村松「さくらんど温泉」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、秋の気配を感じに紅葉の名所の「村松公園」に行ったのですが、
新潟市内から車で40~50分かかるそこに行ったのには、紅葉狩りの他に「理由」がありました。

その「理由」は「村松公園」付近からも案内表示が出ている「さくらんど温泉」という
日帰り温泉施設にあります。

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ここには何度か行った事があるいますが、案内表示は出ているものの、のどかな田園風景の真ん中にあって、
目印もたいしてないので、カーナビがないとなかなかたどり着きにくい場所にあります。

街の中心にイベントホールの「さくらんど会館」という、
まったく別の施設もあるので間違わないように要注意ですよ。

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駐車場の目の前には、物産直売所「よりね家」があり、
地元で採れた新鮮な野菜や果物、お米、花などの農産物はもちろん、

自家製の漬け物やお惣菜、お餅、納豆などの丹精込めて作った加工品、
わら細工や竹細工、手芸品などの工芸品などがお手ごろ価格で並んでいますよ。

実家からたくさんの野菜が送られてきたばかりなので、買いはしませんでしたが、
見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。

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さくらんど物産直売所「よりね家」

新潟県五泉市木越甲423-1
電話:0250-58-1658
営業:9時半~17時
定休日:第2木曜日



中に入るとまずは下足箱に靴を入れて券売機で入浴券を買い、
下駄箱のカギと一緒にフロントに出すというシステムです。

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料金は大人700円、子供300円でタオルセット付。

しかし、17時半以降はなんと! 夜間割引きで大人500円、子供200円になるんです。

17時に到着してしまったボクらはどうする?

当然、30分ぐらい待ちますよぉ。

そう言えばフロント前の広いロビーのソファーにはボクらみたいな待機っぽい人たちが結構いますね。

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でも、この日は『土曜日だよじゃんけん大会』と題して、このロビーでじゃんけんをして勝ちぬいた3名の人に、
ここのペア入浴券がプレゼンとされるというイベントが18時から行なわれるんだそうです。

ん~17時半からお風呂に入っていたらじゃんけん大会に参加出来ない・・・

しょうがない、お風呂を優先しよう!

でも、こういうイベントなどをやって盛り上げていくっていうのは活気があっていいですね。

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さて、30分間どう過ごそうかなぁ?・・・なんて、ここでは心配いりません。

「さくらんど温泉」にはちょっとしたゲームコーナーや、マッサージなどができるリラックスコーナー、
物産・お土産コーナー、充実したメニューが揃っている食堂や、ゆったりとくつろげる和室の大広間から、
1時間500円で借りられる小部屋があったりと、かなり充実しているんです。

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施設内をブラブラしているだけで30分なんて「あっ」と言う間ですが、
今ボクらにいちばんうれしい設備は「キッズコーナー」です♪

体育館としても使える多目的ホールの角に、子どもが遊べるスペースが2ヶ所もあるんですよ。

ころんでも痛くないマットが敷いてあるハイハイ乳児用のスペースと、
補強しまくって年期を感じるイルカの形をしたスベリ台のある幼児用のコーナーです。

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息子もこの開放感のあるスペースで自由気ままに歩きまわってました。

って、息子がドコにいるかわかります?

相変わらず一番興味を示したのはスベリ台ではなくて、ジュースの自販機なんですけどね・・・


さてさて、そうこうしているうちに夜間割引の17時半。

まあ、多少人が多くなったのはしょうが無いですね。

幼児は無料でタオルはもらえないのですが、サービスでミニタオルを貸してもらえましたよ♪

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脱衣所の外にも貴重品入れ用のロッカーがあるのに、
脱衣所内のロッカーもコイン返却式で、100円硬貨を用意する必要がありました。

ボクは100円硬貨を持ってなかったし、特に脱いだものを置いておく場所もなかったので、
カギをかけずに入れてしまいましたよ。

ちょっとこのシステムはわずらわしいですねぇ・・・

アメニティーグッズは特になく、無料のドライヤーのみ。


浴場は「さくらの湯」と「黄金の湯」とがあって月換わりで男湯女湯が入れ替えになるそうです。

今月は「さくらの湯」が男湯で、昼間なら日本庭園に調和している岩造りの「露天風呂」から
菅名岳や大蔵山、鳴沢峰などの絶景が見えるそうで、
その景色が「さくらの湯」と「黄金の湯」で微妙に見え方が違うらしいです。

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「露天風呂」の他、内風呂にはジャグジー付きの「大浴槽」と「源泉の湯」の2つがあります。

「大浴槽」は非加水ですが加熱と循環をしているのですが、
「源泉の湯」とはまさに名の通り非加熱、掛け流しの源泉そのままが味わえるうれしい浴槽♪

泉質「ナトリウム-塩化物温泉」で、飲泉は出来ませんが、
無臭でやや塩味がする淡い黄褐色に濁っているお湯をたっぷり堪能できますよ。

って言っても、ここの源泉38.3℃しか無いので、ちょっとヒンヤリですが・・・

ちなみに「源泉の湯」も昔はジャグジーバスだった様ですが、
保健所の指導があって停止したと書いてありました。

せっかく源泉なんだからそんな余計なシステムいらないですもんね。


洗い場は壁に仕切り無しに6ヶ所ありますが、中央に6角型の島があってそこにも6ヶ所あるのが珍しいですね。

リンスインシャンプーとボディーソープが置いてあります。

それから、子ども用の小さな椅子や桶、そして貸し出しでバスチェアがあるのは
子ども連れにはうれしいサービスですね。

まあ、息子はおとなしく椅子に座ってたりはしませんが・・・

昔はサウナも欠かさず入っていたのですが、ここは子どもはNGって書いてありましたよ。
さすがにまだ1歳児でサウナはキツいでしょう。


さて、お風呂からあがってサッパリしたところで、
ここ「さくらんど温泉」に来た「理由」をお話しましょう。

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そう、ここに来たの「理由」は食事なんです!

