あれからコツコツ半年間 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

あれから半年経ちました・・・

もうすっかり普通の生活の様に過ごしていますが、実はボクは現在リハビリ中なんです。

ご存じの方も多いと思いますが、ボク、半年前の2/11に、スノーボードで左腕を粉砕骨折してしまい、
医師に『もう元の様には動かせない可能性がある』と言われるほどの重傷を負ってしまったんですよ。

手術をした当初ほど不便はありませんが、まだバスのつり皮などにつかまったり、
重い物を持ったりすると二の腕の部分が痛みます。

息子の抱っこもおとなしくしている時は大丈夫だけど、
ダダをこねてノケ反ったりすると落としそうになっちゃいますよ。

それに、ボクの回復以上に息子の体重は増えてますしね。


また、腕の曲がる角度もリハビリ開始時に比べるとだいぶ動く様になりましたが、ケガをする前の様には戻らず、
前回の検診時には先生から『ここまでが限界かな』って引導を渡されて、病院でのリハビリも終了となりました。

あとは骨がしっかり再生してくっついてくれれば無事に『完治』ということなので、
それを願って昨日、退院してから11回目の検査通院に行ってきましたよ。

イメージ 1


最初に『全治4ヶ月』と聞いていたので、てっきり日常生活に戻れるのがその期間だと思っていたのですが、
前回5ヶ月経ってまだくっついていないレントゲンを見て軽くショックでした。

やっぱり歳のせいで新陳代謝が衰えていて、骨の再生が遅いのだろうか?

『このままずっとくっつかないと、「骨の移植手術」をする人もいる』って事を
リハビリの先生に言われたのですが、あんなツラい思いの手術なんてもうしたくないッス。


これはガンバらなきゃ! 

って何をガンバっていいかもわからないので、とりあえずこの1ヶ月間牛乳を飲みまくりました。

やっぱり骨と言えば、カルシウム・・・カルシウムと言えば牛乳!

♪牛乳は白い~ 白いは雪~ 雪と言えばスノボ~  スノボでジャンプ、ジャンプで左腕粉砕骨折だ~

・・・ですもんね。・・・ん?


そう過ごしてきた1ヶ月の成果が今回のこのレントゲンです。

くっついていてくれよボクの骨っ子ちゃん・・・

イメージ 2


おぉ! この肘の部分、もうどこが折れていたかわからないぐらいつなぎ目が無くなってるぞ!

って、どこがどう回復しているかこれだけじゃよくわかりませんが、
半年前のレントゲンと比べると明らかに違うのがわかりますよ。

もう、これでこの明らかに人間の物とは思えないぶっといボルトにたよらなくても大丈夫なんだね。

と思ってたらそこで先生・・・『どうします? ボルト抜きますか?』

へ? ボルトってずっと入っているもんじゃなくて抜くの?

てっきり一生ボトルキープだと思っていた。


確かに手術を受ける時、『スポーツ選手などはボルトを入れたり抜いたりしてる』って聞いてはいたけど、
ボク、アスリートっていう訳でもないのでまったく考えてませんでしたよぉ。


じゃあ、ボルトを抜くとこの違和感が無くなったり、動きが良くなるのかなぁ?

って思ったけど、それほどの効果は期待できる訳ではないらしく、
「ボルトがボコボコしている見た目を気にする人」、
そして「ボルトが当たったりすると痛い人」っていうのが抜くんだそうです。

ボクは見た目なんてそんなに気にしませんが、確かに机に肘をついたり、
物にぶつかったりすると強烈に痛いッス。

それが無くなるのはいいかもしれないですねぇ。

星野鉄郎は「銀河鉄道999」乗って機械の身体を求めて旅をしましたが、
ボクは元の身体に戻るために旅に出ましょうかねぇ?メーテル・・・

じゃなかった、先生・・・

「その手術は割と簡単に出来るんですか?」って、ボクは恐る恐る聞いてみました。


すると先生は『この間の手術とほぼ同じ様な感じです』だってさ・・・

メーテルーーーーーーーーーーーーーっ!! イヤだぁ! 

あの骨が折れた時よりもツラく痛い思いをした手術後をまた体験するなんて、もう考えられないッスよぉ~~!


