J1第32節「ガンバ大阪」【J特】 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

11/19(土)はJ1リーグ第32節「アルビレックス新潟 vs ガンバ大阪」に参戦しに
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!

大雨も降り、昼間のゲームなのにすっかり寒くなってきましたね。
それにしてもいつもこのカードは天候が悪い気がする・・・

しかし、ここ「ビッグスワン」はまだまだ冷え込んでいる場合じゃないッス!

イメージ 1

なぜならアルビはJ1リーグ戦わずか残り3試合なのに、未だ来年J1でプレイ出来るか確定していないんですよ。

前節を終えた時点で、J2降格ライン16位にいるのは勝ち点「30」のヴァンフォーレ甲府。

13位アルビとの差は勝ち点「8」差で、考えたくもないが残り3試合を甲府が全勝し、
アルビが全敗したら、14位、15位チームの結果によってはJ2降格になってしまうんです。

もちろん、甲府が今節で引き分け以下になった時点でも残留は決定しますが、ここはホーム「ビッグスワン」。

必ずや地力で残留をつかみたいところです。

イメージ 2

しかし、相手は現在2位で優勝争いど真ん中の「ガンバ大阪」です。

首位の「柏レイソル」とは勝ち点「2」差なので、
この試合に勝てば柏の結果次第では首位に立てるチャンス。

逆に負ければグッと話されてしまう恐れもあり、ここで負けられないという思いはガンバにも強くあります。

ガンバサポーターの皆さま、我がホーム「ビッグスワン」までお越しいただきありがとうございます。

せっかくの優勝争いに水を注すことになるかもしれませんが、こちらも残留争い真っただ中。

こちらも負ける訳にはいきませんよ!
イメージ 3


そんな気持ちだけは強く持っていますが、J1リーグ前節の「柏レイソル」戦では「4-0」で惨敗。

さらに11/16(水)に行なわれた天皇杯ではホームにも関わらずJFLの「松本山雅FC」に「0-1」で敗れ、
いやな流れになっています。

またオリンピック日本代表に高徳や大輔が召集され、さらには千葉ちゃんも累積で出場停止という
ディフェンス陣が一気に3人も抜けてしまう危機的状況。

かなり不安要素があるのも事実です。

イメージ 4

そんな時こそ、「ホームの力」を見せる時ですよねぇ。

NSGカレッジリーグ様のサンクスデーの今節は、
入場口で配られた『全てが、ひとつになる。』と書かれたオレンジシートを掲げ、
アルビの熱いテーマ曲となっている「ペンパルズ」の「BELIEVE」を熱唱し、
まさにスタジアムが一つになりました!


さらに頼りになるのは、「ベテランの力」。

オリンピック代表でいなくなった高徳の代わりに左サイドバックに入るのはウッチーこと内田潤。

ウッチーとガンバ戦と言えば、思い出すのは2008年J1リーグ最終節ですよねぇ。

ホームにガンバを迎えたアルビはここで勝たなければ自力で残留を確定させる事が出来ないという試合で、
後半ロスタイムにウッチーの鋭いミドルシュートで勝ち越し、J1生き残りを確定させたんですもね。

そんな、不安要素をはねとばす「力」で自力残留に向けての一戦が
22,990人のスタジアムの下、14:03にキックオフです!

イメージ 5


「さらに運動量を!」

山雅の試合で一番のストロングポイントのお株を奪われてしまったアルビは
それを思い出したかの様に立ち上がりから激しいプレスで相手の自由にさせない。

ミスもあり、パスも荒いが、いきなり亜土夢がイエローをもらうほど前線から激しくいってます。

カードをもらうのはキツいですが、アルビの本来の姿「ガムシャラ」が戻ってきましたよ。

イメージ 6

展開はなぜがお互いがアルビの右サイド側ばかりで行われてます。

村上が攻守にとっても忙しそう。

左のウッチーやヨンチョルをもっと使いたいところかな。

しかし、その「ガムシャラ」が相手のミスも誘い、セカンドボールもとれてますよ。

守備はボランチの2人とトップ、またはサイドハーフの2人で上手く中盤で挟み込んでいます。

センターバックの菊池も身体を張ったディフェンスで無人のゴールを守ったり。

イメージ 7

ロペスが相手に倒されながらしっかりと枠にシュートする気迫はしだいに、
ビッグスワンのボルテージをあげました。

決して器用とは言えないけど、こういったプレイの連続も勝利に近づけるといったことを、
先日の山雅が教えてくれたのかもしれません。

そして、このまま両者譲らずで後半に折り返されると思った前半のアディショナルタイム1分。

ゴールから遠い位置で亜土夢が落としたボールをフリーで持った三門は思い切って右足を振り抜く!

ゴーーーーーーーーーール!


美し過ぎる弾道はガンバゴールのネットを揺らしました!

よぉし! 先制点だぁ♪

イメージ 8

ゴール後のゆりかごパフォーマンスは今月第一子が生まれたという小林慶行に贈るものでした。


アルビはいい雰囲気で後半を迎えましたが、やはりガンバも勝利しか目指していないチーム。

後半からいきなり2人のサイドハーフの選手を交代させて立て直しをはかりました。

ただし、アルビもまだ体力的にはキツくなっていましたが、
大雨降る中、一体になったスタジアムが選手たちの背中を押しています。

そして後半25分、右サイドの亜土夢からさんざん相手に削られてきた村上がボールを受け取って
ライン際を駆け上がり強めのセンタリング。

そこに飛び込んだのは、我がブルーノ・ロペスだぁ~!!

