アルビと共に、友のいる埼スタへ!【J特】 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

5/12(土)はアウェイの埼玉スタジアム2002で行なわれた
J1リーグ第11節「浦和レッズ vs アルビレックス新潟」に家族で参戦してきました!

今季、埼スタでのJリーグの試合はいつも悪天候らしく、ここまでいいお天気なのは初めてなんだそうです♪

イメージ 1


もともとボクは埼玉に実家があるレッズサポでしたが、リーグ優勝やアジアナンバー1になってからというもの、
なんとなくレッズには1つの達成感あり、次第に新潟に住み始めた当時、J2から這い上がろうとしている
これからのチームに気持ちが移っていきました。

だって、常勝を求められるのが当たり前のチームより、
弱いと思っていたチームが強敵に勝つ方が断然サッカーって面白いもん。

だからこそボクにとってレッズは目標であり、最も倒したい相手なのですよ!

イメージ 2


それに、向こうの赤いゴール裏にはこのブログで知り合ったレッズサポの方もいます。

これまで試合後に何度かお会いしているのですが、
未だアルビが勝利して笑顔で会えた事が無いんですよ・・・

それもそのはず、アルビはここ数年、レッズより順位では上に立っていますが、
直接対決ではリーグ戦通算3勝2分15敗。

しかも2勝はJ2時代の話で、J1では2006年の7/19を最後にアルビは浦和に勝ててないんですもん。

この日も試合後お会いする予定となっています。

何とか今回こそは「勝利」して笑顔でお会いしたいものですね。

イメージ 3


しかし、現在アルビは10戦して2勝、勝ち点8の16位とかなりマズい状況。

一方レッズは前節終了時は5勝2分3敗の勝ち点17で4位につけています。

昨年は何とかここ埼スタで初めて勝ち点「1」をもらう事ができましたが、
その時の絶不調のレッズとは違い、あのマルシオ選手がやっと目覚めてかなり好調なんですよねぇ。

もと新潟の選手の活躍で敵チームが好調っていうのも複雑な気分だけどね。
相手の守備には永田選手もいるし、なんだか因縁の対決って感じもしますよ。

って、それを意識しているのはアルビ側だけかもしれませんが・・・

イメージ 4


それから、先日の5/6。

2010年にアルビのフィジカルコーチを務めてくれたマルセロ氏がお亡くなりになりました。

コーチに就任された5月に急性白血病と診断され、母国ブラジルに帰国し、
アルビとはそんなに長い時間のつきあいではなかったけど、
今のアルビの基本の形を築いてくれたのは当時のマルセロコーチだと思います。

そんなマルセロ氏のご冥福を祈り、選手たちはもちろん、
サポーターの方の中も腕に喪章をつけられているのが見られました。

そして、メッセージの横断幕にボクと息子は
「あなたの志はわたしたちの心の中で永遠に生きています」
と、書かせてもらいました。

この試合はマルセロコーチに捧げる試合となりますね。

イメージ 5


だからこそ、昔ボクが愛したレッズだからこそ、敵に友がいるからこそ、
もう負けられない状況だからこそ、かつて共に戦った選手がいる相手だからこそ、
そしてこの試合を捧げたい人がいるからこそ、今回は絶対勝ちたいんです!

これまでオレンジのユニフォームを纏っての埼スタ遠征はこれまで何度かしていますが、
今回は息子も埼スタデビューですし、埼玉に住む甥っ子にもむりやり
オレンジユニを着せて4人での気合入れての殴り込みですよぉ!

相変わらずレッズサポの声援は迫力がありますが、それに怯まずいよいよ決戦のフエがなります!

イメージ 6


さすがにここ2戦は勝ちはないけど、今年は昨年と違いなかなか好調なレッズ。

立ち上がりからかんぜんに完全にボールを支配し、
アルビの誇る鉄壁の守備陣も少し翻弄されているところがあります。

特に2年前までボクらの頼もしい仲間、マルシオ選手の動きは、敵になるとこれほどまでに怖いのか!?

