J1第28節「鹿島アントラーズ」【J特】 | 馬の会長日記

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競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

きたぁ~~~~~~っ! 感無量です♪


大型台風が過ぎましたが、台風一過と言うほど優れた天気にならなかったなまあたたかい10月最後の日、

10/31(土)はJ1リーグ第28節「アルビレックス新潟 vs 鹿島アントラーズ」に参戦しに
ホーム、「東北電力ビッグスワンスタジアム」へと行ってきました!

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鹿島と言えば、アルビの黒崎監督が現役時代最も活躍したチーム。
監督自身、古巣への恩返しとして絶対に負けられないこのカード。
アウェイではドローになってしまいましたが、ここホームでは感謝込めて勝ち点3をいただきたいところです。

しかし、相手は3年連続リーグチャンピオンの絶対的な王者。

現在、暫定で1位に勝ち点11もはなされているだけあり、4連覇を狙う鹿島にとっても落とせない一戦ですね。

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しかも、ここ7戦負けてないらしいし、攻撃の要マルキーニョスが場停止明けで復帰という万全な状態です。

でも立場は違えど、さらに上位を狙うのはアルビも同じ、
昨年はチャンピオン相手にリーグで唯一勝ち点を渡さなかった我がアルビ。

さらに今年は、絶好調だった清水に初黒星をつけ、上位にいる川崎も首位にいた名古屋も倒した。

下位チームにいまいちなのはさて置いて、上位キラーとして
ここは鹿島にも完全に苦手意識を植え付けて帰ってもらいたい。

ジャイアントキリングだ!

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試合前にはマルシオがJ1出場100試合記念&アルビのJ1、300ゴール達成記念セレモニーが行われ、
なんと!花束贈呈は先日お腹にお子さまがいることのわかった奥さまでした。

マルシオは奥さまとお腹の子にキッスをしましたよ。

おめでとう♪マルシオ~

アルビもマルシオも粋な演出しますねぇ。

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さて、すっかり暗くなった17:03、30,130人の観客の目の中キックオフです!


立ち上がりは五分五分にも見えますが、さすが鹿島は強豪だけあって、
シュートは打てるも、どちらかというと打たされているという感じで、決定的なシーンがつくれません。

でも、アルビの守備陣も負けてませんよ!

先日他チームからの移籍のオファーが報道された永田も、それがなかったかのような落ち着いたプレー。

千葉ちゃんも、パスは荒さが目立ちますが、
ロングフィードやオーバーラップからの素早い守から攻への転じることを忘れない。

さらに若い守護神、東口はすっかり安心感があり、
守備はもちろんゴールキックから直接攻撃を生むシーンが何度も見られましたよ!

ザックジャパンのマウリツィオ・グイードGKコーチがビッグスワンに視察にきているそうで、
きっと曽ヶ端を見ているんだと思いますが、せっかくだから無失点でアピールしちゃおう!

そんな守備陣がじっくり耐えて耐えて、後半はスコアレスで折り返し。

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ハーフタイム中ぽつりぽつりと雨が降ってきて、なんとなく後半から試合も動きだしそうな予感はしました。

そういった固まった状態の試合をいつも動かしてくれる人がアルビにはいます。

立ち上がりの後半3分、千葉から大島へ楔のパス、そしてマイナスのパスをマルシオへ!



弾丸シュートが右隅へ・・・ゴーーーーーーーーーーーール!!

やっぱりこの人だ! マルシオ最高~~~っ♪

自身も試合後に『僕のサッカー人生の中で最も美しいゴール』称したゴールです!

帰ってきてビデオを見たら実況の鈴木エーモンアナが興奮しすぎてゴールの瞬間
『新潟の王様! アルビレックス新潟ぁ~!!』って意味不明なことを叫んでいましたね。

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これまで、鹿島相手に決定的な場面を作れてこなくて、王者の貫禄をまざまざと見せつけられてきましたが、

ディフェンス陣がガンバってくれたおかげでワンチャンスをモノにできましたよ!

しかし、これで勢いに火が着いたのはアルビではなく王者鹿島のほうでした。

素早いパスワークで、前半よりも明らかにスピードアップした鹿島は、
後半15分、まるでピンボールを見ているかのように、

フェリペ・ガブリエル選手 →野沢選手→中田浩二選手→新井場選手→野沢選手と
ほぼワンタッチでポンポンポンとつなぎ、なにも慌てることなく最後、新井場選手がゴールに流し込みました。

ぽか~~~~~ん・・・

アルビの選手もサポーターも目が点になってしまうほどの素払いパス交換で、
あっという間に同点に追いつかれてしまいました。

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お見事! さすがは王者です。

これをきっかけに、優勝に向けて鹿島がイケイケムード!

