先週末、相方が久しぶりの昼間の「女子会」ということで留守番をたのまれたました・・・。
ボクと息子の2人だけで過ごす休日・・・さて、男2人で何をしようか?
「かわいい子には旅をさせろ!」
やはり息子をたくましい男に育てるためには、未知なる世界へと足を踏み入れる事も大事。
よし! 男2人でまだ行った事のない公園に、いざ冒険だ!
って、ことで息子と向かったのは新潟市秋葉区にある「秋葉公園」(あきはこうえん)です。
って、ことで息子と向かったのは新潟市秋葉区にある「秋葉公園」(あきはこうえん)です。

ここは春に約1,000本ものソメイヨシノが咲き誇りライトアップされる桜の名所として、
そして秋にはカエデやイチョウが色づく紅葉がきれいな公園として有名なのですが、
実はボクらはまだ一度も行った事のない未開の地だったのです。
結構広そうで冒険のしがいがありそうですね。
まず公園内に入ってみるといきなり長いのぼりの急な石段がありましたよ。
どうやらこの公園は「秋葉山」という小さな山の斜面をそのまま活かした公園になっているようです。
さすがに最初から息子に歩かせていたら、いつまで経っても公園の中に入れない。
ってことで、体重10kgの息子を抱っこして石段のぼり。
ってことで、体重10kgの息子を抱っこして石段のぼり。
最初の試練はこのボクに降りかかってきたか・・・
階段を上り終え息子を降ろすと、解放された息子はいきなり池の方に走り出しました!!
マ、マズい! 階段を上り終えたばかりのボクの膝はガクガク・・・このままでは息子が池にドボンだ!?
と、思ったら急に池の手前で伏せて、池に小石を投げはじめました。

??? いったい何をやりたいのかわからないけれど、とりあえず池にダイブしないで良かったぁ。
ここは「日本庭園」になっていて、池には鯉や亀が泳いでいました。
でもこれは冒険だから、どんどん公園の奥に入って行きますよ!
実はこの「秋葉公園」は60haもの広さがあるうちのほとんどが森林のまんまなんです。
公園って言ってもまさに薄暗い山の中に入って行く感じ。
公園って言ってもまさに薄暗い山の中に入って行く感じ。
と、その時目の前にある生物が現れましたっ!

『あ、鹿ぁ~』。
もちろん野生の鹿ではなくて、囲まれたところに飼われている「ヤクシカ」でした。
ここは「動物広場」でこの他にも「テンジクネズミ」、「クジャク」もいました。
小さな「猿舎」もありましたが、どうやら今はいなくなってしまったようです。
小さな「猿舎」もありましたが、どうやら今はいなくなってしまったようです。
ここでは飼われている動物たちを見る事が出来ましたが、
森の中なので普通に野生の鹿やイノシシとかが現れても不思議じゃない環境なんですよ。
森の中なので普通に野生の鹿やイノシシとかが現れても不思議じゃない環境なんですよ。
野生に近い静かな環境で動物たちにはいいかもしれませんが、
とうぜん虫なども飛んでいるので、虫よけは必でしたね。
とうぜん虫なども飛んでいるので、虫よけは必でしたね。

さらに奥に進むとなんと、息子を鍛えるのにふさわしいものが!
「少年広場」という場所にアスレチック遊具がいくつか設置してありますよ。
よ~し、まずは「つり橋」だ!
さあ、こっちに渡ってこいっ!・・・って、言っても無理かな?

最初は手をつないで一緒に渡って、途中で手を離してみました。
そうしたらやっぱりビビって助けを求めてきたので、
「ハイハイして来なさい」とジェスチャーも交えて言ったのですが、息子は真剣なまなざしになり、
意地でも手はつかず必死にロープにつかまりながら自分の足で渡りきっちゃいましたよ。
「ハイハイして来なさい」とジェスチャーも交えて言ったのですが、息子は真剣なまなざしになり、
意地でも手はつかず必死にロープにつかまりながら自分の足で渡りきっちゃいましたよ。
ん~、エライ、エライ♪ ガンバった時にはたくさん褒めてあげないとね。
ちょっとスパルタかもしれませんが、渡ったあとの息子の達成感に満たされた顔は最高でしたよ。
これでちょっと調子にのってしまった息子は次の遊具にもまっしぐら。

