9/11(土)は「東北電力ビッグスワン」で行われた
J1リーグ第22節「アルビレックス新潟 vs ガンバ大阪」に行ってきました。
J1リーグ第22節「アルビレックス新潟 vs ガンバ大阪」に行ってきました。
昨年も第22節がビッグスワンでガンバ戦でしたね。
まだ、夏だと思っていましたがスタジアムの周りの稲はすっかり頭を垂れていて、黄金色に。
もうそろそろこの景色も丸坊主になってちょっと寂しい季節が来ることでしょう。
もうそろそろこの景色も丸坊主になってちょっと寂しい季節が来ることでしょう。

夜から新潟市は雨の予報でいつ雨が降ってもおかしない陽気で、とっても蒸し暑い日でしたが、
まさか凍えるほどの結果になろうとは・・・
まさか凍えるほどの結果になろうとは・・・
前節、エースの矢野貴章がドイツのフライブルクに移籍した直後の「横浜F・マリノス」戦で惨敗。
矢野貴章が後半途中交代でブンデスリーガー・デビューし、
チームに貢献したというニュースはこの試合後に入ってきたのだけれど、
チームに貢献したというニュースはこの試合後に入ってきたのだけれど、
そのエースがいない事が勝てない理由であると言われたくないので、選手もサポーターもここは連敗したくない!

アルビはエースがいないだけでなく、司令塔のマルシオが9日の練習で太ももを負傷し戦線離脱。
さらに豊富な運動量で右サイドをかき回していた酒井高徳も「U-19日本代表」チームに召集され、
チームを離れしまっているんです。
チームを離れしまっているんです。
そんなツラい状況だけど、この日はアルビのスポンサーさまの「ローソンサックスデー」。
ローソンさまは、さすが「街のホットステーション」と言っているだけあって、毎回熱いパフォーマンスを見せてくれて闘志をかきたててくれます!
これだけ「パンクブーブー」のめがねの方みたいな人が集まると、すごい迫力がありますねぇ~

いやいや、そんな万全じゃない状態をローソンさまの前であげてもいい訳にはなりませんよねぇ。
だって、今のガンバの方が厳しい状況なんですもん。
遠藤選手やと明神選手が故障で欠場し、加地選手が出場停止。
さらに宇佐選手は高徳と同じく「U-19日本代表」チームに召集中。
さらに宇佐選手は高徳と同じく「U-19日本代表」チームに召集中。
その上、アルビは悲しいことに「ヤマザキナビスコC」がもう無いのに比べ、
ガンバは「ナビスコC」のアウェイの広島戦から中2日の新潟入り、ここ1週間では
5日の「天皇杯2回戦」からはじまって、今週3試合目のゲームなんです。
ガンバは「ナビスコC」のアウェイの広島戦から中2日の新潟入り、ここ1週間では
5日の「天皇杯2回戦」からはじまって、今週3試合目のゲームなんです。
新潟から動いていないアルビよりも接待疲労はたまっているはずですね。

しかも、この夏の猛暑で昨年の「ベストピッチ賞」をいただいた我がホームの日本一の芝が、
こんなヒドい状態になってしまいました・・・
こんなヒドい状態になってしまいました・・・
雪国仕様の寒さに強い芝は、暑さには弱かったんです。
芝の状態はお互いのチーム同じ条件じゃないかぁ!
とも思いますが、ガンバの得意としているサッカーは「パスサッカー」。
とも思いますが、ガンバの得意としているサッカーは「パスサッカー」。
ガンンバにはこれ以上ない不利な条件がそろっちゃっていますよ。
アルビは前節終了時8位、ガンバは6位でともに9勝5敗7分で勝点は同じ34と並びます。
AFC出場圏内の争いにとどまるためには、両チームとも勝ち点3は欲しい試合ですね。
今後の両チームの生き残りをかけた試合が30,832人の観客の目の前で19:03キックオフです!

この日、アルビの選手でもっとも注目を浴び盛り上げてくれたのが、
マルシオの代わりにJリーグデビュー飾った19歳のルーキー加藤大です。
マルシオの代わりにJリーグデビュー飾った19歳のルーキー加藤大です。
まるで、デビュー戦とは思えないほどのキレ味で、
前半の両チームの得点はなかったものの、大から大島へのスルーパスは、
大島さえダイレクトで打っていれば1点となった完璧なパスでした。
前半の両チームの得点はなかったものの、大から大島へのスルーパスは、
大島さえダイレクトで打っていれば1点となった完璧なパスでした。
今の若者には緊張ってものは無いんでしょうかねぇ?
19歳とは言え、さすがプロ、FKやCKもこなしデビュー戦とは思えない活躍。
最近昔みたいに、サテライトの試合っていうのが無くなってしまったので、
こういった選手が予め見ておけないのが残念ですよ。
こういった選手が予め見ておけないのが残念ですよ。
しかし、前半はアルビもガンバもチグハグ・・・
アルビはボール支配を完全にしつつもパスがとても強く、トラップのところでカットされてしまい。
一方ガンバもアルビの厳しいプレスにパスを出せずにボールを失ってしまうということが続いていましたよ。
やっぱりこのピッチが両チームともネックなんでしょうかねぇ?
両チームに得点が無くハーフタイムへ。
・・・これはJ1リーグのスポンサー「カルビーさま」からいただきました♪