そして前半11分、槙野選手がアルビのペナルティエリア内に右から進入してきてクロスを上げてきたが、東口がそれをブロック!

しかしそのこぼれたボールの先にいたのは何とあのマルシオ選手が!

ダイレクトに左足で放ったシュートはアルビのゴールに刺さりました。

イメージ 7


うぅ・・・何とも早すぎる失点、そして出来すぎた悲劇へのシナリオ。

また今日もダメか・・・

そんなネガティブなイメージがよぎりましたが、
この試合がいろんな意味で絶対に負けられない試合だという意識を持って選手たちも戦っていることは
このわずかな時間でシュートが打てている事からボクらもいつもとは違うと感じていました。

そしてその思いは前半29分、左サイドのキムジンスからの
ロングスローの軌道に乗ってレッズのゴール前に運ばれました。

イメージ 8


一度は坪井選手にハジき出されるも、そのボールを菊地が蹴り戻し、それを亜土夢が上手く落として、
ブルーノロペスがダイレクトに魂のこもった右足で蹴りこみました!

その弾丸は永田選手の方をかすめ、レッズゴールの右隅へ!!

ゴーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!

きたぁ! よ~し、初めてジンスのロングスローがゴールにつながったぁ♪
これで「1-1」の振り出し!

ボクらはまだ死んでいない!

イメージ 9


もう、相性の悪いチームとか、鬼門とか関係ない!

だって、アルビは決して強いチームじゃないのだから。
常にアルビは挑戦者だから。

どのチームだって、どこのスタジアムだって勝つためは足を止めてなんかいられない!

イメージ 10


なんとか危ないながらもドローで折り返しましたが、
後半は相手に翻弄され気味の守備も上手くかみ合い、
さらに荒くて決して美しくはないけれど、足が相手ゴールへと向かっています。

後半2分や6分の今シーズン初スタメンの藤田が右サイドへの切り込みから始まり、
後半12分はミシェウが演出した菊地の決定的なパスは相手にブロックされ、
後半18分、CKのこぼれ球を石川がフリーで打つも、利き足でないので大きくハズし、
後半35分は右サイドの藤田からの絶妙なクロスを、
貴章やアランミネイロなどがハズれてもベンチ入りした期待の平井はミートできず・・・
後半41分はロペスから亜土夢への連係をゴール直前でツブされ、
後半44分は途中出場の小谷野の強烈なミドルシュートもGKにハジかれる。

思いっきり引いて真ん中を中心にブロックを固めながらも、
単に受身ではなく、攻撃にもつながっているなんて形としては超アルビの理想系♪

今日は勝てる! 勝って帰るぞ!

ここ埼スタで初めて本気でそう思えた内容でした。

イメージ 11


しかし、無情にも試合終了のホイッスル・・・

結果「1-1」のドローで、今年も昨年に引き続きの勝ち点「1」。

昨年は始めてアウェイのレッズ相手での勝ち点「1」で素直によろこびましたが、
今年はチームの現状と、あれだけ決定的シーンを作っておいてゴール出来ない決定力不足に、
本気で悔しいと思ってしまいました。

リーグ4位と16位のチーム。

ホームのレッズのサポーターは当然楽勝だと思ってのドローだったので、
レッズの選手にはブーイングを浴びせていましたね。

しかし、こちらもあれだけいい試合をしていたのに勝てないのは、これまたツラい・・・

イメージ 12


だけど、次につながる希望は確かに見えました!

次のアルビレックス新潟は5/19(土)にホームの「ビッグスワン」で
J1リーグ第12節「ジュビロ磐田」との対戦です。

磐田との通算対戦成績は4勝8分9敗、しかもここ4戦勝ち無しと、またもや苦手と言えるチームが相手。

しかも前節鹿島を相手に「3-0」と、かなり今の磐田は調子いいですね。

イメージ 13


アルビは常に挑戦者!
今日のような気持ちの入った試合ならボクらも自信をもって戦える!

次はホーム、みんながついている。

そしてマルセロコーチ、もう少しだけアルビを見守っていてください。


さて、このあとブロ友さんと夜のアディショナルタイムに突入します・・・