♪おいでよbaby光あふれる楽園へ | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

♪おいでよbaby 光あふれる楽園へ~

の歌で「ピン」と来た方は新潟にお住まいの方か、かなりの新潟通ですね。

そうなんですよ、つい先日「東京ディズニーランド」に行ってきたばかりなのに、
この週末はそのTVCMの歌でお馴染みの「サントピアワールド」に行ってきたんですよ。

イメージ 1

「サントピアワールド」は旧安田町、新潟県阿賀野市にある遊園地なのです。

この周辺には遊園地なんていうレジャー施設は無いので、小規模ながら新潟県民はもちろん、
隣県の山形や福島県の方まで訪れるほど。

1976年に「安田アイランド」としてオープンしたそうなのですが、
生粋の新潟県民の相方も幼い頃にはここに行くとなると、
何日も前からワクワクしていた夢がたくさんつまったテーマパークなんですよ。

ってあれれ? 駐車場内に競艇と競輪場の場外発売場が出来ているぞ!?

一瞬、大人の夢の国に間違えて入ってしまったかと思いましたが、
昨年の11月にオープンしていたみたいです・・・。

イメージ 2

さあ、気を取り直して夢の国へGO! 相方が幼い頃に憧れた地に息子も足を踏み入れます。

入園料金は大人1,000円 で、3歳~小学生は500円なので息子は無料。

中に入ると各アトラクションで3歳以上は「無料~500円」の料金がかかりますが、
入場料込みの乗り放題のパスポート「ゴールデンフリーキップ」(大人3,800円)もありました。

まあ、息子が体験できるのもそんなに多くないとは思うので回数券で充分でしょう。

だいたいボーダーラインとしては身長110㎝以上という制限のあるものが多いようですよ。

イメージ 3

たぶんここで人気なのは「恐竜ジェットコースター」(500円)かな?

先頭車両に恐竜の頭のついて走るジェットコースターは園内でも存在感抜群。
恐竜は緑がオスで「ジュラ君」、茶色の方がメスで「ジュリちゃん」という名が付いているそうですよ。

って、なんでアトラクションの前にある恐竜のオブジェに鳥居?

イメージ 4

この隣にある園内外を空中散歩する「スカイジェット」(400円)も人気で行列ができるそうですが、
日曜のこの日はあんまり乗ってませんでした・・・

まあ、息子がいるので空中に身体がむき出しの物は例え乗れてもやめておこうと思います。
いつ暴れ出すかわかりませんからね。

このメルヘンチックな「スカイエレファント」(300円)も息子にはまだ早いでしょう・・・

!? って、↓これ大丈夫!?

イメージ 5

本来、ゾウって空を飛ぶもんじゃないですよねぇ?

空を飛ぶゾウって言ったらあの「ディ●ニー」の「ダ●ボ」しかボクは思い浮かばないのですが、
まあ、息子にとっては「ディズ●ーランド」と「サントピアワールド」も違いなんてわからないですし、
『ぞうさん』とか言ってよろこんでいたからいいか。

まず息子が乗れそうな汽車、「ウエスタ●リバー鉄道」・・・じゃなかった。
「ローズマリー号」(400円)に乗りました。

イメージ 6

「ローズマリー号」は園の外側を走るので、駐車場に着いた時から見えていて息子も大興奮♪

でも、駐車場から見えるってことは車窓の景色も駐車場やリアルな田園風景だったり、
自然がそのままの久保山水禽公園だったり・・・

特にアメリカの西部開拓時代の風景とかは見えないので、
途中で切り返して往路と復路で同じ景色を20分間見るのはのんびり過ぎてちょっと退屈でした。

イメージ 7

つづいて乗ったのは、氷の世界をゆったりとボートで回る「アイスリバー」(300円)。

毎回、夫婦2人で息子と一緒に乗っても回数券の減りが早いので、ここは相方がビデオ撮影係となりました。

子どもも安心して乗れる「イッツ ア ス●ール ワールド」みたいな感じですが、
氷の世界って言ってもハリボテの氷の家やペンギンの置物があるだけで涼しいわけでもなく、
屋外なので、真夏はきっと灼熱の船上アトラクションとなるでしょうね。

不安定なボートがほんのちょっとスリルあってヒヤッ!とはしましたが・・・

イメージ 8

お次は「サファリジープ」(400円)。

ジャングルの中をジープに乗って、ライオン、ワニ、ヘビなど次々と現れる40匹あまりの動物たちを
備えつけのライフルで狙撃します。

イメージ 9

って、この襲ってもこない動物たちにライフルを乱射するのって、教育的にはどうなんでしょうか?

動物愛護団体が黙ってなさそうですが、正確には狙うのは動物じゃなくて赤い丸の的だし大丈夫かな?

