もう今年の教務も終わりもう年末ムードですが、ボクら家族は12/24のクリスマスイヴから、
お隣の県は福島県の会津に足をのばしてきました。
お隣の県は福島県の会津に足をのばしてきました。
この聖夜を過ごすことになったのは東山温泉の「庄助の宿 瀧の湯」。
西洋の祝い事であるクリスマスを、純和風な雰囲気で過ごすのもまたいいでしょ。
宿に到着後、一っ風呂浴びたらいよいよクリスマスディナーです。
って言っても、チキンもターキーも無いですけどね。

でも、この宿では地産地消にこだわった料理をそろえているそうで、
「心あったか会津料理」と題した、素朴ながらも福島地元の味を堪能しました♪
「心あったか会津料理」と題した、素朴ながらも福島地元の味を堪能しました♪
【先附】「みぞれの氷頭鱠」「牡蠣香味漬」「菊花お浸し」
【煮物椀】「蓮根餅清汁仕立」焼白子、蟹、軸三ッ葉、柚子
息子はこの「蓮根餅」をパクパク食べてましたよ。
【向附】「鮪」「鯛」「帆立真砂」「甘海老」妻色々、山葵、土佐醤油
【鍋物】「もち豚しゃぶしゃぶ」笹打ち葱、京水菜、榎木茸、餅、白だし、柚子こしょう
【焼きもの】「鰤大根陶板焼」
通常、お料理の後半に飯ものが出てくるのが定番ですが、
今回は息子に食べさせたいので先に出してもらいました。
今回は息子に食べさせたいので先に出してもらいました。

ホントはボク的には、どんな時でもオカズがある早い段階からごはんは食べたいんですけどね。
【食事】「黒豆御飯」三五八漬
この「三五八漬」は会津地方独特の漬物で、古くから作られる甘酒に塩を加えた漬け床のことだそうです。
塩三、こうじ五、むし米八の割合で混ぜ合わせて作ることから
「三五八」と名づけられたといわれています。
塩三、こうじ五、むし米八の割合で混ぜ合わせて作ることから
「三五八」と名づけられたといわれています。
【止椀】小づゆ
「小づゆ」も会津の郷土料理の煮物です。
新潟の「のっぺ」に似ていて、息子もこの汁ばっかり飲んでましたよ。

料理は純和風ですが、気分を盛り上げるために、地元で作られた赤ワインも注文しちゃいましたよ。
【酢の物】「焼貝若布酢掛」つぶ貝、鳥貝、平貝、萵苣薹、ラレシ
ん?「萵苣薹」(ちしゃとう)って何だ?
これは、野菜の名前で、サンチュみたいな形のレタスの仲間なんだってさ。
ちなみに、「ラレシ」は「ラディッシュ」(ハツカダイコン)の事。
最後、甘すぎ無くサッパリしたデザートを息子と一緒に食べ訳ました。
【水菓子】「南瓜プリン」
いやぁ~クリスマスディナーにしては珍しいですが、
祝いの夜らしくちょっと贅沢で満足な晩餐となりました。
祝いの夜らしくちょっと贅沢で満足な晩餐となりました。
ごちそうさまでしたぁ~♪

さて、食事のあとにも「おもてなし」が待っていましたよ。
この宿では毎晩21時から地元「東山芸妓」による舞踊や、会津の昔話などが無料で観覧できるんですよ。
「伏見ヶ滝」のある川の対岸にはライトアップされた能舞台「花心殿」があり、
天気のいい日はそこで、力強く流れる滝と美しい渓流、そして深山の風景の中に
幻想的な能舞台が見られるんだそうです。
天気のいい日はそこで、力強く流れる滝と美しい渓流、そして深山の風景の中に
幻想的な能舞台が見られるんだそうです。
ただこの日の外は雪が降っていたので、視界があまり良くないせいか、
宿側のフロントで行なわれました。
宿側のフロントで行なわれました。
ボクはあまりにも妖艶な世界のため、朝早く出発してきたせいか?
ワインを飲んだせいか?ウトウトしてしまったのですが、
息子は拍手しながらよろこんでましたよ。
ワインを飲んだせいか?ウトウトしてしまったのですが、
息子は拍手しながらよろこんでましたよ。
息子にはこの素晴らしさが理解できるのか?
芸妓さんによると、これぐらいの子にとっては、この白い顔が怖くて大抵は泣くのだそうですが、
ウチの息子は女の人が大好きだから、テンション上がって近づいてましたよ。
ウチの息子は女の人が大好きだから、テンション上がって近づいてましたよ。

