルーティーなドレッシングがかかったものと、食後にラッシーが付きます。

さて、さっそくカレーを味わってみましょう♪
カレーはちょっとボクの好みとは違うサラサラのスープ系カレー。
これならやっぱりナンより、ライスの方が合いますね。
一口スプーンにすくって味見をしてみると、食感とは違って濃厚な香りが漂い、
これは玉ねぎでしょうか?野菜の旨味と甘さがたっぷりと・・・
これは玉ねぎでしょうか?野菜の旨味と甘さがたっぷりと・・・
ん!? え? やっぱり・・・辛ぁああぁぁぁあいぃ。
うわぁ、後から辛味が追いかけてやってきますよ。
店主曰く『チキンをほぐしてライスの上にのせ、そこにカレーをかけて食べるといいよ』
というので、やってみたらまあ、なかなかマイルドになって食べやすくなった♪
というので、やってみたらまあ、なかなかマイルドになって食べやすくなった♪
美味しいけど、ボクにはまだちょっと辛いかなぁ。
当然ライスもおかわりですよ。
当然ライスもおかわりですよ。

一方、先輩はチキンを蒸し焼きにした「チキンティッカセット」(1,380円)で、
カレーは☆5つの「ブラックカシミールカリー」を注文しました。
カレーは☆5つの「ブラックカシミールカリー」を注文しました。
ちょっと失礼して味見させてもらいましたが・・・
ヒ、火ィ~~~~!!!
ひゃ、やっぱり・・・味を見るまでも無かったですね。
ちなみに実はインド、パキスタンの国境地帯のカシミール地方には
「カシミールカリー」という料理は存在しないんですよ。
「カシミールカリー」という料理は存在しないんですよ。
ガビ~~~~~ン!!
「カシミールカリー」というカレーを広めたのは実は東京の上野にある老舗カレー屋「デリー」なのです。
それもスープ系の激辛カレーで、日本人の舌には大きな衝撃を与えると同時に、
その麻薬的辛さが忘れられない味として定着し、
インドカレーは辛いものだというちょっと曲がった情報と共に一気に全国に知れ渡ったのです。
その麻薬的辛さが忘れられない味として定着し、
インドカレーは辛いものだというちょっと曲がった情報と共に一気に全国に知れ渡ったのです。
って事は、「カシミールカリー」そのものが本場の味を追及しつつも、日本で生まれ育った味と言えますね。

口の中がヤケド状態になった時に最後に出てくる冷えた「ラッシー」は
とても心を落ち着かせてくれました♪
とても心を落ち着かせてくれました♪
これまで飲んできたラッシーの中でもトップクラスの味わいな気がするのは
もしかしてこの演出があるおかげかな?
もしかしてこの演出があるおかげかな?
だって、これを最後に持ってくるなんてなかなかニクい演出ですよねぇ。
きっと最初にラッシーが出てきたらこのカレーの辛さにとっくに飲みほしてしまって、
この清涼感ある幸せは感じられなかったことでしょうね。
この清涼感ある幸せは感じられなかったことでしょうね。

本場のカレーをリスペクトして生まれた日本の「カシミールカリー」を忠実に再現し、
そしてオリジナル性を加えた「タージ・マハール」。
そしてオリジナル性を加えた「タージ・マハール」。
辛いカレーがお好きな方はぜひ☆15個の「グリーンカシミールカリー」にチャレンジしてみてください。
それでも辛さが足りない方には、さらに辛くも出来るそうですが・・・
ごちそうさまでしたぁ~♪
「タージ・マハール」新潟店 新潟市中央区白山浦1-369 電話:025-266-5336 営業:11時半~14時(LO・13時半)/17時~21時(LO・20時半) 定休日:日曜・祝日