会場は「ANAクラウンプラザホテル」の地下1階にある和食ダイニング「蔵」。

地下に降りていくと黒ベースのシックな内装でとっても品がありますねぇ♪
実を言うと、最初別の老舗を予約しようと考えていたのですが、
この日は2010年10月10日の10の連なる日、さらに3連休の中日の大安で、きっと祝い事で混んでいたのでしょう。
この日は2010年10月10日の10の連なる日、さらに3連休の中日の大安で、きっと祝い事で混んでいたのでしょう。
この日も神社は七五三、ここのホテルでは結婚式が見られ、ほかにも結納なども行われたんだと思います。
何軒かあたってどこも予約でいっぱいだったんですよねぇ。
で、ボクらが身内だけのささやかな披露宴を行った記念の場所
「クラウンプラザホテル新潟」で行うのもいいなぁと電話をしてみたら予約がとれたんです。
「クラウンプラザホテル新潟」で行うのもいいなぁと電話をしてみたら予約がとれたんです。
当時は「ホテル新潟」って名前でしたけどね。

もちろん子どもがいるので泣いても他のお客さんに迷惑かからない、
そしていつでも授乳できる個室を用意してもらいました。
そしていつでも授乳できる個室を用意してもらいました。
もちろん息子は主役なので上座です。
って、食べられないですけどね・・・
まずは主役にお食事を、ってことで授乳です。
ここは老舗ではないのですが、よく結納などでも使われるみたいで、
ちょうどこの日もそれっぽい人たちが隣の部屋にいた感じでした。
ちょうどこの日もそれっぽい人たちが隣の部屋にいた感じでした。
なんだかまだ他人同士の両家族のご対面って、緊張感があっていいですねぇ。
ウチなんか個室をいいことに、ボクの母親は和服がキツいからって着替えはじめてしまいましたよ。
あ~あ・・・宿に到着したんじゃないんだからさぁ~

【先付】『柿の元、子持ち昆布の浸し、花かつお』
そうそう、ボクらはお食事にきたんですよ。
せっかく新潟の美味しいものを用意してもらったので味わってくださいよ。
「柿の元」は新潟の名物、むらさき色の食用菊なんですねぇ。
最初ちょっと春菊嫌いのボクは抵抗がありましたが、
そんなに菊独特の香りもなく今ではこのシャキシャキ感がクセになっていますよ。
そんなに菊独特の香りもなく今ではこのシャキシャキ感がクセになっていますよ。

【御椀】『松茸土瓶蒸し』 【造里】『旬の鮮魚三種盛り、妻一式』
「造里」の三種は「鮪」「鱸」「南蛮海老」です。
新潟では赤い唐辛子(南蛮)に似ていると言うことから「甘エビ」を「南蛮海老」と呼ぶんですねぇ。
こんなに新潟の名物を中心のメニューになっているのは、実はちゃんとボクがリクエストしたからなんですよ。
電話で予約した時に、だいたい1万円位の懐石料理ってありますでしょうか? って聞いたんです。
その1万円の金額っていうのは満席で予約出来なかった老舗の懐石料理が1万円以上するものばかりだったので、
それが相場なのかなぁ?と思って言ったのです。
それが相場なのかなぁ?と思って言ったのです。
そうしたら「蔵」の人は、『だいたいランチタイムの懐石は5,500円でやっておりますが、
ご希望の金額とお料理がありましたらご金額に応じてご用意いたします。」
ご希望の金額とお料理がありましたらご金額に応じてご用意いたします。」
だってさ・・・お! 1万円を覚悟していたのに、それじゃあ出しすぎなの?
じゃあ、調子に乗っていろいろリクエストしちゃおうっと!
ってことで、じゃあ、8,000円で!
新潟の名物だけじゃなくて季節の旬の物も用意してもらっちゃいましたぁ♪

こんな大きな秋の味覚「松茸」の入った「土瓶蒸し」にはウチの親も庶民丸出しでよろこんでくれまいたよ。
ん~・・・日本産かどうかはわかりませんが、確かに香りはいいですねぇ♪
でも庶民のボクにとってはエリンギや舞茸の方が美味しいと思っちゃいましたけどね。
でも庶民のボクにとってはエリンギや舞茸の方が美味しいと思っちゃいましたけどね。
お店からは予め料理が決まったときに「こんなメニューはいかがでしょう?」
って、メニュー表がメールで送られてきたので何が出てくるかは確認済み。
って、メニュー表がメールで送られてきたので何が出てくるかは確認済み。
そして、埼玉から親がやってくるからと、絶対用意してほしかった料理がこれ!