さて、まだまだこれで寝てしまってはせっかく温泉宿に泊ったかいが無いってもんです。
宿に到着してすぐにはいったお風呂は、息子がいたためゆっくりできませんでしたが、
寝る前にもう一度、お湯を確かめるように入り直しです。
寝る前にもう一度、お湯を確かめるように入り直しです。
ふ~・・・極楽、極楽ぅ~♪
ここの宿の大浴場は2種あり、朝になると女湯と入れ変わるのですが、
夜の男湯は「伏見ヶ滝」の真上にせり出した「庄助風呂」です。
夜の男湯は「伏見ヶ滝」の真上にせり出した「庄助風呂」です。
また、こっちの一番奥には会津の老舗酒造メーカー「花春酒造」の
日本酒の麹釜を使用したお風呂「庄助酒風呂」という露天風呂が高い位置にあり、
そこから望む「伏見ヶ滝」は絶景です。
日本酒の麹釜を使用したお風呂「庄助酒風呂」という露天風呂が高い位置にあり、
そこから望む「伏見ヶ滝」は絶景です。
いっぺんには2人程度、他人とは気恥かしくて入れないお風呂なので、
さっき入った時は順番待ちをしていましたが、この夜中の時間は独占状態でした。
さっき入った時は順番待ちをしていましたが、この夜中の時間は独占状態でした。
・・・独占状態!?
ってことは、やっぱりやっておきますか! あれを!

はい、もうすっかりボクの温泉旅の定番となった入浴シーンです。
このお風呂は「東山温泉」が発祥したとされる地点に近い露天風呂の「古代の湯」。
人のいないところを見計らって、セルフタイマーで撮る、なかなかスピードと忍耐力のいる撮影です。
って、なんでボクはこんなことに一生懸命になっているんだろう?
って、なんでボクはこんなことに一生懸命になっているんだろう?
ボクからのちょっとした「おもてなし」クリスマスプレゼントです♪
そんなことより、お湯のレポートをして欲しいところですよねぇ。
って事で「庄助の宿 瀧の湯」の泉質ですが、源泉は「伏見ヶ瀧源泉」と「東山温泉管理組合泉」の混合泉で、
無色透明無味無臭のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。
無色透明無味無臭のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。
循環湯ですが癖が無く、弱アルカリ性の赤ちゃんの肌にも優しい温泉です。
おやすみなさ~い♪

そして、クリスマスの朝。
まさに、辺りはホワイトクリスマス。
さっそく「小原庄助さん」みたいに雪を見ながら「朝湯」に入ってきましょう!
実は、朝になると男女のお風呂が入れ換わるだけじゃなくて、
この宿に6つもある貸し切り風呂が、男女一つずつに追加開放されるのです。
この宿に6つもある貸し切り風呂が、男女一つずつに追加開放されるのです。
せっかくなので、その1つの間近に川を感じられる露天風呂「幻の湯」に行ってみましたが・・・

ひょ、ひょえぇぇぇええ~~~~~~っつ!!
さ、さ、寒いぃ~~っ!
ここは、確かに絶景ではあるのですが露天風呂しかないので、この寒さは耐えられないッスよ!
自然と一体化した雰囲気が味わえるって言いますが、このまま永遠に一体化しちゃいそうです。
いちおう脱衣所に小さなサウナが設置されていましたが、温泉に入らずサウナに入っている場合じゃないッスね。
結局、この「幻の湯」は入らず、幻で終えました・・・
すると、この温泉の横にあるものを発見!

