真のオレンジダービー覇者へ【J特】 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

11/27(土)はアウェイの「NACK5スタジアム大宮」で
J1リーグ第33節「アルビレックス新潟 vs 大宮アルディージャ」がありましたね。

まずは大宮まで遠征されたアルビサポーターの皆さま、お疲れ様でした♪


アルビはここ11日間で天皇杯第4戦目の120分の死闘や3回のアウェイ遠征を含む、
4連戦を戦い疲れはピークを通り過ぎてしまっていることでしょう。

そのためリーグは4戦勝利から見放されていますが、
昨年までのアルビの指揮官、大宮の鈴木淳監督の目の前で恥ずかしい試合はできません。

イメージ 1


今節にはU-21韓国代表に選ばれ「広州アジア大会」で得点を決めたヨンチョルや鈴木大が帰ってきます。

さすがにスタメンではないですけどね。

韓国代表はこの大会で3位に終わってしまいましたが、ヨンチョル本人は好調な様子。
ヨンチョルがいなくなってからのアルビは1勝も出来ていないため期待は大きいですよねぇ。

また、累積で前節出られなかったミシェウが復活し、
ケガ明けで調子がなかなか上がらなかったマルシオも復活の兆しがあり、

久しぶりにアルビのメインキャストたちがそろった気がします。



一方、大宮は今シーズン最後のホームとなりますね。

直前に行われた他会場の試合で「ヴィッセル神戸」が勝利したという情報は
選手たちの耳に入っているとは思います。

ドロー以上で残留確定になるのですが、いずれにしても多くのサポーターの方たちの前で
勝って残留を報告したいはずなので、選手のモチベーションも一際高いことでしょう。


そして、アルビと同じ前節から中3日の試合となりますが
大宮はホームでの2連戦でコンディション的にも上のはず。

残留争いに巻き込まれているチームになかなかアルビのサッカーを
やらせてもらえなかった苦い経験が何度もあるので、ここも決して楽な戦いになるはずはありませんね。



今季アルビvs大宮の「アルアル対決」そして、「オレンジダービー」は
リーグではドロー、ヤマザキナビスコカップでは勝利で2戦負けなし。

J1リーグの中での「オレンジチーム」といえばあとは「清水エスパルス」ですが、
今季清水にも勝ち点は渡していません。

だれが本当のオレンジチームか? オレンジのチームと言えばどこなのか?
真の「オレンジダービー」の覇者『REAL ORANGE』の座を確実なものにしたいですね。


ちなみに先日、「名古屋グランパス」のサポーターの方に『ウチもオレンジだよ』って指摘されちゃったけど、
オフィシャルホームページを見るとチームカラーは「グランパスレッド」と書いてありましたよ。

やっぱり「赤鯱」じゃないですかぁ。


「ベガルタ仙台」も「ベガルタゴールド」といって「金」なのですね。

まあ、いずれにしてもリーグ戦ではこのどちらのチームにも負けてませんけどね。


さあ、まずは1勝! そして目指すは2連勝!

何としても賞金獲得圏内7位には入りたい!

1,000万円でも財政難の今のアルビには大きな勲章!

昨年までのアルビの守護神、大宮の北野貴之GKの鍵をこじ開けろっ!




立ち上がりはここ最近の試合から見るとなかなかきっちりボールを支配していて良かったんじゃないでしょうか?

亜土夢の惜しいシュートもありましたが、さすが昨年のリーグ失点がリーグ2位と少ない
アルビのゴールを守ってきた北野GKの壁が立ちはだかります。


そして、どっちに得点が入ってもおかしくない流れの前半19分。

アルビのゴール前でたしか高徳だと思うが、アルビの選手の一人が倒され、
そこでホイッスルが鳴っていないのにも関わらずみんな足を止めてしまい
その隙をつかれ、渡部選手のスルーパスを右サイドを上がったラファエル選手が右足で合わせました。

そのボールは枠を捉えていないように見えましたが、千葉ちゃんの足に当たり、
大宮はJ1残留が近づく貴重な先制点をゲット!

集中力を切らしたアルビの不用意なプレイから試合は動いてしまいましたよ。

イメージ 2


しかし、ここから大宮のサッカーがちょっとおかしくなりました・・・

先制点を守りきればもちろん残留が決定するのですが、あまりにもドン引きするには早い時間帯。

アルビだってこのまま終わらせようとは思っていませんよ!

攻めてこない引いた相手ににはガンガン行くしかありません。

その姿勢が一番あらわれていたのは、累積で出場が出来ない西大伍の変わりに
慣れない右サイドバックに入ったこの男だった!

熱い男、三門雄大!

実際この日、喉の痛みがあったり熱があったりしたみだいたいで、それを押し殺しての出場。

気持ちだけでなく身体的にも熱くなっていたそうです。


前半29分、右サイドにいた三門はボールをもらうなり中に折り返し、そこにいた大島が頭でシュート!

