GWのど真ん中、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
ボクは暦通りで昨日までの2日間は出勤でした。
GW前半の新潟は晴れ渡っていましたが、今日は雨ですねぇ・・・
前半の3連休1日目はJリーグ観戦で最悪なGWのスタートとなりましたが、
その時「ビッグスワン」に向かう途中、前から気になっていたちょっと変わった建物が
春になってより鮮やかになっていたので、2日目の午後行ってみることにしました♪
その時「ビッグスワン」に向かう途中、前から気になっていたちょっと変わった建物が
春になってより鮮やかになっていたので、2日目の午後行ってみることにしました♪
それは昨年の10/15にオープンした新潟市の施設「食育・花育センター」です。
向こうには聖地「ビッグスワン」が見えますね。

これまでも「食育・花育センター」はいつか行こうと思っていたのですが、
ここは半年も経たないうちに来場者数が10万人を超えるほどの人気スポットで、
いつも混んでいるイメージがあったので、落ち着いてから行こうと思っていたんですよ。
ここは半年も経たないうちに来場者数が10万人を超えるほどの人気スポットで、
いつも混んでいるイメージがあったので、落ち着いてから行こうと思っていたんですよ。
でも、このチューリップの色彩を見ていたら「行くのは今だ!」って思っちゃいました。
直前に近所の公園でもチューリップ観賞したばっかりでしたけどね・・・。
ここ新潟は米どころで有名ですが、その他にも野菜、果物、魚介類も豊富にとれ、
政令指定都市の中でも新潟市の食料自給率は63%と、
第2位の岡山市の25%に大差を付けてダントツの第1位なんですよ。
政令指定都市の中でも新潟市の食料自給率は63%と、
第2位の岡山市の25%に大差を付けてダントツの第1位なんですよ。
81万人の市民が住む「大消費地」なのに「大生産地」でもある豊かな食生活が送れる
新潟市って異例な都市ですよねぇ。
新潟市って異例な都市ですよねぇ。
その特徴を活かして、農業の基盤である水と土に恵まれた「鳥屋野潟」の地に、
全国で初めて食と花を一体的に学ぶ場、そして市民運動へと展開する拠点施設としてオープンしたんです。
全国で初めて食と花を一体的に学ぶ場、そして市民運動へと展開する拠点施設としてオープンしたんです。

ところで「食育」ってわかるけど、「花育」ってなんだ? ・・・「かいく」?
これは「はないく」と読んで聞き慣れない言葉ですが、
現代の生活の中でボクらは花や緑に触れる機会が段々と少なくなっているんだそうで、
現代の生活の中でボクらは花や緑に触れる機会が段々と少なくなっているんだそうで、
それはさまざまな知識や体験をぐんぐん吸収する成長段階の子どもにとって深刻な問題なんだそうです。
花や緑のふれあいは、生命あるものに触れる感動を体験し、大切なもの、愛おしいもの、
かわいいものと思う気持ちを育み、価値を知りそれぞれにふさわしい扱いができる感性、
かわいいものと思う気持ちを育み、価値を知りそれぞれにふさわしい扱いができる感性、
すなわち優しさや思いやりが身につき、植物の栽培を通じて、育てる楽しさや達成感、
そしてそのにたどり着くまでの創作のよろこびなどが育つらしのですよ。
そしてそのにたどり着くまでの創作のよろこびなどが育つらしのですよ。
新潟には食べ物だけでなく、四季折々の鮮やかな花々や木や草がたくさんありますもんね♪
ここの黒板でお絵描きするのに夢中な息子にも花を愛でる心が育ってもらいたいです。

たくさんの食や花に関する展示などがあったのですが、目に付いた物をちょっとだけご紹介。
これは入って左側にある「花育」のコーナーにあった、
ビーカーの中に入る花やハーブなどの匂いを嗅げる物です。
ビーカーの中に入る花やハーブなどの匂いを嗅げる物です。
息子は「ラベンダー」や「オレンジピール」を何度もよろこんで嗅いでいましたが、
「ミント」の香りだけは苦手みたいで嫌な顔をしていましたよ。
「ミント」の香りだけは苦手みたいで嫌な顔をしていましたよ。
その他「花育」として、花の生産者「花の達人」の映像紹介があったり、
新潟市ので生産している花々や、新潟市の花の見頃の情報を写真で紹介したり、
ガーデニングや身近な花の利用法だったり、季節の花などを使った園芸講座や、
それに関する図書を自由に閲覧できたり、家庭園芸全般の相談を受け付けていたりするコーナーがありました。
新潟市ので生産している花々や、新潟市の花の見頃の情報を写真で紹介したり、
ガーデニングや身近な花の利用法だったり、季節の花などを使った園芸講座や、
それに関する図書を自由に閲覧できたり、家庭園芸全般の相談を受け付けていたりするコーナーがありました。

