
次の日の朝をむかえ、清々しく澄んだ空気の中、ちょっと早めに起きてお風呂に入ろうとしたら、
4つある貸切り風呂がすべて使用中。
あっちゃ~・・・みんな考える事は同じかぁ!
何度も布団に横になっては、廊下の行灯を確認しに行って、やっと空いたのが朝ごはんの時間の30分前。
相方はまだ寝てると言うので1人で急いで昨夜も入ったぬる湯の「里の湯」へ!
ホントは朝だから、露天風呂に入りたかったなぁ・・・
思って、「里の湯」をあがると、もうすぐ朝ごはんの時間だから全てのお風呂が空いていました。
こりゃ、チャ~~~ンス!

野鳥のさえずりを聞きながら、朝日の木漏れ日が気持ちいい露天風呂の「竹ばやしの湯」でぇす♪
結局、貸切り風呂に合計6回も浸かってしまいました。
これできっとラジウム温泉の効能もバッチリです!
そして、今度は身体の中からリフレッシュ。
お風呂からあがるとちょうど部屋の布団もあげてあって、朝食の用意が出来たところでした。
メニューは素朴な田舎の朝ごはんと言う感じですが、素材は採れたて新鮮一級品。

湧水の「銀蔵清水」で炊き上げた自家栽培のこしひかりに、自家栽培の野菜たち。
「だし巻きたまご」は熱々で食べるのもいいけれど、
たまごとダシの味が十分馴染むのを待ってから食べるのがオススメだそうです。
たまごとダシの味が十分馴染むのを待ってから食べるのがオススメだそうです。
また、自家製の豆味噌や山菜味噌はほっかほかのごはんにピッタリです。
デザートにはフルーツに全国的にも人気の地場さんの「ヤスダヨーグルト」をタップリかけてあります。
夕飯につづき、春夏秋冬を感じながら、地元産の旬で新鮮な食材を口にできる贅沢で、
身体の中からも浄化されたような気がします。
身体の中からも浄化されたような気がします。
ごちそうさまでしたぁ~♪
さて、なごり惜しいけどお世話になった「角屋旅館」を去らなければいけない時間となってきましたよ。
ごはんを下げに来たときに、妊婦さんに特別ということでこんなお土産もいただきました。

「くくりざる」という鈴のついた御守りです。
飛騨の「さるぼぼ」みたいなものが手足を縛られているような形をしているのですが、
これは人間の中にある悪い欲望を猿に見立て、手足をくくりつけて動かないようにするという
云われはちょっとショッキングな形をしているのですが、
云われはちょっとショッキングな形をしているのですが、
願いを叶えようとするときにそれを妨げようとする欲望のこころを
コントロールできるように意味を持つものだそうです。
コントロールできるように意味を持つものだそうです。
昔から厄除け、魔除け、病除けの祈りを込めて作られ、
母親から子どもの着物に御守りとして付けたりしたものだそうですよ。
母親から子どもの着物に御守りとして付けたりしたものだそうですよ。
こういった、最後のお土産ってとっても大切ですよねぇ♪
これがあるだけでも「また来よう」って気になっちゃいますよねぇ。

ちなみに、ボクはこのようなレトロなマッチをもらいましたよ♪
ちょっとオシャレですよねぇ~
こういった統一された随所に見られるレトロなデザインや、
細部までに渡った気遣いには、なにやらプロの仕事の香りがしますよねぇ。
細部までに渡った気遣いには、なにやらプロの仕事の香りがしますよねぇ。
腕利きの総合プロデューサーとかが影にいるんじゃないでしょうかねぇ~
まあ、深いことは考えず、どちらにしてもとっても「角田旅館」には癒されたってことで・・・

チェックアウトした後は、ず~と気になっていたこの
「あんみつあります」のノボリに相方は誘われるがまに・・・
「角屋旅館」の「白玉クリームあんみつ」(787円)は、
米どころ新潟の上質な餅米から作られた白玉粉を、あんみつの注文があってから
「銀蔵清水」で一つ一つ丁寧に丸められるそうで、作りたてのモッチモチ感は絶品です♪
米どころ新潟の上質な餅米から作られた白玉粉を、あんみつの注文があってから
「銀蔵清水」で一つ一つ丁寧に丸められるそうで、作りたてのモッチモチ感は絶品です♪

また、その白玉にマッチするよう北海道十勝産の小豆を使ったあんこは、
特注のものを錬ってもらっているそうです。
さらに、沖縄まで行って探してきたという「小浜島の黒糖」でつくった黒蜜は、
甘さの中にほんのり苦味があり、自慢の白玉の甘さを引き立てていましたよ。
甘さの中にほんのり苦味があり、自慢の白玉の甘さを引き立てていましたよ。
ボクはこの宿自慢の湧水「銀蔵清水」で熱を加えずに一晩かけて抽出したという
「アイス珈琲」をいただきました。
「アイス珈琲」をいただきました。

