11/27(日)はアウェイの「山梨中銀スタジアム」で、
J1リーグ第33節「ヴァンフォーレ甲府 vs アルビレックス新潟」が行われましたね。
J1リーグ第33節「ヴァンフォーレ甲府 vs アルビレックス新潟」が行われましたね。
「川中島ダービー」です!
まずは現地に行かれたオレンジのサポーターの方々、疲れ様でした。
ん~・・・スカパー!観戦しようと思ったのにチャンネルが見つからず、NHK観戦です。

アルビはもう残留争いからなんとか抜け出せましたが、
甲府は現在16位で、昨日15位の浦和レッズが勝利したため、
ここでドロー以下ならJ2降格決定になってしまう圏内にいます。
甲府は現在16位で、昨日15位の浦和レッズが勝利したため、
ここでドロー以下ならJ2降格決定になってしまう圏内にいます。
って言っても、勝ち点が「6」差あり、得失点差が「17」もあるのでほぼ絶望的。
アルビが17点ぐらいの差で今節負ければまだ残留争いはわかりませんが・・・
甲府はモチベーションが下がってしまっているのか?
いやいやプロであれば少しでも望みがある限り、甲府にとっての今季最後のホーム戦で意地と
プライドをサポーターの前で見せなければなりません。
プライドをサポーターの前で見せなければなりません。
甲府にとって絶対に負けられない大事な闘いなのは変わりませんね。
ほんとここに来て、優秀争いやら残留争いなど、ワクワクドキドキヒヤヒヤするカードが続きますねぇ。
しかも今節はU-22日本代表に召集された大輔や高徳に加え、
U-22韓国代表に選ばれたヨンチョルまでいません。
U-22韓国代表に選ばれたヨンチョルまでいません。
厳しい闘いとなることは間違いありませんよ。

甲府の激しいプレスは先日の「松本山雅FC」の闘い方に似ていると思うので、
もしかしたらハードワークを得意とするアルビにとって、
さらにハードワークで向かってくる相手は相性が悪いのかもしれません。
もしかしたらハードワークを得意とするアルビにとって、
さらにハードワークで向かってくる相手は相性が悪いのかもしれません。
しかし、今シーズンのアルビレックス新潟は残り2試合、このメンバーで闘えるのもあと残り180分。
残留争いしてキビしい今季でしたが、来季も契約があるため黒崎監督が指揮をとる事は決まっています。
で、あればもうここからがスタートだと思って来季につながる闘いを見せて欲しいですよね。
福岡に続き、J2への引導を直接渡してしまうのは心苦しいですが、
ホームの「川中島ダービー」での借りは、キッチリと返して送り出してあげましょう!
ホームの「川中島ダービー」での借りは、キッチリと返して送り出してあげましょう!

勝つのは最低条件、勝つだけでは残留が近づかない甲府は
立ち上がりから積極的に攻めて来ることはわかっていました。
立ち上がりから積極的に攻めて来ることはわかっていました。
しかしそんな甲府のペースに合わせて守備を固めてカウンターを狙う訳でもなく、
ラインを下げず、しかも落ち着いて相手をいなすポゼッションサッカーをしているアルビ。
いつも通りの自分たちのサッカーをやろう、という所が見えていい感じかも・・・
初めはそう思いましたが、ヨンチョルに代わってなんとか今季中に
リーグ初ゴールをゲットしたい川又が先発で出るも、
攻撃に関してはまったく前に行く感じが無く、
前線からのプレスに関しても相手が嫌がるほどの激しいアタックがまったくありませんでした。
リーグ初ゴールをゲットしたい川又が先発で出るも、
攻撃に関してはまったく前に行く感じが無く、
前線からのプレスに関しても相手が嫌がるほどの激しいアタックがまったくありませんでした。
ん? 要するにこれって、守りを固める訳でも、攻めるわけでもなく中途半端と言えないかい?
そんなんだから、球際の競り合いもアマく、セカンドボールもまったくとれない悪循環。
そんなアルビの姿を見て、解説の加茂さんは
『新潟は残留も決めたし、勝っても上位にいけるって訳ではないですからねぇ』
『そんな気持ちがプレイに現れているのかもしれません』みたいな事を言われてしまう始末・・・
『新潟は残留も決めたし、勝っても上位にいけるって訳ではないですからねぇ』
『そんな気持ちがプレイに現れているのかもしれません』みたいな事を言われてしまう始末・・・
な、なんだとぉ~! ・・・そ、その通りかもしれません。
いつものアルビはこんなもんじゃない!
もっと迫力があるはずなんだぁ!
と、思っていると前半37分、アルビの左サイドを突破してきたパウリーニョ選手が中に折り返し、
それをダヴィ選手が落としたボールに片桐選手が反応!
それをダヴィ選手が落としたボールに片桐選手が反応!
みごとな甲府の先制点と選手、J1初ゴールをプレゼントしてしまいました。

何やってるんだよ!
もっとガンバ戦の時のような気持ちを見せてくれよ!
後半は黒崎監督も思いきって川又をアンデルソン、亜土夢の変わりに藤田の2人を一気に投入。
しかし、流れは変わらず、むしろ甲府の残りたいという気持ちの方が強く伝わってきました。
それがロペスのコーナーキックになるボールがゴールキックに、
藤田のヘディングゴールが幻になる、審判の誤審をも引き込んだのかもしれません。
藤田のヘディングゴールが幻になる、審判の誤審をも引き込んだのかもしれません。
そうしているうちに後半21分、山本選手の鋭いミドルシュートを養父選手が直前にコースを変えた
技ありの今季初ゴールで甲府が追加点。
技ありの今季初ゴールで甲府が追加点。