しかし、そこは北野GKがクリア。

そのこぼれ球をミシェウが拾い、中に入り込んだ三門へ。
三門が足を振りぬくも、再び北野GKに弾かれ相手DFにクリアされる。

そして、それを昨年まで大宮にいた慶行が再びゴール前に押し戻し、
相手DFをかわしきれなかったが、とにかく思いっきりシュートを打ってみた!

そのボールは大宮の坪内選手の足に当たりコースが変わって、
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!


三門と北野GKの再三のガマン比べ対決は、みごと三門の同点ゴールで勝利した!

すごいぜ、ミカ!  これぞ怒涛の攻撃!

スマートなところは少しも無いけど、これほど熱い魂はきっと相手サポーターも認めるゴールだったでしょう。


その中でたった一人、試合終了後に負け惜しみを三門に言った男がいたらしい。

『ツボのゴールだから喜ぶなよ』 (笑)と大宮の北野GK。

きっとかなり悔しかったんだろうなぁ♪

イメージ 3


同点に追い付いたアルビの熱さはそうそう冷めませんよ!

前半29分にはミシェウの右からのCKをマルシオがダイレクトにボレーシュートで合わせて、
逆転ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!


このゴールは北野GKにかき出されたかの様に見えましたが、横から見ていたラインズマンの判定はゴール。

20分の間に逆転に成功です! ヤッタぜ!

イメージ 4


マルシオの子どもよりウチの息子はひとつ学年は上になるけど、
来年生まれる予定のマルシオの子に贈る、東口GKを除いた10人全員での「ゆりかごダンス」を披露♪

あんまりパフォーマンスをしてくれないアルビの選手が、ここまでやってくれるなんて
なんだかテンション上がっちゃうなぁ~

でも、ちょっとフリも合ってなくて始まるまで少しグダグダ・・・
ゴールのイメトレの1つとしてパフォーマンスも少しは練習しておきましょうね。

イメージ 5


しかし、ハーフタイムになってアルビの熱さを上回るほど熱くなってきた大宮でした。

あのアルビ時代は冷静で、熱いしぐさを見せることの無かった、
鈴木淳監督が熱い姿勢を前面に出してきたのです。

ハーフタイムで選手を代えることなんて積極的な交替をあまりしたことのない鈴木監督でしたが、
今回はなんと2人いっきに交替。

さらに後半11分には最後の3枚目まで使い切ってしまいました。

それほどにこの試合に全てをかけるという覚悟は、アルビにも伝わってきましたよ。


そして大宮は後半19分、右から渡部選手のクロスを深谷選手がダイビングヘッドし、
それに競りにいった三門の腕にあたってコースが変わり、
同点ゴールを決めて、試合を振り出しに戻すことに成功しました。

イメージ 6


この後アルビもコンディション的に厳しいけどヨンチョルとかのカードを出しましたが、
切り札にはならずに結局「2-2」で終了。



これでアルビは5戦勝ち無し、失点は16試合連続ですよ。

さらに賞金獲得圏内の7位にも届かないことが確定、最終節の結果で9~11位のどこかになります。

ん~今年は珍しく夏が良かったけど、出だしと終盤の不振が響いてますね。



一方、同時に大宮のJ1残留が決まった瞬間でもありましたが、あまりよろこぶ様子もなかttです。

お互いによろこべる順位でもなく、この試合も勝つことが出来なかった不甲斐なさと、
お互いが持ち味を発揮できた素晴らしい試合が出来たという清々しい雰囲気が会場に交錯していました。


まあ、これでオレンジチームには負け無しなので2010年の『REAL ORANGE』は
アルビってことでいいッスかねぇ?

そんなタイトル誰かくださぁ~い。


で、試合終了後には黒崎監督をはじめ山形時代にお世話になった大島や、
鈴木アルビ1年目に入団したヒロシなどの選手みんなが
鈴木監督のもとに挨拶に行っているシーンが印象的でしたね。


イメージ 7


さて、次のJ1リーグ第34節は泣いても笑っても「アルビレックス新潟」の今季最終戦です!

12/4(土)にホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で「湘南ベルマーレ」との対戦となります。

もうすでに来季J2でのプレイが決まっている湘南ですが、
今季アウェイで戦った第4節は「2-0」で完敗してしまいました。

湘南にはアルビをJ1に上げてくれた、野澤洋輔GKや寺川能人選手をはじめ
なんてったって恩師、反町康治監督がいます。

その彼らの前で、そして来季のJ1のチームとしても恥ずかしい試合は絶対できません。

しっかりと最後は勝利で締めくくって、今年のスローガン通り『SMILE』で新しい年を迎えましょう!


そして最後には、11年ぶりにJ1の舞台で戦い、来季激戦のJ2に向って行くライバルチーム「湘南ベルマーレ」に
このコールをぜひとも贈りたい。



♪反町、反町、男前! 反町、反町、男前! 反町、反町、男前! 反町、反町、男前!