負けなくて良かったアルビ | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
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今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

10/23(土)はアウェイの「味の素スタジアム」でJ1リーグ第27節「FC東京 vsアルビレックス新潟」がありました。

現地にサポートに行かれたオレンジ軍団の皆さまお疲れ様でした♪

ボクはスカパー!観戦でしたので、すべての内容を見ることはできませんが、
感想は「負けなくて良かったぁ~」です。

結果は15位の残留圏内ギリギリの相手に、「1-1」で勝ち点1を分け合う形になりました。

前節、首位の名古屋戦で見せた勢いが感じられなく、終始FC東京のペースだったと思います。

それはアルビのシュート数「7」に対し、FC東京は倍以上の「15」という数字をみてもわかると思いますが、
とにかくアルビのシュート場面っていうのが少なく、相手に攻められている印象がありました。


やはり「降格」という文字が近くまで迫っているチームは特に気をつけなければなりません。

アルビにとっては失礼な話をアナウンサーも連呼してましたが、
今後FC東京は上位チームとの戦いが控えているので、
ホームで戦うアルビからは絶対に勝ち点3をとっておかねばなりません。

・・・なんだそうです。

そしてホームのサポーターの方々も必死で、アルビがボールを持つたびにブーイング。
で、なぜか鳴り物禁止のJリーグのはずなのにブブゼラが鳴り響いていましたよ。

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それでも前半終了間際までゲームが動かなかったのは、
東口GKのファインセーブや千葉、永田、そして今回はボランチの位置に戻った三門が
体を張って守ってくれたらかでしょう。

そんな相手ペースの中、強引にでも流れを変えられる者がアルビにはいるんです!

前節もその人のFKから流れがかわりましたね。

前半終了間際、左サイドから中へとつなぎ、そこに飛び込んだマルシオが
ペナルティエリアのすぐ外でファールを受けFKのチャンス。

終始ひいて守り、カウンターを狙ってきていていたFC東京のディフェンスを崩せず悩んでいたところ、
願ってもいないチャンスが!

そして、そのチャンスを確実にモノにする人、それがアルビレックス新潟のマルシオ・リシャルデスですよ。

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先制ゴーーーーーーーーーーール!

今日も子どもを身ごもったタリタ夫人に贈るおしゃぶりパフォーマンスが見られましたぁ♪

やっぱりこの人にはオレンジのユニフォームが良く似合う!

2億5000万円で赤いチームや、水色のチーム、UAEやカタールリーグのチームまでが引き抜こうとしていますが、

とにかく今のアルビの「10」は間違いなくボクらのマルシオです!

それに、このFKが実ったのはマルシオの高い技術だけではなく、
壁の中に入っていた三門と大島も含めた、相手の日本代表GKの権田選手との駆け引きに勝ったとも言えますね。

まさに、個人技ではなく、アルビというチームだからこそ生まれたゴールなのです!


そして、このゴールはアルビにとっても記念ゴール。

2004年の昇格以来アルビが1Jで決めてきたゴール300本目!

おめでと~う♪ って、サポーター自身でおめでとうっていうのも変な話ですが、なんだかめでたい♪めでたい♪



しかし、後半になってもFC東京の勢いは衰えません。

いや、逆にさらに燃え上がらせてしまったと思えるFC東京の怒涛の攻めを後半にも受け続けました。

ただ、それも何とか枠をはずしてくれたから助かったのですが・・・

でもそれもついにつづかず、後半16分永田が平山選手にペナルティエリア内でファールをしてしまい、
梶山選手のPKで同点に追いつかれてしまいました。

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もうここから「味の素スタジアム」はイケイケムードです。

後半39分には昨年までアルビでプレーしていた松下選手も途中交代で出場し勢いは増すばかり。

それもそのはず松下選手は10/10にBSN新潟放送のアナウンサーだった枦山南美さんと結婚したばかりで、
新潟にはさらに特別な思いがあるはずなんですよ。

ヤバイ・・・シュートが打てない。
このままじゃ、次の得点はFC東京に入ってしまう。

先週の名古屋戦のアルビの姿はまったく見られない・・・

勝ちたい! でも、それよりも負けたくない。

何とか相手のゴール前まで持っていってくれ~

って、思った終了間際のロスタイムにまだサッカーの神は名演出をしてくれました!



なんと、相手のペナルティエリア内で西がリカルジーニョ選手に倒されPKゲット!

なんて言うシナリオを神様は用意してくれるんだぁ!

西もボクもガッツポーズ!


FC東京のサポーターさんはすでに涙している姿が画面に映りました。
そんなところ大変申し訳ありませんが、勝ち点「1」ではなく、「3」を持って帰らせていただいますよ。

そして、もちろんアルビのキッカーはマルシオ・リシャルデス。

再び、日本代表GK権田選手との対戦です。

権田選手は昨年の開幕戦のアルビ戦でデビューしたばかりなんです。
そして、そのデビュー戦で敗戦と苦い思い出があると思います。

彼にとって、そのトラウマを消すいい機会なのかもしれません。


「マルシオ vs 権田GK」、その対戦の結末は・・・

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うわぁ~~~~~~~~~っ! とめられたぁ!

この勝負、マルシオの目線だけに注目していた権田GKの勝ちだ!

そして試合終了「1-1」のドロー。


はっきり言って連勝したかった。

でも、現地で見ていないのでなんとも言えないが、正直負けてもおかしくない試合だった。

勝ち点「3」をとれなかったことを悔やむよりも、この崖っぷちに立たされたチームの怖さと、
そのサポーターの方の作り出すホームでのパワーに、
今回は勝ち点「1」がとれたことを良しと言える試合だったかもしれません。

これから上位のチームも下位のチームもそれぞれの目的のため、
ガムシャラに勝ちにくるので、さらにJリーグが盛り上がってきますね。

もちろんアルビもその1つのチームです。

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ちょっとテンションは低いですが、息子も含めてガムシャラに応援しちゃいますよ~

次のJ1リーグ第28節のアルビレックス新潟は10/31(土)、ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で、
3年連続のリーグチャンピオン「鹿島アントラーズ」との対戦です。

現在2位で4年連続の優勝を目指しているチームだけあって、死に物狂いで勝ち点3を狙いにくるはずです。

しかし、まだアルビもACLを諦めた訳ではありません!

昨年は一つも勝ち点を渡さなかった相手に、ホームで渡す訳にはいきません!


♪I love you I need you 戦え オー新潟
 燃えあがれ清五郎 俺たちのホーム