J1第30節「アビスパ福岡」【J特】 | 馬の会長日記

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今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

10/23(日)はJ1リーグ第30節「アルビレックス新潟 vs アビスパ福岡」に参戦しに
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!

小雨が降っていて風が強く、さすが10月も後半になればすっかり肌寒くなってきました。

しかし、今のビッグスワンは熱い!

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「なぜなら?」を書くまでも無く、今のアルビは現在「13位」の降格ボーダーラインの16位まで勝ち点差「5」。

「背水の陣」です・・・

前節、7戦勝ち点をとれなかった鬼門「等々力陸上競技場」で、
心臓の止まりそうな思いをしながら「川崎フロンターレ」に勝利し、リーグ2連勝したとは言え、

今後の4戦には現在優勝争いをする、柏、ガンバ、名古屋、そして残留争いをする甲府と、
えげつないカードが待っています。

もう、今のアルビに休息の時間なんてありませんよ。

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相手は現在最下位の「アビスパ福岡」。

3/5(土)にアウェイの「レベルファイブスタジアム」で戦った今季開幕戦、第1節では、「0-3」でアルビの快勝でした。

『なんだぁ~余裕じゃん♪』・・・なんて思っている方もいるとは思いますが、
それがそんなことは無いのです。

今の福岡はアルビ以上に「背水の陣」。

この試合で勝てないと、もう来年からJ2チームになる事が決定してしまう試合なのです。

福岡だってJ1のチームらしく、可能性ある限りここで持っている力を充分に・・・
いや、いつもの何倍もの力を出してくるでしょう。

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その思いは、選手だけでなくサポーターの方も同じ。

アビスパ福岡のサポーターの方々、遠い新潟までお越しいただきありがとうございます。

『絶対負けられない闘い』という気持ちがヒシヒシと伝わってきますが、そこはアルビも同じです。

ここホームでは相手がどんなチームであっても勝つことしか許されていません!

ここで皆さんの涙は見たくないですが、自分が泣く事になりそうな今、
心を鬼にして全力で戦わせてもらいます!

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今日はオフィシャルスポンサー様の日清食品様による「日清のどん兵衛サンクスデー」。
入場ゲートで配られた『「どん」なときも力になる』と書かれたオレンジシートを掲げ、熱いメッセージを受けました。

今日は行きも帰りもめちゃくちゃ渋滞だったし、珍しくカテゴリーごとのチケット確認もしていましたね。

これは相当タダ券を撒いたのかなぁ?

それでもまだまだ少ないと感じる27,107人の観客が見守るピッチで
来年のJ1に残るための、J1チームとしてのプライドを賭けた一戦が14:03キックオフです!

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今日は菊池が前節レッドカードで出場停止になったため、ウッチーが久しぶりスタメン。

心の支えになるベテランをバックに、アルビは立ち上がりから積極的にサイドチェンジを巧みに使って
相手ゴールに迫ることが出来てます。

その中でも一番心にゆとりが出来たのは、キャプテンとしてチームを支えてきた本間勲だろう。

前半2分、左サイドのヨンチョルがマイナスのパスをし、勲の左足ミドルシュートが火を噴いた。

ゴーーーーーーーール!

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よっしゃあ!! 先制点!

ホントに勲のシュートはいつも美しいですが、この時はさらに会場の時間が止まってしまったかの様にその軌道に見とれてしまいました。

よし!このまま、追加点をどんどん取って、出来れば得失点差もプラスにしたい!



しかし、やはり福岡もさすがJ1のチーム。

このままアルビの好きにさせてくれるはずはありません。

中盤からの激しいプレスを得意としているアルビを研究しつくし、ほとんどボールを持たずワンタッチで回していきます。

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アルビはボールを奪うまではその早いパスに翻弄され、走り回されている感じがしますよ。

ただ、そのパスが荒いため、致命的なシーンはありませんが、徐々に体力を削られている気がします。

ボールを奪ったら、得意なカウンターを止めて少しボールを落ち着かせる動きも欲しいですが、
すぐに攻めに転じちゃってますよ。

確かにヨンチョルやミシェウのシュートなど決定的なシーンは作れていましたが、
この慌てぶりは、どちらがリードしているチームかわからないぐらいです。

流れはアルビあっても後半の体力が心配。

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しかし「1-0」で折り返した後半、その不安が無意味であった事を証明してくれました。

