
こんにちは、パパがいつもお世話になっています。
今日は久しぶりにたっちゃんが書くね。
生まれてから色んな出来事があったけど、たっちゃんも地震っていうのは初体験だったよ。
夜中にケータイ電話が「ウ~ウ~」って警報がなるとパパやママが起きだしてテレビをつけたり、
パパはたっちゃんに覆い被さってきたりで、
大人が慌ててるから何だかたいへんな事が起こりそうでとっても怖かったんだ。
パパはたっちゃんに覆い被さってきたりで、
大人が慌ててるから何だかたいへんな事が起こりそうでとっても怖かったんだ。
何とか最近は「ウ~ウ~」鳴るのも少なくなってきたみたいだけど、
東北の方ではたっちゃんとほとんど年も変わらないような赤ちゃんがいなくなっちゃったり、
パパやママとはぐれちゃったり、
東北の方ではたっちゃんとほとんど年も変わらないような赤ちゃんがいなくなっちゃったり、
パパやママとはぐれちゃったり、
それから、こんな寒いお天気の中、体育館とかでミルクやオムツも無しで過ごしているなんて聞くと
たっちゃんも悲しくてしょうがないよ。
たっちゃんも悲しくてしょうがないよ。
早くみんなが元気になるようにたっちゃんもパパやママや神さまにお願いしておきます。
たっちゃんも今、元気なことを感謝して、ガンバっている同級生とか先輩のために
元気の出る記事をガンバって書きたいと思います。
元気の出る記事をガンバって書きたいと思います。
無事だったたっちゃんまで落ち込んでいたら、
被害にあった人がいつまでたっても笑える日がこなくなっちゃうもんね。
被害にあった人がいつまでたっても笑える日がこなくなっちゃうもんね。

たっちゃん、最近はおもちゃよりも大人が使ってる物に興味があるんだぁ♪
たくさんおもちゃは買ってもらってるんだけどね・・・
リモコンやケータイ電話はもちろん、電気のコンセントなんかも大好き♪
触ろうとすると、いつもママが『触っちゃダメ!』って怒ってすぐ片付けちゃうのだよ・・・
そしておもちゃのたくさん入ったバケツを出してくれるけど、おもちゃよりもこのバケツの方が楽しいなぁ♪

みんなでレストランとかに行くとテーブルの上はもうたっちゃんの興味あるものでいっぱい♪
でもたっちゃんの手の届かないところにみんな避難させちゃうんだよ。
ん~・・・届かないぃ
チェッ、つまんないなぁ・・・
チェッ、つまんないなぁ・・・

触ると「♪ボンボンボンボ~ン」って音が出て楽しいやつをたっちゃん見つけたよ。
これパパのベースっていう楽器。

これも触って倒れたら危ないってママが怒るけど、
たっちゃん最近ズリバイからハイハイが出来るようになったがから、
ママが見てない隙にダッシュで近づいちゃうんだぁ♪
たっちゃん最近ズリバイからハイハイが出来るようになったがから、
ママが見てない隙にダッシュで近づいちゃうんだぁ♪
へへへ・・・
あ、そう言えば、触ったら怒られると言いえば、ちょっと前にたっちゃん宛に大きな小包が届いたんだよ。
それは九州に住んでいるパパの叔母さんから。
お爺ちゃんのお姉さんになる人からだったんだ。
えっ?何だろね?
たっちゃん一度も会った事無いのにねぇ。
たっちゃん一度も会った事無いのにねぇ。
実はパパもあんまり会った事ないんだってさ。
さっそく箱を開けてみると、なんと!こんな手袋が入っていたよ!

これはかなり取り扱い注意の宝物が入っていそうだぞ。
ドキドキ・・・
慎重に中身を出さないといけないので、左腕が使えないパパに代わって
ママが丁寧に包装紙をはがしてみると、なんとそこには・・・!
ママが丁寧に包装紙をはがしてみると、なんとそこには・・・!