あ、これは新潟市食育推進キャラクター「まいかちゃん」!
相変わらず息子はきぐるみにビビって近づくことが出来ません・・・
これじゃ、ディズニーランドも当分楽しめなさそうだな。
これじゃ、ディズニーランドも当分楽しめなさそうだな。
「まいかちゃん」は「米」(まい)を中心とした「日本型食生活」が、
「花」(か)で彩られた食卓を通して、新潟らしい食育推進の「輪」が広がっていくよう
願いを込められて生れてきた女の子だそうです。
「花」(か)で彩られた食卓を通して、新潟らしい食育推進の「輪」が広がっていくよう
願いを込められて生れてきた女の子だそうです。
2007年からいるんですが、昨年この施設がオープンしたと同時に
花育推進キャラクターにも任命されたんだそうですよ。
花育推進キャラクターにも任命されたんだそうですよ。
そして、入り口から右側は「食育」のコーナー。
こちらにも食に関する情報をパソコンや図書を自由閲覧できるコーナーや、
専門家が答える食育相談コーナー、地元生産者が映像で登場し新潟産食材について語った映像や、
新潟の地産地消の取組みや伝統料理のレシピ、様々な工夫が凝らされた給食の献立紹介など、
さらには巨大な調理実習室などありとあらゆる食の情報がつまっていました。
専門家が答える食育相談コーナー、地元生産者が映像で登場し新潟産食材について語った映像や、
新潟の地産地消の取組みや伝統料理のレシピ、様々な工夫が凝らされた給食の献立紹介など、
さらには巨大な調理実習室などありとあらゆる食の情報がつまっていました。

中でも息子も夢中になっていたこの「食の体験展示コーナー」でした。
これは「料理体験ゲーム」と言って料理のコツや調理方法を
画面を見ながらバーチャル体験して学ぶものです。
画面を見ながらバーチャル体験して学ぶものです。
息子がチャレンジしているのは、千切りキャベツのコツ。
画面のリズムに合わせて木製の包丁をテーブルにトントンすると、
そのリズムによって切り方が評価されるというゲームで、
息子もよろこんでトントンやっていましたが、結果は当然いまいち・・・
そのリズムによって切り方が評価されるというゲームで、
息子もよろこんでトントンやっていましたが、結果は当然いまいち・・・
つづいてボクも親の威厳を見せようとチャレンジしてみたのですが、息子と同じ評価に。
ん~なかなか難しい。
その他、フライパン返しや魚のおろしなども体験できます。

あと面白かったのが、ここにある料理が食べ放題・・・
ではなくて、これは本物そっくりの食品サンプルで、
日ごろの食事を食品サンプルから選び、栄養バランスをチェックすることができるんです。
日ごろの食事を食品サンプルから選び、栄養バランスをチェックすることができるんです。
バイキングの要領でトレーに料理をのせ、画面の手前の場所に置くと
カロリーや栄養の計算をしてくれるんですよ。
カロリーや栄養の計算をしてくれるんですよ。
ボクは普段の昼食をイメージしてトレーに乗せようと思いましたが、
選んだものが多すぎてトレーにのりきれませんでした。
選んだものが多すぎてトレーにのりきれませんでした。
まあ、バランスはなかなか良かったようです。

その他、フェルトで作った食材をバーコードをセンサーで読み込むと、
その食材に関する情報がモニターに表示される「食材ボード」や、
その食材に関する情報がモニターに表示される「食材ボード」や、
調理実習室で調理している様子を、テーブル上のモニターで見ることができる
「リアルクッキングテーブル」など、市の施設だからお堅い展示物ばかりかと思いましたが、
子どもでも触って見て体感して楽しみながら学べるような展示も多くて良かったです。
「リアルクッキングテーブル」など、市の施設だからお堅い展示物ばかりかと思いましたが、
子どもでも触って見て体感して楽しみながら学べるような展示も多くて良かったです。
さらに建物の奥に進むと、吹き抜けに緑が豊かな開放感たっぷりのアトリウムがあります。