今度はロープで出来た「ジャングルジム」に挑戦。
しかし中心に何も考えずに進んだ息子は、四方八方ロープに囲まれた状態になり、
外に出られなくなって結局泣いて助けを求めてきました。
外に出られなくなって結局泣いて助けを求めてきました。
まあ、一つ出来たからって、そうそう次も上手くいくとは限らないって事ですね。

そして次は鉄のパイプがぶら下がっている「うんてい」に挑戦・・・って、
こりゃ2mぐらいの高さがあるので無理でしょう。
他の子がぶら下がっているのを見て、自分も出来るつもりになっていますよ。
まったく届いていないのですが、何回もジャンプして果敢に挑戦しようとしています。
まあそのチャレンジ精神だけは認めてあげよう。

って、ぶら下がるだけでも無理なのに今度は「ターザンロープ」に挑戦!?
確かに他の子は気持ち良さそうに「シュ~~~ッ」ってやっていたけど、さすがにキミにはまだ早いかな?
でも息子はこのロープを見て、別の事を思い出したようです。
ロープをフリフリして、お辞儀して、手をパチパチと・・・
それって、神社じゃない!!
って、思わず息子のボケにツッ込んでしまいましたが、
初詣などで何度か行っている神社の礼法をいつの間にか覚えていたんですね。
初詣などで何度か行っている神社の礼法をいつの間にか覚えていたんですね。
神社と言えば、この「少年広場」からさらに奥に行ったところに「秋葉神社」もありました。

「秋葉神社」という名は全国各地に400社ほどもある火伏せの神を祀った神社だそうです。
いきなり鳥居もくぐらず拝殿の横に出てしまいました。
お賽銭箱も出ていなかったのですが、とりあえずここでも息子は参拝の礼をやっていましたよ。
ここからさらに山を登ると奥に本殿もあるそうですが、
さらに深い森の中に行きそうな感じだったので、石段を下りる事にしました。
さらに深い森の中に行きそうな感じだったので、石段を下りる事にしました。
また、息子を抱っこして下りようと思ったら息子は『おりる~おりる~じぶん』
って、自分で階段を降りたいって言うですよ。
って、自分で階段を降りたいって言うですよ。

石段なので落ちたらケガすると心配して手を差し出しても払い除け、
手すりにつかまってゆっくりゆっくり下りるんです。
途中、蟻とか見つけてずっと座りこんじゃったりするので、強制的抱っこしようとすると激しく拒絶。
結局かなり時間はかかってしまいましたが、数百段ある階段を全て自分一人の力で下りてしまいましたよ。
いやぁ~ボクが思っていた以上に息子には体力があるんですね。
って言うか、あの寝がえりさえ上手く出来なかった息子が・・・何だかスゴい感動しちゃいましたよ。
って言うか、あの寝がえりさえ上手く出来なかった息子が・・・何だかスゴい感動しちゃいましたよ。
石段を下まで下りると、最初の出発地点に戻ってきました。
もう一度園内の地図を見てみると、ここからちょっと離れた場所に湖やら別の広場があるらしいので車で移動。

そして季節には59品種416株もの花が咲き誇る「牡丹園」に到着しました。
って、言ってももう時季は終わってしまったのでさみしい限りです。
でも、さみしいのはこの「牡丹園」だけでなく、無料休憩所の「秋葉苑」も閉店、
さらに奥に続く道も車両進入禁止になっていて仕方なしに歩いて行ったのですが、
その先の「屋外音楽堂」は閉められ、「キャンプ場」や「運動広場」「秋葉湖」に
つながるはずの道は歩行者まで進入禁止なっていたんです。
さらに奥に続く道も車両進入禁止になっていて仕方なしに歩いて行ったのですが、
その先の「屋外音楽堂」は閉められ、「キャンプ場」や「運動広場」「秋葉湖」に
つながるはずの道は歩行者まで進入禁止なっていたんです。
「秋葉湖」を起点に「石油の里」までつづく「木もれ日の遊歩道」と呼ばれる散策コースにも行けません。
いったい何が起きてこんなに公園の奥は寂れてしまったのだろう・・・?