かなり立派な「博多人形」が!
こ、こ、これは、「黒田武士」!!
『♪酒は呑め呑め 呑むならば 日本一のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士』
で有名な福岡県の民謡「黒田節」の登場人物だぁ!
「黒田武士」は安土桃山時代に黒田家の使いで母里太兵衛(もりたへい)っていう人が、
酒好きの福島正則を訪問したさいに、無理やり酒をすすめられたそうなんだって。
酒好きの福島正則を訪問したさいに、無理やり酒をすすめられたそうなんだって。
今のパワハラみたいなもんだね。
で、「飲み干せば何でも褒美を取らす」と言われても最初は拒んでいた太兵衛なんだけど、
さらに正則は「黒田など腑抜け腰抜けの藩であるな」と君主までバカにし始めたんだって。
さらに正則は「黒田など腑抜け腰抜けの藩であるな」と君主までバカにし始めたんだって。
このままじゃ、黒田家の面目が立たないと思った太兵衛は、差し出された直径一尺、
三升もの酒が入る朱塗りの大杯を三度、飲み干したんだそうだよ。
三升もの酒が入る朱塗りの大杯を三度、飲み干したんだそうだよ。
それで正則から手に入れた褒美が長身の槍「日本号」なんだって。
いなみに「日本号」は正親町天皇がもともと所有していたもので、織田信長から豊臣秀吉へ、
その後、福島正則の手に渡った刃長一尺以上もある天下名三槍の1つなんだよ。
その後、福島正則の手に渡った刃長一尺以上もある天下名三槍の1つなんだよ。
「黒田節」はそんな男気のある黒田の武士、母里太兵衛を詠ったものなんだ。
ん~なんとも勇ましいけど、たっちゃんかなりの酒豪に育っちゃいそうだね。
あの手袋は『壊れ物だから慎重に!』という意味だけではなくて、
「博多人形」は素焼きだから手の脂とか着いちゃうとダメになっちゃうんだってさ。
「博多人形」は素焼きだから手の脂とか着いちゃうとダメになっちゃうんだってさ。
そして、この小包の中にはもう一つ小さな「博多人形」が入っていたんだよ。

小さいって言っても30cmぐらいの高さはあるんだけどね。
2人の子どもが柔道をやっているお人形なんだけど、なんで柔道なんだろう?
パパもたっちゃんも柔道には何の縁もゆかりも無いんだけどなぁ?
あとで叔母さんに聞いたら、お爺ちゃんが柔道をやってたからなんだってさ。
たっちゃんサッカー選手になりたいけど、柔道ってどんなのかもこれから勉強してみよっと。
1つ目の「黒田武士」のお人形さんには、大きなガラスケースまで付いてきたんだ。
さっそく組み立てみたら、・・・デ、デカっ!

初節句のお祝いだそうで、ほとんどパパですら会ったこと無いのに、
たっちゃんにこんな立派なものを贈ってくれるなんて感謝、感謝だね。
たっちゃんにこんな立派なものを贈ってくれるなんて感謝、感謝だね。
それにしてもスゴいなぁ、これ。
立派なのはいいけど、たっちゃんちの狭いマンションのどこにコレを飾っとけばいいんだろう?
床の間に似合いそうだけどたっちゃんち、床の間ないぞ・・・
暮れには埼玉のお爺ちゃんとお婆ちゃんから「破魔弓」ももらったし、
さらにはまた初節句のお祝いって事で「鎧甲」もプレゼントしてくれるって言うんだけど、
どうしよう?飾る場所ないよ。
どうしよう?飾る場所ないよ。
お正月の時はたっちゃん、ハイハイも上手く出来なかったから
ガラスのケースを置いておいても大丈夫だったけど、
ガラスのケースを置いておいても大丈夫だったけど、
今じゃガラスに突っ込んで行くほど早く動けるし、
高い位置に置いたら地震で落っこちちゃうかもしれないから余計に飾る場所が無いんだよねぇ・・・
高い位置に置いたら地震で落っこちちゃうかもしれないから余計に飾る場所が無いんだよねぇ・・・
まあ、たっちゃんが触らなければいいんだけどね。
でも、たっちゃんの好奇心はたっちゃんにだって止められないよぉ。

で結局、叔母さんには申し訳ないけど、とりあえず飾っているような写真を撮って、
たっちゃんも行かない、物置になっているお部屋に置くことになってしまいました。
たっちゃんも行かない、物置になっているお部屋に置くことになってしまいました。
せっかくのプレゼントだけど、もう少し大きなお家に引っ越すまで待機だね。
さて、埼玉のお爺ちゃんとお婆ちゃんも初節句のお祝いを考えているって言うけれど、
大きな「鎧甲」じゃないといいなぁ・・・
大きな「鎧甲」じゃないといいなぁ・・・
まさか、何段飾りとかいうのじゃないよね?
たっちゃんの遊び場もなくなるやつじゃないのがいいなぁ。
お人形じゃたっちゃん遊べないし、たっちゃんは気持ちだけで充分うれしいんだけどなぁ。
お人形がいなくても、たっちゃん元気に大きくなれるようにガンバルよ。
・・・みんなも「You'll Never Walk Alone.」