どうか皆さまご無事で

昨日の14時46分、三陸沖を震源とする強い地震があり、宮城県震度7を記録したところもありましたね。

まだ余震が続いていていますし、津波や火災など二次災害も今もなお起きてます。

被害にあわれ、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りすると共に
これからの皆さまのご無事を願うばかりです。

被害は東北地区だけでなく東日本全体におよんでいて、
ボクの住む新潟でも震度5弱という強い横揺れが何分もつづきました。

こんなに長くつづく大きな地震は初めてですが、
これまでボクは2004年10月23日17時56分に起きた「新潟県中越地震」や
2007年7月16日10時13分「中越沖地震」と2度大きな地震を間近で経験し、

その時に体験した、下から突き上げられる揺れとは明らかに違うので、
この大きな揺れも震源地はここでは無いことが直感でわかり、
今、日本のどこかでスゴいことがどこかで起きていると感じましたよ。

ボクは会社で会議中だったのですが、とっさに席の後ろにあった本棚が
倒れてこないように腕で支えてしまいましたが、
今考えると、ボクの折れた腕で支えられるはずはありませんでしたね。

長い揺れが落ち着いたころには会社のテレビのニュース速報で、震源地を知りました。

そこでまずボクの脳裏に浮かんだのは、相方や息子の安否。

過去2度の地震で、こういう時は電話よりもメールの方がつながると実感したボクは
すぐ相方に「大丈夫か？」と送りました。

それから、すぐ電話もかけましたが「しばらくお待ちください」とのメッセージが・・・

思った通りでしたが、何度もリダイヤルを機械的につづけたら、何十回目にやっとかかりましたよ。

そして、相方の声が受話器の向こう側から聞こえホッとしましたが、相方は・・・

『今、車の運転中だから切るね！　プ、プープープープー』

・・・「ええぇ～せっかくつながったのに切られたよ！
　この揺れている最中に車運転してるのぉ？　危ないじゃん！」

っていうか、もしかして運転していて、あの大きな地震に気付いてないのかなぁ？

そして、ちょっとしたら相方から『大丈夫だよ♪』のメールが届き一安心でしたよ。

そんなボクのやりとりを見ていた会社の先輩は、
『一応、奥さんに電話をしたという、既成事実を作っておかねば・・・』と慌てて電話をかけていましたよ。

その後、ボクは津波の心配は無いけど埼玉の実家にも電話しましたが、
弟が県外に出ていたため高速道路が通行止めになっていて帰りが遅くなりそうと
いうぐらいの安心する内容でした。

年度末で忙しいウチの会社も、さすがにこの日はこれで帰宅してもいいという事になりました。

新幹線も在来線も一時見合わせで新潟駅前もパニック状態、
高速道路も通行止めで帰れない人もいますが・・・

一人暮らしの人は、一人になる方が不安と仕事をつづけていましたよ。

明日はこの地震の影響で、予定されていた今週末のJリーグ第2節も全試合見送り。
もちろん「アルビレックス新潟」のホーム開幕戦も後日になりました。

また、JRA中央競馬も土・日の全レースを延期にし、毎年好評の「新潟酒の陣」も中止となったそうです。

「新潟県中越地震」の時には火災などだけでなく、地盤が緩んだための土砂災害や、
車の中で避難生活をしていた方のエコノミー症候群なども起こりました。

また、おさまったと思った揺れも何度か起き、数日後にも大きな揺れがきてビックリした記憶もあります。

震源地は太平洋側の何箇所かにちらばっていて、それに近い方はもちろん
揺れがあった地域の方はまだまだ不安な日々がつづき油断はできませんね。

車や家屋など大切な身の回りの物もあると思いますが、
なによりもご家族やご自分の命を一番に考えて、どうか皆さまご無事でお過ごしください。