J1第18節「セレッソ大阪」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

6/25(土)はJ1リーグ第18節「アルビレックス新潟 vs セレッソ大阪」に参戦しに
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!

この季節のナイターはビールが無性に飲みたくなるけど、
一人の車での参戦なのでガマンガマン。

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アルビは現在8戦連続未勝利の15位。

主要メンバーのU-22日本代表の召集、ケガ人続出、ハードワークが持ち味なのにこの過密スケジュール、
そのうえ体力を奪う蒸し暑さ、しかも前節は監督不在・・・などなど。

勝てない言い訳は山ほどありますが、もうそんなこと言っている自分がむなしい。

もうアルビはどんな理由があっても、どんな相手であっても
これ以上はこんな状態をつづける事は許されません。

ここはホーム「ビッグスワン」! 

ここからホーム3連戦となるのでこれまで持ってかれた分を取り戻さねばなりません。

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セレッソ大阪のサポーターの皆さま、この度は新潟までお越しいただきありがとうございます♪

大阪まで勝ち点1すら持って帰ってもらう訳にはいきませんが、
近ごろビッグスワンの入場者数も激減していますし、ありがたいことです。


今季セレッソと戦うのは2度目。

アウェイの第8節には開始早々前半3分でブルーノ・ロペスが先制点を叩き出しましたが、追いつかれてのドロー。

当時のセレッソはACLと同時に戦っていての過密スケジュールでしたが、
今では唯一日本のチームでそのACLを勝ち残り、リーグ戦に余裕を持って照準を
合わせられるようになったといった環境です。

そしてアルビにとってのJ2時代からの対戦成績は4勝6敗分と負け越していますし、
リーグ戦では2004年のアウェイ以来勝てていないという、相性は最悪。

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唯一アルビの光になるのは前節途中からピッチに出て流れをガラッと変えた
ミシェウや菊池がスタメンであること。

しかし、この台所事情もありどこまで万全の状態でケガから復活できているのか不安もあります。


今、そう、まさにこの時、選手やチームがボロボロならば、
ボクら12人目の選手が牽引しなければならない時です。

どうしても都合が悪く来たくてもスタジアムに来られない方は別として、
このチームが苦しい時にこの悪天候の中駆けつけてくれた方こそ真のサポーターだとボクは思います。

選手が死に物狂いで戦っている姿も見ずに、結果だけをみて文句を言っている輩は
サポーターどころか、ファンともいえませんね。

ここに来る事の出来なかった思いの強いサポーターの方の分まで背負い、
ここは絶対に勝ち点3を死守しましょう!

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試合前にはスポンサーさまであるローソンさまの熱い熱いご挨拶と『アイシテルニイガタ』コール。

さすが街のホットステーション、「ローソンサンクスデー」は毎年盛り上がりますよねぇ。

入場ゲートで配られた「オレンジシート」を選手入場のさいに掲げ、
24,947人の熱き両サポーターが見守る中19:03、『絶対に勝たなければいけない試合』がキックオフです!

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もうこれ以上負けられない!

そんな気持ちが表れている、立ち上がりからアルビはアグレッシブに攻撃を仕掛けました。

ポゼッションサッカーが基本のアルビは、今日はいつもよりもボールを持つと素早いカウンターに移り、
主には右サイドを使ってえぐり込んだり、ロングフィードで相手DFの裏をついたりして果敢に攻めてますよ。

ミシェウがいるだけでこれだけ動きが前に前になるものだろうか?

そしてその効果はいきなり前半11分に表れ、ミシェウの縦パスにブルーノ・ロペスが
上手く裏に抜け出しキーパーの位置をよく見て抜群なタイミングでシュート!


「よし、ヤッター!先制点!」と思わず興奮してしまいましたが、惜しくもポストに弾かれました。

ガビ~~~~~ン!

・・・これで決定的シュートをアルビは3試合連続でポストに弾かれたぁ。

ポストGKはホントセーブ率が優秀ですね・・・

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で、もちろん前がかりになるとリスクも大きくなる訳ですが、

って、言うか客観的に見たらセレッソの方が一方的に攻めているようにも見えることでしょう。


でも、ケガから復帰した菊池や石川なども体を張って怒涛の守備をしましたし、
特にベテランGK小澤の落ち着いたセーブは、ケガが治っても東口の戻るところが
なくなりそうなほど頼もしかったです。

前半セレッソのシュートは14本もありましたが、このまま試合は動かず。

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後半になるもアルビの攻めの姿勢は変わらずで、守備面では危機が何度も訪れ、
後半11分には大野の値千金のクリアもありましたが、

後半17分より攻撃力を強化するために、菊池に代えて川又を投入。
また言いますが、アルビは攻められいるようですが、これでもいつもよりは攻めているんですよ。


で、後半20分にはミシェウのミドルシュート!

