8月最後の休日に仲間と | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

もう新潟競馬の夏開催も終わってしまいましたが、8/27(土)にはボクのやっている競馬サークル
「馬の会」が「新潟競馬場」に集合し、夏競馬を充分に満喫しました♪

「馬の会」には東京からきた友人「師匠」と「がおくん」もいるのですが、
その次の日は彼らを新潟らしい風景を見せてあげようと、その日「ビッグスワン」で行われていた
アルビレックス新潟「サマーフェスタ2011」にちょっと強引に連れていっちゃいましたよ。

さすがに2人ともアルビどころか、サッカーもそんなに興味無いので、あんまり長居はできません。

ってことでお土産、特に日本酒を買いたいというのでまずは「ふるさと村」へ。

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「馬の会」での集まりと言っても彼らにとっては新潟旅行なんですねぇ。

しっかりと会社や友人などのお土産や、普段ボクらでもそんなに飲まないお高めの日本酒を買ってましたよ。


その後は特に予定を決めてなく、せっかく日本海まで来たので海を見たいという事なんですが、
昨年のように釣りをする時間もなかったので、海沿いをドライブすることにしました。

ここでドライブの定番と言ったらもちろん国道402号「シーサイドライン」ですね。

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昨年釣りをした場所「新川漁港」では、その時大きな工事をしていたのですが、
昨年の暮れに関屋分水から真っ直ぐ海沿いを走れるように「内野新川大橋」がかかり、道がつながりました。

気持ちいいですねぇ♪


ここから先は海水浴場で有名な「角田浜」を避け、内陸部を進むため海が見えないのですが、
昔はここに「原発」を建てる計画があったそうで、
そのために道が海岸部を大きく迂回しているんだそうですよ。

結局住民の多くの反対で「原発」が建てられる計画は無くなりましたが、
せっかくの日本海絶景ロードがここでちょっと途切れてしまうのは残念でしたね。

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そこを走り抜けると、日本海の荒波に打ち砕かれて形成された奇岩、怪石が姿を現す絶景ポイントが続きます。

特に全国でも珍しい露出枕状溶岩として天然記念物に指定されている
「弁天岩」「立岩」などが見どころですよ。

ボクも運転している時はじっくり見られないし、相方の助手席座る時には左側しかよく見えないので、
後部座席に座った今回は初めて見るかの様に新鮮でしたよ。


夏がまた蘇る様ないいお天気でしたし、昔はここは有料道路だっただけに、
きっと運転する「がお君」も気持ち良かったことでしょう。

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このシーサイドラインを軽快に走ってまず車を止めたのは、観光客の定番の地、寺泊の「アメ横市場」です。

2人ともここに来るのは初めてじゃないんですけどね。


2007年に起きた「中越沖地震」の影響で、東京からの観光客がすっかり減ってしまったと聞きましたが、
そんなことは感じさせないぐらい賑わっていましたよ。

って、ボクの写真ではなるべく人が写らないように撮ったので、そんな風に見えませんよねぇ。

でも、ホントなんですよ。
安心してお越しくださいね。

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寺泊「アメ横市場」と言えばやっぱり「浜焼き」ですね。

「浜焼き」は全国海のあるところでは珍しいものでは無いのですが、
串に刺さった焼きたてのイカやサバなどをむさぼりつきながら、
「アメ横」をブラブラするのが定番風景ですよねぇ。

さっそくボクらもそのいい香りにつられて、「浜焼き」を買いました。

「師匠」は「カニのつくね」、ボクは「さざえ」、

そして「がお君」前回来た時には海のものではない「鮎」を食べてしまったというので、
そのリベンジを込めて「つぶ貝」を食べてましたよ。

ホントは「イカ焼き」が食べたかったのですが、アルビの「ファン感」で
麺を2種も食べてきたばかりなので実はお腹はいっぱい。


でも、ん~♪ 磯のいい香り。

ここに来たらやっぱり欠かせませんよ。

ビールが飲みたくなっちゃいましたが、ここは2人のドライバーがいるのでグッとガマンです。

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ちょうどこの日は「第10回寺泊観光まつりとよさこいフェスティバル」というイベントがやっていて、
「寺泊水族博物館」の前や、「アメ横」の通り、「みなと公園」の駐車場などの場所で
「よさこい踊り」が華やかに繰り広げられているそうなんです。

さっそくボクらも会場の「みなと公園」に行ってみましたが、
もう終わりも近いという事もあり、近寄りがたいぐらいに盛り上がってましたよ。

各地から何十組も集まってきて、この炎天下の中、1日中踊ってきたこのパワーはスゴイですねぇ。


来週の9/16(金)~19(月)には250団体、延べ1万5000人の参加が予定されている
県内最大規模のよさこい祭「にいがた総おどり」が行われるのですが、

それへの参加するそうで、そこでの合同踊り「天地人プロジェクト」の踊りも確認されてましたよ。

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せっかく日本海まで来たのだから、やっぱり海を車窓だけでなく目の前で見たいと言う「師匠」。

「まあ、見に行くのはいいけど、ビックリするよ」と言って、いざ林を抜けるとそこは広がるのは草原。

「師匠」思わず『遠っ!!』。

何もここ「寺泊浜」で海を見たいなんて言いださなくてもいいのにねぇ。

そう、ここ「寺泊浜」は今もスゴい勢いで年々砂浜が広くなっていっているそうなんですよ。

明治時代頃はこの波打ち際まで1㎞以上離れた場所にある「アメ横」ですら海の中だったそうで、
「信濃川」を分ける「大河津分水」が出来て以来、土砂が流れ出すようになって
この寺泊付近の砂浜はどんどん広がっていっているんだそうです。

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この写真の場所も数十年前までは海だったみたいです。

だからここの「海の家」(浜茶家)も、30年位前までは波打ち際に建てられたと思うのですが、
今や海水浴に行くにはかなりの距離を歩かなければならなくなっちゃったんですよねぇ。

砂浜が無くなっていくという深刻なニュースもある中、
土地が広がっていくのは何だかいい感じもしますが、
飛砂の害など、これはこれでいろいろ大変なこともあるみたいですね。

寺泊は本州の中でいちばん佐渡島に近いそうなので、このまま佐渡と陸続きになっちゃったりして・・・



なんとか防波堤内ですが、念願の日本海を見てモノ思いにふけっている2人です。

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遠くを見ながら何を思っているのでしょうか?

長年付き合ってきた同級生の友人が家庭を持ち、子どもがいるのを目の当たりにして
『オレ、このままでいいのだろうか?』とか思っているのでしょうか?

いいや、きっと『何が釣れるのかなぁ?』なんて考えているんでしょうね。

家族が増えると、これまでとは生活も変わり会う時間も減ってしまった友人も多くいます。

でも、なんとなくこの2人はいつまでもこのまま変わらないでいてくる様な気もしますよ。

それは家庭を持つ、持たないに関係無しに・・・

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これは堤防の逆側の風景です。

左は海でも右は草の生えた砂浜・・・



今年も楽しかった季節が終わってしまいました。

またきっと来年の夏が来ても相変わらずこの3人で遊んでいるような気がします。
もしかしたら小さな影も加わるかもしれませんが。

ただ大きく変わっていくのはこの砂浜の広さだけかもしれません。