【焼物】『のど黒の塩焼き、栗、銀杏串刺し、巣立』
「のど黒」と言えば新潟の人だってめったに食べない高級魚。
口の中が黒いから「のど黒」と呼ばれていますが、本名は「アカムツ」。
新潟だけの名物ではないけれど日本海側で多く獲れるらしく、
新潟のおもてなしの場にはぜひ欲しい一品なのです。
新潟のおもてなしの場にはぜひ欲しい一品なのです。
しかも旬の時季は秋から冬にかけてで、ちょっと早いかもしれませんが、脂ののりはじめた頃でなんですよ。
ん~♪さすが、「白身のトロ」とも言われるだけあって、口の中でとろけちゃいます。
銀杏も飾りつけされた栗も秋を感じて最高でした。

【中皿】『国産和牛の鉄板焼き』
これは名産の「村上和牛」とは違うみたいですが、ミディアムレアで柔らかい♪
ここ「蔵」では目の前で豪快に和牛を焼いてくれる「鉄板焼コーナー」もあって、
肉の味には自信があるそうですよ。
肉の味には自信があるそうですよ。
こんな時いつも思うのですが、なんでこういった「懐石料理」はいつもごはん物が最後なんだろう?
洋食のコース料理ならはじめっからパンが出てくるのにねぇ。
ごはんが食べたくなる逸品でしたよ。

【食事】『松茸釜飯、香の物、味噌汁』
・・・と思ったら、ちょっと遅れてごはんが炊き上がりましたよ。
そう、ごはんは目の前釜で炊いていたんです。
蒸らさず食べてしまおうか? それとも和牛が冷めてしまうけど残して待つか?
どちらも出来ずに、ちゃんとお米は蒸らして、そして肉はあったいうちにいただいちゃいました。
やっぱり一番美味しい状態ってありますもんね。
釜飯はまたもや秋の贅沢「松茸」、もちろんごはんは「魚沼産コシヒカリ」で~す♪

【煮物】『金目鯛ちり蒸し、帆立、椎茸、水菜、葱、赤卸し、巣立』
【揚物】『海老竜眼揚げ、野菜二種』
ここで、ごはんのオカズになるものが出てきてくれたんで良かったなぁ。
でも、さすがに両親はこの新潟の旬の味たちにお腹いっぱい胸いっぱいになってしまったので、
ボクがごっそりいただいちゃいましたぁ~♪
ボクがごっそりいただいちゃいましたぁ~♪
このウズラの卵をオオバと海老で巻いた「海老竜眼揚げ」ってやつ、初めて聞く名前ですが美味しかったなぁ~

【デザート】『季節のシャーベット』
さて最後、季節のって書いてありますが「キュウイのシャーベット」です。
甘酸っぱくて揚物あとだけにこのサッパリが最高でした。
最後追加でホットコーヒーをたのみ、「お食事会」を終えました~
ふ~満足満足♪
ごちそうさまでしたぁ~♪
和食ダイニング「蔵」 新潟市中央区万代5-11-20 ANAクラウンプラザホテル B1F 電話:025-245-3335 営業時間:11時半~14時半 17時~21時半 (LO:21時半)
って・・・あぁ!
忘れてたぁ、今日は単なる「お食事会」じゃないんだった。
主役はどうしてる?

【息子】『69日目、たっちゃん熟睡中』
お店の人が用意してくれたベビー用ふとんの上でグッスリです。
朝から大人たちに囲まれて、外出して、写真撮られてで疲れちゃったね。
今度、たっちゃんが食べられる様になったら今日みたいな美味しいもんを食べに行こうね。
あ、いやいや、いつかパパやママたちに美味しいもんをたくさんご馳走してねぇ。
そういう意味も含めて、孫のために立派な着物も用意してきてくれたし、ここはボクから両親にご馳走です。
両親は、「お祝いに来たのに、これじゃあご馳走になりに来たみたいで悪いねぇ」と言いながら、
埼玉には帰らず福島の「東山温泉」に向っていきました。
埼玉には帰らず福島の「東山温泉」に向っていきました。
「初宮参り」「お食事会」「東山温泉」ときて、
その後「五色沼」や「あぶくま洞」と福島旅行を満喫して帰ったそうです。
その後「五色沼」や「あぶくま洞」と福島旅行を満喫して帰ったそうです。
「お祝いに来たのに」??
さすが、ボクの親。
一度、旅に出たらとことんこぼさずその辺りを楽しむ。
この血、きっとボクの息子にもつながっていることでしょう。