「よし、来た!ゴールだ!!」

と、思ったらまたポストさんですかぁ!

ガビビ~~~~~~~~~~~~ン!!

もうゴールの枠内に入れるより、細いポストに当てる方が難しくないかい?

しかし、アルビなりに攻撃の手を緩めず果敢に挑みます。

すると後半31分、ついにそれが実る時がきた!

ブルーノ・ロペスが左サイドを亜土夢のパスから裏に抜け出し、
自身でゴール前まで持ち込んでのセレッソDFの又抜きシュート!!

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ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールっ!!!

よっしゃあ!

待望の先制点だぁ!

ミシェウとのパフォーマンスはよくわかりませんでしたが、今日こそは勝つぞぉ!

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後半40分ハードワークで足がつった勲を下げて流れを的確に読む慶行へと交代。

選手一同、残り時間この1点を守りきるという意識の統一が整いましたよ。

しかし、今回もアディジョナルタイムの表示は長目の「4分」。

これまでの試合のこともあり、とってもイヤな予感はしましたが、今日はもう勝つしかない!

そのとき黒崎監督が最後にとった作は、ケガ明けのミシェウを下げること。

それはボクも理解できるが、その代わりに入れたのはFWの大島。

・・・え? ここは死守する体制になっているのになんで攻撃的な選手の投入?

この1点を守るんですよねぇ?

いや、大島は前線の高い位置でボールキープも出来るし、当たりにも強い。

だからですよねぇ?黒崎監督。

もう、ボクらは信じて最後まで戦い抜くだけです!

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今日は勝てますよね?

いや、勝たなきゃいけない。

勝つしかない。

アディジョナルタイムもあと少し!

集中、集中、勝つんだ、勝つんだ!
長かったトンネルを脱出するために今日は勝つ!

・・・勝・・・!?






アディジョナルタイム3分。

向こう側に見えるアルビのゴールネットが、セレッソの酒本選手の打った最後の26本目のシュートに揺れました。

・・・? 「う、嘘だろ?」

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この5連戦のホームでの3戦、広島戦では両者スコアレスで終わると思った後半43分に勝ち越しゴールを許し、

仙台戦では初めて相手に黒星をつけられ、久しぶりの勝利を手に入れられるところを
アディジョナルタイム5分に追いつかれてしまった。

そして、その悪夢が再び・・・

この3試合、最後の数分間で落とした勝ち点「5」。

なぜ? なぜここまでやってきたのにあと数分踏ん張れないんだ。

結局今年のセレッソ大阪との対戦はどちらも「1-1」で、お互い勝ち点を分ける結果となってしまいました。

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これでアルビは9戦連続未勝利。

チームとして最低な記録を更新です。

そして、キツくて苦しくてツラかったハードな5連戦も3敗2分となり終わりました。

もう、ここで頭を冷やして冷静に立て直しをしなければいけませんね。

まだまだリーグ戦の先は長い。

そして、アルビはまだまだ成長できる!

今はそれを信じてまた次スタジアムに足を運ぶしかないですね。

それまで、ボクらも連戦で疲れた喉や筋肉痛になった腕や足をしっかり休めておきましょう。

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次のアルビレックス新潟は、3/12(土)に行われる予定でしたが、震災直後で延期となったJ1リーグ第2節、
7/2(水)ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で「モンテディオ山形」との対戦となります。

山形相手にJ2時代からアルビは通算14勝6敗4分と大きく勝ち越せてますし、
現在山形は17位と降格圏内にいる、アルビと同じく低迷しているチームです。

しかしもしこれが、リーグ終盤戦の対戦であったらお互い崖っぷちのチーム同士、
事実上残留争いの直接対決といったカードとなるでしょう。

今からそんな話をするのも縁起が悪いですが、これで勝てなかったらJ2降格してしまう、
というぐらいの危機感を持って挑まないといけないと思います。

お互いここは絶対に勝ち星を積み上げたいという思いが強くあり、
楽な戦いになるはずはありません。

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次節も再びホームです。

そんな時こそ選手やチームの力となる熱いサポーターの皆さまの後押しが必要となります。

ここ連戦で選手たちが一番疲れたとは思いますが、ボクラもさすがにグッタリですね。
アルビくん、スワンチャンも疲れたね。

1週間、充分に休んでまたこのビッグスワンで共に戦いましょう!