後半になるとガンバは得意なパスサッカーを捨て、カウンターサッカーに変えてきました!
手数をかけずに1発勝負。
いまいちアルビにとって流れが良くないが、当初のプラン通り進めた後半4分の立ち上がり、
それが実った時がやってきましたよ。
それが実った時がやってきましたよ。
いつも通り、中盤でボールを奪ったら勲の左サイドを駆け上がりファーサイドにクロス。
そして大伍がじっくりと見て、中央のヨンチョルへ!
ゴーーーーーーーーーーーーーール!!!

そしてお馴染みとなったパフォーマンスで「バキュ~~~ン!」。
ボクらのハートを打ち抜きました♪
ボクらのハートを打ち抜きました♪
スゲぇぜヨンさま!
これで得点ランキング暫定トップタイに並ぶ11得点だ!
いい時間にとったこの先制点で勢いづこう!
と、勝利へのシナリオが動き始めたと思っていた矢先、その5分後にたった1本のCKで、
そのシナリオを書き換えられてしまった・・・
そのシナリオを書き換えられてしまった・・・

ガンバ大阪、高木和道選手の同点ゴール。
セットプレイからの1点だったが、ここからアルビの歯車は地味に狂い始めてしまったんでしょうね。
その後、大から田中亜土夢を入れCKでは直接入りそうなマルシオばりのボールコントロールを見せる場面があったり、
川又堅碁が決定的シーンで、キーパーのスーパーセーブでJ初ゴールを阻まれたり、若手の活躍が確かにあった。
しかし、多くのチャンスも決定力が無く決めきれない!
しかし、少ない手数できていたガンバはさすが、そこが違いますね。
後半90分にFWドド選手が途中交代してから放った、シュートのうちのたった2本目。

やられたぁ!
千葉ちゃんの横をファーストタッチで抜き去り、振り向きざまにズドン!
ドド選手はそのままユニフォームを脱ぎ去り大阪から来たサポーターの前で、
イエローカード覚悟の喜びのパフォーマンス。
イエローカード覚悟の喜びのパフォーマンス。
多少チグハグはしていましたが、ガンバよりも劣っていたかと言うと決してそうではなかった。
しかし、多くのチャンスを決められなかったアルビ。
そして少ないチャンスを着実に決めたガンバ。
そして少ないチャンスを着実に決めたガンバ。
それだけの差。
だけどそれが、今後ACL出場権を争うチームとしてふさわしいチームか?
それとも、それを下から見ているチームになるか?
それとも、それを下から見ているチームになるか?
その大きな差を見せつけられた一戦となりました。

結果、「1-2」ホームで悔しい逆転負けです。
昨年も「1-2」で負けましたね・・・リベンジならずです。
でも、今回は下を向く必要はないです。
アルビから新たに日本代表選手、永田充が6年ぶりに招集されましたね。
永田はそのうれしさを、まずはドイツの貴章に伝えたそうです。
また、若手はU-19に召集された高徳だけでなく、この試合でも活躍を見ることができました。
ヨンチョルや三門はもちろん、大、亜土夢、川又など、勝ち点3は惜しくも逃し、
しかも今季初の連敗をしてしまいましたが、
目先の勝ち点3よりも大きなものを手に入れた気がしますよ。
しかも今季初の連敗をしてしまいましたが、
目先の勝ち点3よりも大きなものを手に入れた気がしますよ。
さすがに、帰り道は振り出した雨に打たれながら凍えそうな思いをしながら帰りましたが、
一晩たって、試合のビデオを見ながらそう思えるようになりましたよ。
一晩たって、試合のビデオを見ながらそう思えるようになりましたよ。
でも、それでも3連敗は避けなきゃなりませんね。
例え相手が降格圏内にいて、前節で18試合ぶりに勝利をものにして勢い付こうとも・・・
次節J1リーグ第23節のアルビレックス新潟はホームで「京都サンガF.C.」を向かい入れます。
3連敗はゆるされない!