ここはステージやイスやベントなどもあり、イベントが行なわれたりする集いの場なんですね。
自然光をたっぷりとりこめる大きな窓に、建物内の床などは「越後杉」のブランド材を使用されていて、
木の良い香りと温もりが感じらる居心地のいい空間です。
木の良い香りと温もりが感じらる居心地のいい空間です。
さらにプランターには色とりどりの市内産の花が飾られ、
冬の寒い時でもあたたかな気持ちになれますね。
冬の寒い時でもあたたかな気持ちになれますね。
ここから2階に行って見ると、カルチャー教室などが行われる調理室や教室がありました。

さらにそこから外のテラスに出られるのですが、
そこではなんと、様々な野菜やハーブが育てられていましたよ。
そこではなんと、様々な野菜やハーブが育てられていましたよ。
まだ寒さから解放されたばかりなので、小さな芽しか出ていませんでしたが、
これから太陽の光をいっぱい吸収して大きくなってきくんでしょうね。
これから太陽の光をいっぱい吸収して大きくなってきくんでしょうね。
これも、農業体験講座などに使用されるんだそうです。

上から隣を覗いてみると、なんだかまだ他にも新しい施設をつくっている様子がありますよ。
奥に見えるのはどうやら「動物ふれあいファーム」(仮称)みたいで、
子どもたちが動物を観察し習性などを学ぶ場、動物と触れあい命の大切さを感じられる場が出来るようです。
子どもたちが動物を観察し習性などを学ぶ場、動物と触れあい命の大切さを感じられる場が出来るようです。
これは「花育」と考え方はほぼ同じですね。
動物はポニーやウサギ、羊やヤギ、カピバラ、アルパカ、猫や犬が予定されていますが、
大きな動物園の無い新潟市では、冬も楽しめる施設なので、かなり期待は大きいですねぇ。
大きな動物園の無い新潟市では、冬も楽しめる施設なので、かなり期待は大きいですねぇ。
また手前の空き地は「新潟市こども創造センター」(仮称)が予定されているようです。

これは、子どもたちが新潟市の豊かな自然と触れあいながら、多くの人との交流を持ち
その中で様々な創作活動や体験活動を行なっているうちに、自らの力に気付いたり
他人との違いを理解したり、「共に生きる力」を育むため施設になるんだそうです。
その中で様々な創作活動や体験活動を行なっているうちに、自らの力に気付いたり
他人との違いを理解したり、「共に生きる力」を育むため施設になるんだそうです。
簡単に言えば様々なワークショップが行なわれる所なのでしょうか。
共に来年オープンの予定だそうですが、日本海唯一の政令都市になった新潟市は
これからの未来の子どもたちの本来持っているはずの可能性を引き出す環境作りをしていっているようで
子を持つ親としてとっても期待しています。
これからの未来の子どもたちの本来持っているはずの可能性を引き出す環境作りをしていっているようで
子を持つ親としてとっても期待しています。

建物の外に出てみると、6万4000本ものチューリップが並んでいます。
この1,500㎡の広大な花畑は秋になるとコスモスで彩られるんですよ。
こんなに色鮮やかなのに息子はチューリップよりまた「砂いじり」に夢中ですが・・・
1枚目の写真もよく見てみてください。
息子が砂に寝ころんで遊んでいるのがわかりますでしょうか?
息子が砂に寝ころんで遊んでいるのがわかりますでしょうか?
その他、今の季節はスイセンやパンジーやビオラ、ナデシコなども咲いていましたよ。
ローズガーデンもあったので、夏が来る前も楽しみですね。

4/28(土)~4/30(月)と、5/3(木)~5/6(日)は「ゴールデンウィークスペシャル」と題して
様々なイベントが行なわれるそうですよ。
様々なイベントが行なわれるそうですよ。
しかもこの施設、イベントがある日も無い日もなんと、入場無料!
これだけ充実した施設でタダだなんて最高♪
そかから毎日2回、10時半~11時と14時~14時半に館内ガイドも無料であります。
子どもだけでなく大人も新潟市の「食と花」を気軽に楽しみながら学べる新潟市「食育・花育センター」。
ビッグスワンに観戦に行く前に、新潟市の素晴らしさを知ってから観戦すると
より新潟に思いれができて応援にも熱が入ると思いますので、ぜひ行ってみてくださいね。
より新潟に思いれができて応援にも熱が入ると思いますので、ぜひ行ってみてくださいね。

新潟市「食育・花育センター」 新潟県新潟市中央区清五郎401 電話:025-282-4181(ショクイクハナイク) 会館時間:9時~17時 休館日:毎週月曜日(その日が休日の時は、直後の平日)、年末年始