ワンちゃん露天風呂「いい湯DAWAN」・・・って、ワンちゃん専用お風呂なんですねぇ♪
この宿は「ワンちゃんと同宿プラン」というのがあって、
ペットも一緒に泊れる、全国でも数少ない和風の温泉旅館なんだそうです。
ペットも一緒に泊れる、全国でも数少ない和風の温泉旅館なんだそうです。
『ペットも家族。 旅行も一緒にしたいよぉ』って言う人には朗報ですね。
さて、ワンちゃんのお風呂には小さすぎては入れないので、
昨夜は女性に開放していた大浴場「伏見の湯」に入りましょう。
昨夜は女性に開放していた大浴場「伏見の湯」に入りましょう。

ここは全てのお風呂の中でも滝のほぼ真横に位置してあって、
豪快な滝の流れをたのしむことが出来るんです。
豪快な滝の流れをたのしむことが出来るんです。
って言っても、湯気で真っ白だったので、かなり窓際に近づかないと見えないでしけどね。
また、ここから行ける露天風呂「瀧美の湯」も「伏見ヶ滝」が近くで眺められる絶景のお風呂でしたが、
やっぱりボクは夜に男風呂になっていた方にあった麹釜のお風呂「庄助酒風呂」がオススメ♪
やっぱりボクは夜に男風呂になっていた方にあった麹釜のお風呂「庄助酒風呂」がオススメ♪

なんて事を相方に話したら、朝風呂に入る予定じゃなかった相方は
朝食後に息子と一緒に入ってくることにしたのですが、
チェックアウトの11時まで入れるはずだったのに、10時に行ったら「清掃中」になっていたので
ガッカリして帰ってきましたよ・・・
朝食後に息子と一緒に入ってくることにしたのですが、
チェックアウトの11時まで入れるはずだったのに、10時に行ったら「清掃中」になっていたので
ガッカリして帰ってきましたよ・・・
なんで、そういう事になるのかなぁ?
まあ、その前には心あたたまる朝食バイキングをいただきましたけどね・・・

だいたいホテルの朝食とかって、夜の内に作り置きしている
ここの朝食は毎朝早くおばちゃん達が3時、4時に起きて手づくりしているそうなんですよ。
ここの朝食は毎朝早くおばちゃん達が3時、4時に起きて手づくりしているそうなんですよ。
だから、派手目の洋風の物はなく煮物系が多いのですが、まさに会津のお袋の味といったところです。
また、夕食同様地産地消ということで、お米は「魚沼産コシヒカリ」に
勝るとも劣らない品質を持つと言っちゃってる「会津米」。
勝るとも劣らない品質を持つと言っちゃってる「会津米」。
我が「魚沼産コシヒカリ」に挑戦状をたたきつけるなんて、相当の自身ですね。
また、ここでは搗き立てのお餅が振舞われていて、きなこ、あんこ、お汁、
どれで食べるか選べました。
どれで食べるか選べました。
雑煮が大好きなボクはもちろんお汁。
これが、なかなか美味い!!
聞くところによると、もち米界のコシヒカリとも言われる、
最高級の餅米ブランドの「黄金米」を使っているじゃないですかぁ♪
最高級の餅米ブランドの「黄金米」を使っているじゃないですかぁ♪
これは、なかなかの贅沢ですよ。
これからの季節、スーパーなどで切餅などを買う方も多いと思いますが、
パッケージに書いてある餅米の品種も注意して見てみてくださいね。
パッケージに書いてある餅米の品種も注意して見てみてくださいね。
「黄金米」とか「こがね餅」とか書いてあるのは、ボク的にオススメです♪
って、ちょっとまた朝から食べ過ぎてしまった感もありますが・・・

さて、一般的な洋風のとは違い、今年はこんな純和風にクリスマスを過ごしてみました。
まあ、まったくクリスマスとは関係ないと言えばそうなのですが、
自分へのクリスマスプレゼントとして過ごしてみるのもいいかもしれませんよ。
自分へのクリスマスプレゼントとして過ごしてみるのもいいかもしれませんよ。
たくさんの地元の美味しいもんと、細かく楽しい「おもてなし」、
そして絶景と滝の音に包まれながら入るあったかな温泉に大満足でした♪
そして絶景と滝の音に包まれながら入るあったかな温泉に大満足でした♪
・・・つづく。 つづきは来年かな。
「庄助の宿 瀧の湯」 福島県会津若松市東山町湯本滝ノ湯108 電話:0242-29-1000 チェックイン・アウト時間:プランによって異なります。