それは死者をも出した昨年、7月の「新潟・福島豪雨」の被害を
ここ「秋葉公園」も受けていたそうなんです。
改めて昨年の夏に襲った自然災害の爪痕を目にして思い出しました・・・
一刻も早く子どもたちの笑顔が溢れる公園への復活を願うばかりです。
一刻も早く子どもたちの笑顔が溢れる公園への復活を願うばかりです。
これ以上先には進めないって事なので、今度は逆の「秋葉山」の山頂となるところまで車を走らせました。

ここが春になると桜に覆われるそうで、そこには「五峯閣展望台」がありました。
またここで息子が階段を上るのに付き合っていたら日が暮れてしまうので、
3階建てくらいまである階段を息子を抱っこして上りましたよ。
3階建てくらいまである階段を息子を抱っこして上りましたよ。
ん~汗だく、だけど絶景。
上まで上がると秋葉区の街並みや蒲原平野、五頭連峰などが見渡せます。
でも、息子はこの絶景より、自分の声が建物に響くのが面白いようですね。
『あぁ~、あぁ~、あぁ~♪』

また、山頂にはもう一つの塔、「秋葉山平和塔」があります。
なんだか異国の建物っぽい雰囲気がありますが、
これは昭和29年にインドから日本の平和のために新潟県民に贈られたもので、
の中にはお釈迦様の骨が安置されているんだそうですよ。
これは昭和29年にインドから日本の平和のために新潟県民に贈られたもので、
の中にはお釈迦様の骨が安置されているんだそうですよ。
ここでは毎年、お釈迦様の誕生日を祝う花まつりと、戦没者の慰霊を兼ねた法要を行っているそうです。

さて、たくさん冒険したし、砂にまみれながらいっぱい汗もかいた。
もうそろそろ日も傾いてきたし、男同士あそこにレッツゴー!
男同士一緒に過ごした最後のシメは、男同士裸の付き合いですよ。
息子もボクももう要領がわかってきたので、2人きりの温泉なんてお手の物ですよ。
・・・って、何度か失敗もありながら、ここまでゆっくり出来る様になったのですが。

さあ、ママが待っているからお家に帰ろう!
と、車に乗ろうとした時、近くで踏切の音が聞こえてきました。
ここ「花水」は線路がすぐ脇にあるんですよねぇ。
息子がそれを聞いて見たい見たいって言うので、電車が来るのを待ってみたら、
な、な、な、なんと遠くから聞こえてきた音は・・・
な、な、な、なんと遠くから聞こえてきた音は・・・
シュシュシュ ポォ~~~~~~~ッ!?
え!? ボクも突然の事でビックリしたのですが、線路を走ってきた物はなんと! 「SLばんえつ物語」でした!!
いやぁ~、このSLは1日1往復で見られるチャンスは1日2回しか無いんですよ。
旅の終わりを飾るビッグゲスト登場で超ラッキー♪ これは今日一日ガンバった息子へのご褒美かなぁ。

その後、息子はボクに『もう1回、もう1回』とせがんでいましたが、さすがにそれはパパにも無理ですよ。
家に帰ったら息子は相方に『ぽぉ~見た、ぽぉ~見た』とスゴい興奮して話していました。
まあ、冒険に疲れて早く寝ると思ったのですが逆に興奮しちゃってなかなか寝ませんでしたが・・・
結局一番息子の思い出に残ったのはSLだったかもしれませんが、
ボクが逆に息子と一日過ごして息子の色んな面を見られたので、いい思い出ができました♪
ボクが逆に息子と一日過ごして息子の色んな面を見られたので、いい思い出ができました♪
「秋葉公園」 新潟市秋葉区新津秋葉3 電話:0250-23-1000(秋葉区建設課) ※冬季は閉鎖されることもあります。