黄金の島へ出港だ! | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日の「海の日」を含む3連休に、やっぱり旅好きのボクらはどこかに行きたいなぁなんて思い、
急遽1週間前から旅の予定を立て始めました。

連休なのに遅いッスよねぇ。

今回の旅は相方の誕生日も近いってことで、相方の行きたいところへ!

リクエストは2つ。

1つは温泉のあるところ、あとはホントは遠くに行きたいんだけどそんなに遠くないところ。


相方もしばらく育児で遠くに行く機会が無かったので日常から離れてリフレッシュしてもらいたいし、
かと言って息子もあんまり遠くまで車や電車に乗ってしばらく自由が利かない状態なのはツラいですよねぇ・・・


ってことで、7/17(日)~18(月)の1泊。

いつも見える場所にあるほど近くて、それでいてちょっと遠くに来た気分になれる場所を
ボクらはここから目指す事にしましたぁ!

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ってこの写真じゃよくわかりませんよねぇ・・・

写っているのは相方の愛車「フォーカス号」。

相方はボクの「アルファロメオ159号」を運転したくないっていうので、
交代で運転できる相方の車で出発しましたよ。

でも、これからボクらが向かう場所には、車の運転のみでは行けません。

そう、ここはフェリー乗り場。

出港の1時間前に集合ってことで、ちょっとヒマを持て余してますが、
これからボクらは佐渡汽船のカーフェリーに乗って「佐渡島」に向かいま~す♪

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ボクらが車で乗り込んだのはこの航路に2隻あるうちの古い方「おおさど丸」。

船に入ったらすぐ坂道を上って2階部分に駐車したのに驚きましたよ。

乗用車なら190台も止められるっていうんだからスゴい迫力です。

そう言えば「おおさど丸」って、昨年夏の8/11に新潟沖を航行中にエンジン壊れ、
航行不能となっちゃってお盆の帰省客に大きな影響をおよぼしたニュースがありましたねぇ。

大丈夫かい「おおさど丸」?

2014年春には新しい船と交代する予定だそうですが、もうちょっとガンバってね。


さあ! 日本海の荒波に向かってどうどう出港だぁ!

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って、めちゃめちゃいいお天気♪

デッキにはたくさんのカモメが並飛行してボクらの旅立ちを見送ってくれてます。

っていうか、他のお客さんが「かっぱえびせん」とか餌づけしてるんですけどね。

あまりにも多くて、息子の指がかじられないか心配でしたよ。


いつも見なれている新潟の街を海側から見て、どんどん離れて行く様子はとっても新鮮でした。

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新潟市の海沿いに住むボクは、いつも晴れた日には海の向こうに「佐渡島」を見ています。

だいたいボクの住んでいるところから西の方に45kmほどしか離れてないのに、
意外と行く機会が無いんですよねぇ。

新潟にずっと住んでいる相方は幼い頃に1回行ったきりで、
それ以来まったく訪れる機会がなかったんだってさ。

昔は『佐渡に行かぬ馬鹿、二度いく馬鹿』と言う富士山みたいに言われた佐渡ですが、
実は新潟に住んで10年ちょっとのボクが社員旅行で2回、仕事で1回、
計3回も佐渡に行っているんですけどね。

ただプライベートでは初めて、そして夏の佐渡も初めてなので楽しみですよぉ♪

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佐渡に船をつかって行くには3つの航路があって、この「新潟~両津航路」と「直江津~小木航路」、
冬場は運休してしまう「寺泊~赤泊航路」があるのですが、

「新潟~両津航路」にはこの2時間20分で渡る「カーフェリー」以外にも、
船体を海面に浮上させて走行することで波の影響も受けにくく1時間で渡る高速船
「ジェットフォイル」って言うのがあるんです。

そんな話をしていたらちょうど佐渡の両津港を出発した
ジェットフォイル「すいせい号」とすれ違いました。

ん~、かっこいい♪

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それなのに、なんでボクらは倍以上時間のかかる「カーフェリー」にしたのでしょう?

『子どもがいるならサッサと到着させてあげた方がいいんじゃないの?』と思う方もいると思います。

その理由は3つ。

佐渡には鉄道が無いので、車での移動が便利。

だけど、旅行の計画を立てたのが1週間前だったので、レンタカーの予約がいっぱいだったのです。

旅行代理店の方曰く、どうやらこの梅雨明けした3連休は震災の影響もあり
例年以上に新潟に来られる観光客が多いのだそうで、特に佐渡は大人気。

そう言えばボクらが予約したホテルもラスト1室で、特にプランとか選べなかったもんなぁ・・・

よりによっていつでも行ける佐渡に、この混雑している朱鷺・・・

いや、こんな時に行かなくても良かったかなぁ?

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ちなみに、これフェリー内で売ってた「佐渡牛乳」。

注ぎ口になっているクチバシがとってもキュートな朱鷺のパッケージです。


そして、時間のかかる「カーフェリー」にした最大の理由は、「ジェットフォイル」は全指定席となりますが、
「カーフェリー」の一番安い乗船席の「2等席」はだだっ広い大広間なのです。

ってことは、息子はボクらにオンブや抱っこで拘束されず、自由にハイハイすることが出来るんですよ。

まあ、自由にって言っても他のお客さんもいるし、寝ている人もいるので限度はありますけどね。

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あと一つは7/31までの土日祝日限定で乗用車の往復運賃が31,640円のところ、
19,800円の特別割引になっていたからなんです。

もうすぐで終わってしまうので、佐渡に行かれる方は急いでぇ~


さあ、「佐渡島」も段々と大きくなってきましたよぉ。

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「佐渡島」は日本の離島の中では沖縄本島に次ぐ大きさがあり、沖縄の3分の2程度です。

形はカタカナの「エ」みたいで、この真中の凹んだ部分の右側がこれらボクらが上陸する
「両津港」がある「両津湾」で、その反対の西側が「真野湾」となります。


上の棒の部分にあたる北側には「大佐渡山地」、南には「小佐渡山地」があります。
そう、佐渡って2つのダ円の山がくっついた様な地形をしているんですよ。

島の人は通称「大佐渡」「小佐渡」と呼ぶので、どっちがどっちだか覚えておくといいかもです。



その山の間に挟まれた真中の凹んだ部分は「国仲平野」で、
そこに通る主要道路「国道350号」を車で走れば1時間ほどで逆サイドに到着できます。

意外に近いですねぇ。

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実はこの「国道350号」って言うのは「佐渡島」島内だけじゃなく、
起点は新潟市中央区本町の「本町交差点」で、終点は上越市なのです。

ってことは、そうなんです! ボクが今進行しているこの航路も実は「国道350号」ということになっているのですよ。

「カーフェリー」のデッキ部には「国道航路350号」と書かれたパネルが設置されているんです。

なんだか海の上に国道があるっていうのも面白い話でしょ。


おっと、間もなく両津港に到着しますね。

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到着10分ぐらい前には車に戻ってなきゃいけないのですが、
エンジンは扉が開くまでかけちゃいけないってことで、
フェリー内の駐車場はクーラーがきいてないのでとっても暑かったです。

まあ、排気ガスで充満するよりいいか・・・


お昼の12時頃、ついに「佐渡島」に上陸しましたぁ♪

さあ、家族3人での佐渡の旅がいよいよ始まります。

いったいどんな風景、味、人と出会えるのでしょうか?

まさか、いきなりあんなハプニングが起こってしまうとは思ってもみませんでしたが、
つづきは次回ってことで。

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スミマセン・・・船乗っただけになっちゃいましたね。



・・・つづく。