ここは日帰り温泉では珍しく、これだけ充実したメニューが並んでいるんですよ。

しかも地元産のコシヒカリや野菜を使った旬の料理はもちろん、居酒屋顔負けのおつまみメニューなどもあり、
貸し切りの小部屋でとっとした宴会をしている人も多かったです。

さらにこの日は土曜日で、『毎週土曜日のさくらん土イベント』と題して、
夕方5時半から一部食堂メニューが半額になる日でした。

この日は、生ビール250円、アイスクリーム100円、鳥の唐揚げ250円となっていましたよ。

生ビール250円とは・・・く~・・・車で来てなかったらなぁ~・・・ここは100円アイスでガマンです。


って、「理由」が食事と言ってもこれらが目的だった訳ではないんですよ。

村松っていえば「鯉」!

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実は、ここ「さくらんど温泉」ではその有名な「鯉料理」が食べられるんです。

その「鯉料理」は、webで検索すればすぐ出てくる有名鯉料理店、鯉の三の宮「松田」のものなんですよ。

何で鯉を食べにきたのか?と言いますと、実は1年半ぐらい前の話し・・・

相方のお腹の中には息子がいたのですが、ボクの埼玉の実家の両親が
『鯉を食べると母乳の出が良くなると言うので食べなさい』と言って、お金を渡してくれたんです。

そして、言われるがまま「鯉料理」を食べられる店を探して、
この鯉の三の宮「松田」を見つけてはいたのですが、

このときすでに相方は妊娠7ヶ月ぐらいでそんなに遠出はしたくなかったし、
さらにはお義婆ちゃんの入院や手術が繰り返されていた時期で、食べに行く機会を逃してしまってたんですよ。

でも、お金をもらっていたのに食べに行っていない事がずっと気になっていたんですよねぇ。

それでやっと外出も出来るようになったので行く事に決めました・・・

もうそろそろ断乳しなくちゃいけない時期なんですけどね。


食堂の脇にはお総菜コーナーみたいになっていて、そこに「鯉の甘煮」「鯉のあらい」などが売られています。

しかし、今回ボクらが食べるのはこれらじゃなくて↓こっち!

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「鯉定食」(2,000円)です!

「鯉の甘煮」「鯉のあらい」「鯉のしょうが揚げ」「鯉の味噌汁」にごはんがついた鯉づくしの定食ですよ。

以前、鯉の三の宮「松田」を調べた時には、直接お店に行くとこれらに少しプラスされた品数の
「たっぷり鯉料理セット」が3,300円したので、2,000円で食べられるのは
入浴料は別に払わなければならないのですが、大変お得dすね♪

このメニューを食べるには1時間前までには予約しなければならないので、
(オフィシャルホームページでは前日まででした)お風呂に入る前に予約しておきました。


「鯉料理」、ボクは食べるのは2回目で、以前食べた時は泥臭い印象があったのですが、
そのどれもクセは無く食べやすかったですよ。

やっぱり自分の所のきれいなイケスで養殖したものはまったく泥臭さがないんですね。


湯洗いして、冷たい水でしめた「鯉の洗い」は脂がのってシャキシャキ。

味噌だけで仕上げた「鯉汁」は骨を取るのが大変でしたが、鯉そのものの味を味わえ。

ごはんがすすむ「鯉の甘煮」は特製のタレでじっくりと煮込んであるそうです。

切り身を骨切りしてあるので骨のわずらわしさは無い「鯉のしょうが揚げ」は一番好みです。

まあ、「鯉料理」が特別美味しいもんとは思いませんでしたが、
母乳の出だけではなく、肝臓病や腎臓病、糖尿病、二日酔いや脂肪肝、胃炎や便秘にも効果があるほど、
いい栄養素がたっぷりと含まれていると思えば身体はきっとよろこんでいますよねぇ。

ごちそうさまでしたぁ~♪

「さくらんど温泉」の温泉と鯉料理で、身体の外から内から完全にリフレッシュしちゃいましたぁ。

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※泉質、施設、アメニティ、料金、アクセス、雰囲気、清潔度、混み具合、
その日の気分、体調などなど、ボクの独断と偏見とわがままで付ける、★5点満点の温泉「お好み度」。

村松「さくらんど温泉」

・・・お好み度★★★★☆

ちょっと古さも感じますが、設備がこれだけ充実していて、
イベントや食事も積極的に企画されている感じで活気があります。
家族にもうれしいし、雰囲気もいい、料金もまあまあ安くてなかなかオススメです。

村松「さくらんど温泉」

新潟県五泉市木越甲423-1
電話:0250-58-1611
営業:9時半~21時半
定休日:第2木曜日(祝日の場合は翌日)