「でも、しばらく過ごしていて気が変わったら、その時にでもボルトを抜く手術って受けられるんでしょうか?」
と、手術は絶対いやだけど、念のため聞いてみたら、

『いつでも手術は出来ますが、あまりにも時間が経ちすぎちゃうと、
骨がボルトを覆っちゃうことがあるので、早い方がいいでしょう』と。

ん~・・・時間制限があるのかぁ・・・


ところでスポーツ選手じゃない一般の人も結構「ボルト摘出手術」は受けているのでしょうか?


どうやら、当然手術をしない人も多いのですが、海外の他の国は保険がきかないところも多いので、
保険のきく日本は比較的手術を受ける人が多いそうなんですよ。


「手術はイヤだけど、ボルトは当たるしなぁ・・・保険もきくって言うなら・・・
ん~どうしようかなぁ?」とボクが悩んでいると。

『まあ、骨が完全にくっついてからじゃないと手術出来ないので、今すぐ答えを出さなくていいですよ』と先生。


え!? 今なんて言いました? 『骨がくっついてから』?

ってことは6ヶ月経った今でも骨はくっついてないんですね。

イメージ 3


ガビ~~~~~~~~~~~~~~~~~ン! エイドリア~~~~~~ン!!!

もうすっかりくっついていると思ったら、まだこっちの二の腕の方の隙間が埋まってませんでしたぁ!

えぇ~、半年経ってもまだくっついてないんですかぁ!?

ま、ま、まさか? 「ボルト摘出手術」どころか、「骨の移植手術」の可能性が?


「せ、先生! やっぱりボクの骨再生工場は生産能力が人より遅いんでしょうか?」

『みんなこんなもんで、順調ですよ』

そ、そうなのかぁ、良かったぁ♪
ボクが勝手に4ヶ月で「完治」するって思いこんでいたけど、このスピードで普通なのかぁ。

ボクは「骨折界」の落ちこぼれだとばっかり思ってましたよ。


じゃあ、あとは自分の身体の再生能力を信じながら、
「ボルト摘出手術」についてゆっくりと今後考えていきたいと思います。


まあそんな感じで、診察って言っても先生もレントゲン以外特に診るものも無いので、
次の診察は2ヶ月後となりましたよ。



骨や腕の動きにはこの1ヶ月であんまり変化はありませんでしたが、
実は期待していなかった大きな変化に、ボクじゃなくて相方が気付きました。

それは、肘のキズ跡がだんだんキレイになっていってたのですよ。

自分の目では鏡じゃないとよく見えない場所なんですが、半年前の手術直後はまだましだったのに
段々と真っ赤になって、まるでムカデのようになっていったのです。

それはあまりにもグロいビジュアルだったので、このブログでも公開しなかったほどなのですが、
それが気付いたら、だんだんと腫れもひいて、色も肌色に、ムカデの脚も見えなくなっていってました。


これなら、公開しても独自の判断で写真を載せようと思いますが、
キズとか苦手な方はこの先にスクロールしないでくださいね。

でも、ボク的には以前からするとこの回復は涙が出るぐらいうれしかったんですよ。

これが、今現在のボクの肘のアップです。

イメージ 4


まだまだ、どこが傷跡なのかわかるぐらいですが、ムカデがはっていた頃とは比べ物になりませんよ。

これも、日に焼けると色素が沈着してしまい、傷跡が黒くなるって言われ、
この灼熱の夏の間中、長袖をずっと着ていた効果なのかなぁ?

これならボクのグロい腕を見ている人が不快な思いをするかもしれないと思って宣言した
「生涯長袖生活」もしなくていいかもしれません。

もうアルビレックス新潟の木暮にならなくてもいいんですね。



あの、悪夢の冬から半年経ちましたが、夏も終わりを迎えその冬に向けて
だんだんと長袖でも過ごしやすい季節になってきました。

次、8ヶ月の検診の時に骨がくっつき、キズも消えているといいなぁ。

それまでまたコツコツと牛乳を飲んで過ごしていきたいと思います。

骨だけに、コツコツとね・・・ヨホホホホ~~~~~~~♪