この名水でいれたお茶や珈琲は素材の味をしっかりと引き出すらしく、
渋み、甘味、酸味、香りなと、1枚も2枚も濃く感じる上に、すっきりとした澄んだ味わいがありました。
この「銀蔵清水」は宿泊者限定で自由に汲んで持ち帰ることができるそうです。

さてさて、そんなお世話になった「角屋旅館」後にして向かったのは、
宿の人に教えてもらった車で5分ぐらいのところにある「羽黒 優婆尊」(ウバソン)です。
ここは新潟県最古の子宝、安産祈願のお寺で、地元では羽黒の「うばさま」と呼ばれ
親しまれています。
親しまれています。
相方としっかり本堂に入り、安産祈願をしてきました。

そして、偶然的にもここには、お寺が先なのか? 水が先なのかは分かりませんが、
「優婆尊御霊水」という妊婦さんにとって大切な鉄分が
豊富に含まれている清水が湧き出ていているのですよ。
この「優婆尊御霊水」は「五頭の七清水」と呼ばれるものの1つで、
この辺りはいくつもの名水が湧いている地域なのです。
この辺りはいくつもの名水が湧いている地域なのです。
先日ご紹介しました村杉温泉の「薬師の清水」もその1つに数えられるんですねぇ。
それぞれに水質は微妙に違い、鉄分の多い湧き水は「優婆尊御霊水」だけだそうです。

せっかくなので「優婆尊」の向かいの五頭温泉郷の歓迎塔が立っているところにある
「五頭の七清水」の3つめ「羽黒の清水」ってところにも行ってみました。
ここは駐車場も広く、たくさんの人がペットボトルに名水を汲んでいましたが、
飲料水として適切かどうかは保証できないみたいなことが書いてあったので、
飲料水として適切かどうかは保証できないみたいなことが書いてあったので、
ボクは、山の中で松の花粉でまっ黄色になってしまった愛車「アルファロメオ159」を
その名水で洗い流してあげました。
その名水で洗い流してあげました。
なんて、贅沢♪

ここまで来たら、「五頭の七清水」で一番の名水と称されている
「岩瀬の清水」にも行ってみたくなっちゃいました。
「優婆尊」から車で走ること3分、「笹岡小学校」という校庭内にある湧水です。
ここは800年以上前から地元の方たちに愛飲されていて、
この湧水がある場所とうことで明治に小学校が建てられ、
この湧水がある場所とうことで明治に小学校が建てられ、
それ以来この小学校の生徒や先生方とずっと大切に守ってきたのだそうです。
この日も校庭では少年野球をやっていて、子ども達がランニングをするついでに、
この水場の前を通ると、みんな寄り道をして一口飲んでからまたランニングに戻ってました。
この水場の前を通ると、みんな寄り道をして一口飲んでからまたランニングに戻ってました。
なんだかとってもほほえましい光景でしたよ。


最後は「角屋旅館」から車で10分の「ヤスダヨーグルト」のお店に行って
お義婆ちゃんにお土産を買って帰ります。
お義婆ちゃんにお土産を買って帰ります。
この時は元気だったんですよねぇ・・・

人気の商品はもちろん、スーパーなどでは手に入らない限定の商品もあります。
また、賞味期限が近づいてきたお得なパックもあって、ボクらはそれらをお土産に。
そして、せっかくなのでここでしか味わえないと言う濃厚な味わい香りの
安田牛乳100%の「ソフトクリーム」をソファーに座ってゆっくりといただきましたよ♪
安田牛乳100%の「ソフトクリーム」をソファーに座ってゆっくりといただきましたよ♪
やっぱり、その地で育てて、その地で加工して、その地で味わえることって究極の贅沢のような気がします。
「ヤスダヨーグルトショップ」1号店 新潟県阿賀野市保田940 電話:0250-68-5028 営業時間:9時~17時

この旅で、温泉、空気、水、野菜などなど・・・豊かな自然の恵みを身体いっぱいに吸収し、
すみずみまで行き届いた宿の人のやさしさに触れ合い、心身ともに清らかになった気がしました。
すみずみまで行き届いた宿の人のやさしさに触れ合い、心身ともに清らかになった気がしました。
こうして、妊婦さんに優しい「村杉温泉」夫婦2人旅は終わりましたが、
8月には元気な息子が生まれる予定です。
8月には元気な息子が生まれる予定です。

昨日6/2はボクら夫婦の4回目の「結婚記念日」♪
珍しく早く帰宅して、花を飾ってみましたよ。
結婚5年目に入り、これからは夫婦2人で子どもが安心して
人生という旅ができるように準備していきたいと思います。
人生という旅ができるように準備していきたいと思います。
そしてまたどこか家族3人で旅が出来る日を楽しみにしています♪