なんてボクはアホな事を気にしてたんだ・・・

体力温存のために攻める手を緩めるなんて、今のアルビには必要ないし、望んでいないはずの事でしたよ。

翻弄されたらそれ以上の運動量で相手を上回る。

先の事は監督が考えて、選手たちはこの今を全力で走り抜く。

そういった泥臭いけど、がむしゃらのところがアルビの強みでしたね。

後半19分、ミシェウがカウンターから持ち込んだボールを左にはたき、
ヨンチョルが落ち着いて相手ゴールの左隅へループ気味に・・・

ゴーーーーーーーーーーーーーール!!

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よおしっ!待望の追加点だ!

攻めて、攻めて、攻めまくる!
今のアルビは最後までそれが出来る力があるか?なんて考えない!

いつも最後にバタバタになって失点してきましたが、今1点でもって多く取る。

乱暴だけど、そんな力はアルビにはあるんだ!

そして後半37分、亜土夢が奪ってから前線のブルーノロペスへ!
ロペスが左サイドからゴール前ギリギリまで運び、
相手ディフェンダーを引き連れつぶれながらも後ろにつなげ、
そこに走り込んだのはまたもやヨンチョル!

ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!

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ヨンチョルとロペスの熱い抱擁♪

よしよしよしっ!今日のヨン様はキレキレだぁ!

これで「3-0」。

♪蹴散らせ!蹴散らせ!手がつけられない新潟~♪


今日も勝つぞ!・・・

って、思ってもやっぱりそこはアルビ。

いや、ここは相手福岡の気力と意地をたたえましょう。

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後半43分、またもやアルビは試合終了間際に、福岡のロングフィードから
途中から入った高橋選手にゴールを揺らされてしまいました・・・

大輔が飛び込んで押し込んでしまったんだけどね。

記録ではオウンゴールじゃなくてまだ良かったかな。

とほほ・・・、やっぱり最後はしまりの無いアルビ。

それでも何とか90分攻めつづけて「3-1」の勝利です♪

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これでリーグ3連勝。 うれしぃ~~~

そして何とか勝ち点「38」・・・これまで勝ち点「38」以上で降格下』チームはいないらしいですし、
順位も「11位」までジャンプアップできました。

まだまだ安心はできませんが、とりあえずは、
バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

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そして、今日のヒーローはもちろんこの人!

1アシスト&2ゴールのチョ・ヨンチョルです。

「きつねどん兵衛」1年分をもらってましたが、韓国でもお揚げは食べるのかなぁ?

それにしてもホント、ヨンチョルの調子はアルビの調子に比例していますよねぇ。

自身も1試合に2ゴールは初めてみたいで調子の良さを確信しているみたいです。

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そんなヨンチョルから頼もしい言葉『残りの試合は全て勝ちます!』と・・・

あと勝ち点「4」でほぼ自力残留となりそうですが、
そういう気持ちじゃないと、残留争いを生き残るのは厳しいかもしれませんね。

絶対残りましょう!
この「アビスパ福岡」からもらった勝ち点「6」を無駄にしないためにも・・・

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そんな次のアルビレックス新潟は、11/3(木・祝)にアウェイの「日立柏サッカー場」で
J1リーグ第31節「柏レイソル」との闘いとなります。

柏は現在首位で優勝争い真っただ中。
史上初のJ2優勝→J1優勝という快挙を狙っています。

しかも今季ホームで行われた
J1リーグ第11節ではアルビが「0-3」と惨敗しているんですよ。

いやぁ~、もしかしたら今季一番恐ろしいチームかもしれません。

しかし、今のアルビは相手を怖がっている余裕なんてないんです。

とにかく残り試合を1つ1つ勝って行くことがけが、確実にJ1に残れる方法です。

柏にはリーグで11戦していて、通算成績3勝4敗4分と負け越してはいるのですが、
なぜか? アウェイでは2勝0敗3分と無敗なんですよ。

全然ビビらなくてもいいんです♪

優勝争いで湧いている柏に一石を投じに行きましょう!

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ビッグスワンの空には羽ばたく白鳥の姿が見られる季節となりました。

ちょっと遅いですが、アルビが羽ばたく季節がこれから始まります。