いや~やめてぇ~怖い怖い、王者のプライドか? ドンドン角を振りかざし突進してきます!

昨年までアルビにいたジウトン選手も枠へのミドルシュートや、怖いロングスローを放ってきますよ。
選手紹介の時は拍手で迎えたけど、ゴールまで望んでないからね。

しかし、そんなピンチを救ってくれたのもやはり新潟の守護神、東口。

第14節仙台戦で左目周辺を骨折したにも関わらず、相手にひるむことなく前に出る行為には
見ているこっちがあのケガのことを思い出して怖かったほど。

しかし本人はしっかりとアルビゴールを身体を張って守っていてくれています。

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途中、主審の判定に両チームからも不満の声があがり、サポーターはもちろん、
選手も両監督も、会場全体がかなりヒートアップしていきましたよ。

正直言って家でビデオを見なおしましたが、たいへんいい試合だったのに、誤審だらけの主審でしたね。

両チームにとってもそんなんだったから、勝敗に影響が無かったのは幸いですが、
温厚な新潟のサポーターも散々ブーイングしてましたよ。

そんな、なぜか審判が火に油を注いだ熱い試合も、どちらも譲らずもう時計は90分を回ってしまいました。

王者相手に勝ち点1でも上出来か・・・

いやいや、ここで勝ち点を3を取らないと、ACL出場がいつまでたっても目標として終わってしまう。

ACLで優勝したチームがいるというのに、いつまでも目標じゃなくて通過点でなきゃいけないでしょ!

新生、黒崎アルビは勝ち点1では満足しない!

相手がどこであっても、最後のホイッスルが鳴るまで勝ち点3をとらないといけないんだ!

さあ、アディショナルタイムは4分ある。

西からボール受けたヨンチョルがゴール右スミを突破しようと見せかけ、一瞬動きを止める。
すると相手ディフェンスのジウトン選手も動きが止まった・・・

そしてその隙にマイナスのパス。

そこに走りこんだのはキャプテン、勲だぁ!

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ゴーーーーーーーーーーーーーーーール!!

きたぁ~~~~~~~~~~っ!

今季、勲は3ゴール目だけど、いつも勲はいいときに決めてくれるなぁ。

そしてこのまま試合終了!! やったぁ♪

倒れこむ鹿島のジウトン選手。

昨年の王者相手に「2-1」で今年も1勝も渡しませんでした!

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すげぇ、すげぇ、アルビってスゴいっすねぇ!

っていうか不思議なチームですよねぇ。

ホント、上位に勝てるのに下位にあっさりだったり・・・

でもこういうのがサッカーの面白いところですよねぇ。

今後は逆に残留争いをするチームとあたることの多いアルビですが、
上位に勝っても次で勝ち点を落としていたんじゃ意味ないので、
どんなチームが来ても今日の様に戦わなきゃですね。

ヒーローインタビューの時に勲も同じことを言っていました。

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次のJ1リーグ第29節のアルビレックス新潟は11/6(土)、
アウェイの「ヤマハスタジアム」で、ヤマザキナビスコ杯で決勝まで駒を進めた好調のチーム
「ジュビロ磐田」との対戦です。

今回アルビはたった1枚出たイエローカードが
マルシオの4枚目という厳しい勝利の代償を払いました。

そしてヨンチョルも韓国代表として次はチームを離れます。

かなり厳しい戦いが待っているでしょう。

しかし、まだ優勝の可能性も0ではないですし、ACLも可能性は残っています。

アルビのオフィシャルサイトを見ると『何も諦めない』と掲げられています。

可能性が0で無いのに「諦める」なんて、ボクらアルビにとってそれは意味がわかりません。

これまで続けてきたその思いだけが、今日の勝利につながったのだと思います。

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バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

今週末も競馬も勝ったし、アルビも勝てたし、今日からまたガンバって仕事ができそうです♪




♪らんらら~ん らららら~ん らんらら~ん らららら~ん

勝利に HEY! 向かって HEY! 突き進め新潟~