J1第26節「名古屋グランパス.」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

稲刈りも終わりサミシクなった新潟の田んぼにも、冬の訪れを告げる白鳥が今年も飛来しました。

10/17(日)の午後は雨が降らないという天気予報もハズレ、
J1リーグ第26節「東北電力ビッグスワン」で行われた「アルビレックス新潟 vs 名古屋グランパス」に
行った頃からしとしとと降り始めて暗い気分にさせてくれました。

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しかし、この暗い冬の新潟こそ白鳥たちが活き活きとする季節です!

これまでリーグ戦5試合未勝利のアルビは、天皇杯の勝利をはさみ、
ここで大きく羽ばたかなければ大空に上昇することは叶いません。

相手がどこだろうともう勝つしかありません。

それは相手が6試合負けなしで現在2位と勝ち点8もの差をつけて首位を独走する
「名古屋グランパス」でもです!

そう言えば今年、「清水エスパルス」が勢いよく首位を進んでいたときにも、
アルビは勝ったっけなぁ・・・

下位のチームには案外あっさりと負けてしまうことも多いのに。

って、ことは首位だからこそジャイアントキリングを起こしてやろう!
強いチームに勝つことがサッカーの醍醐味だ!

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この日は「JA全農にいがた」様のサンクスデーで、毎年「めちゃくちゃ美味い!」と
評判の新米の新潟コシヒカリで作ったおにぎりが先着3万名に配られました♪

ちなみに中身は「熟成生たらこ」でしたよ。

これは遠いところわざわざお越しいただけた約1000人の
名古屋のサポーターの方にもお土産として持って帰っていただきましょう。

でも、今年もコレだけですよ。

勝ち点3は今年も持って帰らせませんから!

と、いうのも名古屋はここ「ビッグスワン」でリーグ戦5試合して、1度も勝ったことが無いんです。
要するに名古屋にとっては「ビッグスワン」は鬼門なんですよ。

それに今年はアウェイでも負けてないし、ナビスコCでも同グループで勝ってるし、
さらに11/17(水)の天皇杯の相手も名古屋だけに、ここで勝って苦手意識を植え付けたいですよ。

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16:04、はり替えた芝がまだ根付いていないピッチに小雨が舞い、32,754人の観客の中キックオフです。

気持ちは勝ちたいと言っていても、実はこの日はアルビの今季の得点王ヨンチョル様が、
累積で出られないのがめちゃめちゃ不安です。

その代わり左サイドにはいつもはボランチで出場する機会の多い三門が入りました。

まさかその三門が・・・


立ち上がりいきなり2分に致命的なシュートを打ち込まれましたが、幸運にも枠を外れました。

やっぱり首位のチームだけあって完全にペースは握られていますよ。

パスは回していますがなかなかシュートまでいけません。
ボールを持ってても打てない、これが首位の守りかぁ・・・


と、思っていたらそういえばこの2人が帰ってきたことを忘れてはいけません!

まずは右大腿部を故障し、1カ月ぶりに復帰したミシェウ。

前半29分にミシェウがペナルティエリア左前で名古屋の中村直志選手にファールをもらい、
最初のシュートの場面を作ったのです。

そのフリーキックを蹴るのはもちろん天皇杯で復帰したこの人、マルシオです!

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前半31分、先制ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!

実は飛び込んだ西の頭に当たって入ったらしいのですが、
公式記録はマルシオの今季9得点目のゴールとなりました!

マルシオのこの記念すべきリーグ復帰ゴールには、もう一つ記念の意味があって、
マルシオの奥さんが妊娠していることがわかった後の記念すべきゴールだったそうです。

それが、お腹にボールを入れ、指をしゃぶるパフォーマンスの意味だったんですね。

って、お腹が大きくて、指しゃぶったら、ママなのか?子どもなのか?わかりませんね。


まあ、そんなんだから、西もマルシオに譲れて悔いはないでしょう。

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なんて、よろこびもつかの間、190cm超えのケネディ選手やヘディングの強い闘莉王選手がいる名古屋って、
セットプレイはもう反則級だと思いませんかぁ?

そのセットプレイ、右からのCKを何とか一生懸命必死に死に物狂いでクリアしたと思ったら、
体制の整わないウチに折り返されて、今度はケネディ選手の足でズドンだもんなぁ~

たまりませんよ。

前半34分の同点弾で、やっぱり強さが違うのかなぁ~ってちょっと思っちゃいました。

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でもなんだか、今日のアルビっていつもとプレイが違うぞ!?