ドンピシャリのヘディングが炸裂し、ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!

美しく、美し過ぎるゴールだ♪

1点目も2点目も泥臭く奪ったボールからはこんなにも美しいゴールが生まれました。

そして、美しい亜土無とロペスの熱い抱擁・・・

イメージ 9

しかし、やはりガンバの西野監督も黙ってはいませんでした。

前半から飛ばしていたアルビは次第にあと一歩が出なくなってきて、
相手にボールをもたれ波状攻撃される時間が長くなってきたんです。

そのタイミングで西野監督は、ルーキー・ストライカー、川西選手を投入。

さすが、優勝を目指すチームの監督!

この采配がズバリ的中し、川西選手がピッチに入ってから10分経った、
後半32分と38分に立て続けにゴールを許してしまったのです。

小澤の好セーブも含め、アルビの選手たちも自らの身体を盾にして散々防いできたのですが、
ここまで相手のボールの時間が長いとさすがにツラかった。

イメージ 10

そしてさらに加えて今日の佐藤隆治主審が完全にガンバ寄り・・・

帰ってきて改めてビデオで確認しましたが、不可解な判定が多かったですね。
ここがどっちのホームかわかってるのかなぁ?

確かにガンバが勝たないとJリーグの優勝争いの盛り上がりに欠けちゃいますもんね。

それにアルビが負けた方が残留争いも盛り上がるしね。

ガンバの2得点目もペナルティエリア内でハンドやファール級の交錯があったのにフエはなりませんでした。

これで「2-2」で振り出しへ。


しかし、目的は違えどアルビもここで、勝たなければならないのは一緒。

ドローでは自力で残留とはいきません。

優勝を目指すガンバも最後にはパワープレイにきて、残留を確定したいアルビも再び得点をねらいます。

イメージ 11

どっちに得点が入ってもおかしくない、生きるか死ぬかの攻防戦。

カウンターからのミシェウのシュートはキーパーに止められ、
亜土夢が最後に放った決定的なシュートは枠を逸れ、
アディショナルタイムに攻守パワープレイに対応するため上背のある増田を投入。

最後、ウッチーのシュートはキーパーに弾かれ、
ラストワンプレイになる三門の決定的なシュートも、ガンバの意地のディフェンスでそらされてしまいました。

そして、意地と意地のぶつかり合いが終わりを告げるホイッスルが鳴った瞬間、
ピッチに両チームの選手が倒れ込みました。

これだけでもどちらにとってもこの試合が激しかった事を物語りますね。

イメージ 12

結果「2-2」のドローで勝ち点1を分け合いましたよ。

審判が退場する時には温厚なアルビサポーターからブーイングが鳴り響きました。

負けてない試合でここまで審判にブーイングするのは珍しい事ですね。

そして、2点リードしていたのに勝ちきれなかったアルビの選手だけど、
このジャッジの中、そして主要メンバーが欠ける中、優勝争いしているチームにひるむことなく出した
その気迫には感動させられ、惜しみない拍手が贈られました。

さらに、この時点で16位だったヴァンフォーレ甲府が今節勝つことが出来なかったため
アルビの残留が確定いたしましたよ。


今日は勝ってないし、追いつかれのドローなので悔しいんですが、
そして、それが目標ではないので情けない事なんですが、
小さく心の中でよろこんでもいいでしょうかねぇ?

残留が確定したことを・・・心の中で。

バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

イメージ 13

次は、11/27(日)アウェイの「山梨中銀スタジアム」で行われる
J1リーグ第33節、「ヴァンフォーレ甲府戦」となります。

優勝争いをしているチームが続いたと思えば、今度は残留争い真っただ中の
またもや「負けられない」という気持ちを強く持つチーム。

アルビはもう残留争いから抜け出しましたが、
甲府にとってはまだまだJ1生き残りをかけた大事な闘い。
ここで負けてしまうとJ2への降格が決まってしまうんです。

エースのハーフナー・マイク選手が不在になるが、厳しい闘いになることは間違いありませんね。

7/6(水)にホームの「ビッグスワン」で戦ったJ1リーグ第4節では、
ミスとミスで失点されあった低レベルな試合で「1-2」とアルビの敗戦。

甲府の激しいプレスは先日の「松本山雅FC」の闘い方に似ていると思うので、
もしかしたらハードワークを得意とするアルビにとって、
さらにハードワークで向かってくる相手は相性が悪いのかもしれません。

今シーズンのアルビレックス新潟は残り2試合、このメンバーで闘えるのもあと残り180分です。

甲斐と越後の合戦「川中島ダービー」、越後の陣は敗戦になりましたが、
甲斐の陣ではきっちりとその借りを返したいところですね。

アビスパ福岡につづきJ2への引導を渡してしまうことになってしまいますが、
「甲斐の闘い」が単なる「下位の闘い」にならないように熱い闘いを期待しています。