さっきのがオフサイドならこれもオフサイドでもいい気はするが、
テレビ画面で見る限りはどちらもオフサイドではないような気はします・・・
テレビ画面で見る限りはどちらもオフサイドではないような気はします・・・
って、甲府、強いじゃないか!!
ナメていた訳じゃないんですが、なんだか話が違うッス。
これじゃあ、どちらがJ2降格目前に苦しんでいるチームなのかわかりませんよ。
得点源のハーフナーマイク選手が出場出来なかったことが、
逆に全ての選手が自らシュートを打っていかなきゃ、っていい流れになったのかもしれません。
逆に全ての選手が自らシュートを打っていかなきゃ、っていい流れになったのかもしれません。
そして、試合の時間が80分過ぎてしまったら、今季のアルビは電池が切れてしまいます。
今季リーグ戦でアルビが80分以降にした失点を数えてみたらなんと「15」でした・・・
ってことで、82分こと後半37分、アルビのサイドから柏選手がドリブルで中に切れ込み、
パウリーニョ選手とワンツーでパス交換を経由し、自らシュート!
パウリーニョ選手とワンツーでパス交換を経由し、自らシュート!

これで「0-3」。
スゴい! 思わず見とれてしまうスピード感あふれる甲府のプレイ。
この甲府は気力だけでなく、スキルそのものもアルビより優っています。
そして、甲府の怒涛の攻撃は最後のホイッスルが鳴るまで終わることの無い、サンドバック状態のアルビ。
さらに失点を増やしてもおかしくない時間が続きましたが、なんとか最後の砦、GK小澤が耐えていました。
しかしアルビは耐えるだけ・・・
やはりここで勝つことは甲府にとって最低条件、目のアルビよりもその先の事を見ている気がします。
結果アルビは「3-0」で大敗です。
しかし、甲府の選手に笑顔はありません・・・。
この勝利が笑顔に変わるかどうかは次節にかかっているということでしょう。

これで今季の「川中島ダービー」は完敗という事になりました。
まさに「敵に塩を贈った」になってしまいましたね・・・
もし甲府がJ2に落ちる事になってもこう言えるでしょう。 『J1には俺らより弱いチームがいる』と・・・
なんともJ1チームとしてお恥ずかしい試合をしてしまいました。
でも、残留争い盛り上げたでしょ?
これで15位のレッズと甲府の差は勝ち点「3」の得失点差「14」。
3点献上するだけじゃちょっと足りなかったかもしれなかったけど、
レッズの相手は現在トップの柏ですし、
次の甲府の相手は『埼玉にJ1チームは2つもいらない』と言っている大宮です。
レッズの相手は現在トップの柏ですし、
次の甲府の相手は『埼玉にJ1チームは2つもいらない』と言っている大宮です。
その大宮なら、わざと14点ぐらい献上してしまうかもしれませんよぉ。
またもしレッズが負けて、大宮が勝ったらレッズも大宮に借りが出来てしまうので
レッズもプライドを賭けて自力で残らないとですね。
レッズもプライドを賭けて自力で残らないとですね。
なぁ~んて、他のチームを楽しんでいる場合じゃないッスよ!
こんな試合を続けていたら、このシーパス購入を促すこの大事な時期にかなりのマイナスですもん。
スタジアムに来てアルビを経済的にも、直接的にも応援するサポーターが減ってしまったら
アルビは降格どころか経営の危機になってしまいますよ!
アルビは降格どころか経営の危機になってしまいますよ!
とにかく、他のチームとか、相手のチームとか関係なしに勝たなければです!

次のアルビレックス新潟は、12/3(土)ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われる
J1リーグ第34節、「名古屋グランパス戦」となります。
J1リーグ第34節、「名古屋グランパス戦」となります。
ついに残すは最終節のみ。
絶対勝って気持ちよくシーズンを終えたいですね。
しかし、またもや優勝争いをしているチームですよ。
残留争いも、優勝争いも、今年は最終節まで決まらないなんて
ホントJリーグは群雄割拠の戦国時代ですね。
ホントJリーグは群雄割拠の戦国時代ですね。
2位の名古屋は負ければ優勝はありませんが、ドローでも首位の柏が負け、3位のガンバがドロー以下なら優勝。
また、柏がドロー以下なら勝てば優勝が決まってしまいます。
ホント最後まで盛り上げちゃってくれますよねぇ。
昨年の天皇杯から数えると3連敗しています。
圧倒的に名古屋は強いのか? いやいや実はこれは全てアウェイでのお話し。
これがリーグでのホームになると6連勝で、6勝0敗1分とパーフェクト♪
まさに名古屋にとって「ビッグスワン」は鬼門なんですよ。
これは完全にホームが持つ力=サポーターの力と言っても過言ではないでしょう。

ここ「ビッグスワン」で優勝なんて決めさません!
12/3(土)の最終戦には我らのホーム「ビッグスワン」にぜひ皆さん集まって、
いろいろ悔しい思いをした今季ですが、終わり良ければすべて良しで気持ちよく締めくくりましょう!
いろいろ悔しい思いをした今季ですが、終わり良ければすべて良しで気持ちよく締めくくりましょう!