ほとんどがワンタッチのはやいパスサッカーをしている。

これまでどちらかというとサイド突破のサッカーが多かったのに、どうしたんだろう?

もしかしてこれが黒崎アルビになってから初めて非公開練習をしたという成果なのか?


それとも、やっぱりミシェウとマルシオが入るとチームの力が上がるのはわかりますが、
もしかしたら個々の力も引っ張られて上がってないかい!?

アルビってこんなに上手かったっけ? って思っちゃうぐらいボールを失わない。


そして、それが前半43分のスーパープレイを生み出しました!

右サイドをゴールラインギリギリまで駆け上がったミシェウがマイナス角度のセンタリングをし、
それを三門が後ろに下がりながらのダイレクトボレー!

2人の相手ディフェンスの楢崎GKの手の下をすり抜け、ゴーーーーーーーーーーーーーール!

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これで、再びリード!

って、このゴールすげぇ!

アルビの歴史に残るスーパーゴールですよ! ヨンチョルの代理と言っては失礼でしたね。

三門は自分でも興奮しすぎて、仲間のところに走り寄ろうとして、
間違って審判に思わず抱きつきそうな勢いでしたよ。


これで、黙っちゃいない首位のプライド。

名古屋の赤鯱のキバが怒涛のように襲い掛かってきましたぁ~

うわぁ~マズイ~東口GKが必死にパンチングで弾き返し、それを勲が拾ってミシェウへ!
おおお! 前がかりになった名古屋にカウンターがはまったぞ~

ミシェウが再び左に走った勲にはたき、勲は早いセンタリング、
そこに大島が滑り込み、ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!

これで「3-1」。

これまた大島らしからぬ、美しいスライディングゴール!

なんだか、アルビってこんなステキなプレイばかりのチームだったけ?

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これで後半に折り返しましたが、このアルビらしからぬ、
美しいパスサッカーがまさか後半最後までつづくわけないじゃないですよねぇ。

後半、乱れてきてからこそボクらサポーターの出番ですよぉ~
大丈夫ですよ、しばらくリーグが無かった分声を出したくてこっちはウズウズしてたんですから任せなさい!

って、あれれ、スゴいぞアルビ。

決して、名古屋がおかしいんじゃないんです。

さすが首位だって思う、こわいチームです。

そう、おかしいのはアルビのほう・・・めちゃめちゃ今日のアルビいいじゃないですかぁ♪


復帰したミシェウは相手を交わしまくり、三門は真ん中を切り込み、マルシオは確実に枠の中を狙う!

そんな動きが今日の攻撃に見られ、最後後半30分にもその通りの順番でゴールが生まれました♪

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マルシオの今季リーグ通産10本目のゴールでしたが、もうこれはみんなのゴールって感じでしたよ。

これで試合決着「4-1」。

首位に勝ったんだから勝ち点10ぐらいくれないでしょうかねぇ・・・

ホント最高です♪ 言うことありません・・・と、言いたいところですが、
やっぱり楢崎GKは元日本の守護神だけあって、あと2回は決定的なシーンがあったのに止められてしまいましたよ。


あと、 中村直志選手が2枚のイエローで退場してしまいましたが、
10人に減らなくても今日のアルビは好調だったのでそれが余分だった気がしますし、

審判交流試合だかなんだかしりませんが、後ろから引っ掛けられて倒された西に出したイエローと、
言葉がわからないのに東口が意義を言ったと出したイエローには納得できていません。

なんだか、試合は最高だったのに審判はダメダメだった気がします。

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でも、バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪


次のJ1リーグ第27節のアルビレックス新潟は10/23(土)、
アウェイの「味の素スタジアム」で「FC東京」との対戦です。

現時点ではギリギリ降格圏内ではないですが、
背水の陣で挑んでくるはずなので絶対に油断は出来ないチームです。

首位に勝っておいてここで落としたら何の意味もありませんもんね。

広げた翼をあとは自信を持って羽ばたかせて常勝しましょう!


♪オーオープライドオブニイガタ  プライドオブニイガタ  ウィアレディゴー

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ちなみに、ヒーローインタビューはマルシオでした。

JAさんから「新潟産こしひかり」と「おけさ柿」をもらってよろこぶマルシオは、
天皇杯よりたくさんのお客さんが入って、勝てただけでなく
良いプレー内容をお見せすることが出来てよかったです・・・って言ってました。