的に当てると得点が加算されるシステムになっているのですが、特に高得点を出しても何ももらえません。

イメージ 10

ここ「サントピアワールド」は「久保山」という斜面に沿ってあるのですが、
園内全部を歩いて移動するのは結構たいへんなんですよ。

なのでお次は園内を移動する機関車型のバス「メルヘントレイン」(無料)に乗って山頂を目指します。

山頂まで行く途中にもアトラクションはあるので、園内の景色が見える分「ローズマリー号」より楽しいかも。

イメージ 11

途中のバス停でも下車していく人もいましたが、
ボクらは磐越道からも見える赤い屋根の山頂の展望台「りんどう」で景色を眺めました。

天気のいい日は「東北電力ビッグスワン」や「佐渡島」まで見えるそうなのですが、
この日はちょっと霞んでいましたねぇ。

イメージ 12

「メルヘントレイン」の復路の途中で下車をし、次に行ったのが激流を丸太型のボートで下る
「スプラシュマウン・・・」じゃなかった。

これは「ロックアドベンチャー」(500円)というアトラクションです。

こんなに激しいヤツでも息子は大丈夫かなぁ?
「ディズニーランド」では制限があって乗れないタイプのものだけど・・・

と、思っていたら結構、息子より小さい赤ちゃんを抱っこしながら乗っている人も多かったので、
ここはライド物が大好きな相方が息子と乗りました。

イメージ 13

息子たちが出発して約5分、2人が乗った丸太が滑り落ちてきましたよ!

ビデオ係のボクは出発する時の前の順番の人を覚えておいて、
しっかりと息子の引きつった顔を撮ることに成功しました!

滑り台が大好きな息子であってもこれはまだ早かったかなぁ?

イメージ 14

だったらこれなら大丈夫でしょう♪

この「サントピアワールド」のシンボル的な存在「大観覧車」(300円)。

観覧車そのものは1周約10分で回るそんなに大きな物ではないのですが、
山の中腹にあるので最高点の高さは標高約100mに達し、目の前には絶景が広がります。

ちょっと残念なのは山頂で見た景色よりも低いことですけどね。

イメージ 15

最初、息子は窓の外を興味深そうに眺めていたのですが、ゴンドラがだんだん上に行くにつれて
足がすくみ『こわいぃ・・・』って言い始めたのです。

高いところから落ちたらどうなるとか、まだ知らないと思うのですが、
何か本能的なところで危険と感じるのかもしれませんね。

結局、景色を見る訳でもなく相方にずっとしがみついていましたよ。

イメージ 16

この観覧車には普通のゴンドラだけでなく、身体がむき出しで安全バーだけでしか固定されていなく、
足がブラブラするスリル満点の「あいあいアンブレラ」(500円)という2人乗りのイスがあるんですよ。

これはカップル向けだそうですが、ここ安田は風の強い地区でも有名なので
強風に煽られてかなりドキドキ効果が高いこと間違いなしですよぉ~

イメージ 17

ボクが素で楽しめたのはこの「不思ぎ迷路」(300円)。

これは鏡と透明なアクリル板で仕切られたシースルーな迷路で、
ボクも息子も見事にアクリル板に激突してしまいましたが、これは単純だけど楽しかったなぁ♪

ここで痛い思いをした息子の機嫌も悪くなってしまったので、お次は「メリーゴーランド」(300円)です。

イメージ 18

2階建ての「メリーゴーランド」と言えばイタリアのベルタゾーン社製が定番。
直径14.8m、高さ14.7m。72人乗りで宮殿風ロココ調のデザインはかなり立派で、超一流のアトラクション。

これなら「キャッスルカ●ーセル」にも引けをとりません。

もちろんこのメルヘンの世界にボクは似合わないので、
2階のレストラン街「ワールドカフェテリア」からのビデオ撮影係となりました。

たっぷり遊んで、もう閉園時間がせまってきたので、最後も汽車で終えます。

イメージ 19

これは「弁慶号」(300円)。

「サントピアワールド」の中でもで最も歴史の長いアトラクションで、
きっと相方も幼い時に乗ったことがあるでしょう。

春の鮮やかな花畑の中を2周走るミニSLに息子もご機嫌。

って、あれれ?! 気のせいかなぁ?
1周目にこの園内にいるはずがない住人が見えたような・・・? 2周目によ~く見てみよう!

イメージ 20

こ、これは! いや、これはきっとオリジナルですよ。
「お姫さまと森に住む小さな7人のオジさん」って事にしておきましょう。

ね♪ ここは相方の幼い時からある「夢の国」ですもん。


ここは近年、経営も苦しい地方の小さな遊園地です。

「安田アイランド」から1997年に「サントピアワールド」としてリニューアルされたものの、
景気低迷や、レジャーの多様化などからの来園客の減少に加え、
新潟という地なので冬は休業しなければならないと言う事もあり、
昨年末、「サントピアワールド」は新潟地方裁判所新発田支部へ民事再生法の適用を申請していました。

それでも今後は地元企業などの支援によって営業を続けながら再建を目指すそうで、
現在、5/31までマスコットキャラクターのデザインを募集などもしています。
昔はここの社長をモデルにした「サンちゃん」というキャラクターも活躍していたんですけどねぇ。

「水と緑と太陽のユートピア」をイメージするキャラクター。
採用されたら賞金10万円だそうなので、チャレンジしてみてはいかがでしょう?


この雪国に住む人々の夢、そして相方や息子の思い出を育んでくれた夢の国「サントピアワールド」。
できれば現実の世界に流されず、いつまでも夢のつづきを見せて欲しいです。

「サントピアワールド」

新潟県阿賀野市久保1-1
電話:0250-68-3450
開園時間:9時~17時(土・日祝祭日、GWや夏休)、10時~16時(平日や11月)
休園日:木曜日(夏休みやGWは営業しています)
※冬期は休園します。