今年の春、4/6にちょっといいお店がオープンしていたのでご紹介します♪
場所は新潟市西区にある「青山」です。
ボクが新潟に来たときた時に、海の近くで「青山」という名だなんてなんてオシャレなんだろう
と、初めて住んだ場所なんです。
と、初めて住んだ場所なんです。
正確には「ジャスコL」の近くの「クスリのアオキ」の向かいあり、昔ボクが住んでいたところよりも内陸の場所で、
以前は「バターフィールド」そして、今年駅南に移転した「セルロイドカフェ」などがあった場所です。
以前は「バターフィールド」そして、今年駅南に移転した「セルロイドカフェ」などがあった場所です。
ナゼかここは新潟でオシャレと言われるレストランがいつもできる地なんですよねぇ。

そして、今回は古町にある人気のフードバー「ラグナグ」の2号店になりました。
「ラグナグ」青山店は本格的なこだわりのイタリアンを食べられるお店なので、
「ちょっと高いんじゃないかなぁ・・・」と思って、これまでなかなか足が進まなかったのですが、
今回はご近所ですし、思い切ってランチに行ってみましたぁ。
「ちょっと高いんじゃないかなぁ・・・」と思って、これまでなかなか足が進まなかったのですが、
今回はご近所ですし、思い切ってランチに行ってみましたぁ。
外の黒板を見てみるとどれもメニューは1,000円オーバーですが、まあまあ許容範囲です。
入り口手前には白いパラソルのついたテラス席が2テーブルあり、
外での食事を優雅にオシャレに食べられるみたいです。
外での食事を優雅にオシャレに食べられるみたいです。
でも、ちょっとこの季節は暑すぎるかなぁ・・・

店内に入ってまずビックリしたのは、以前のお店と敷地は一緒なのにより広く明るくなった感じがするのです。
それは、店内の壁などが白を基調にしたことと、
キッチンと食事をする席の間の壁を取っ払ったことにありそうです。
キッチンと食事をする席の間の壁を取っ払ったことにありそうです。
窓際にはテーブルとイスがあり、キッチンに向かってカウンターがあります。
ボクらはカウンターに案内され、「まあ混んでいるからカウンターでも仕方がないかぁ・・・」
なんて思ってしまったのですが、それは大間違いだと後で気付きました!
ここに初めて来たら絶対カウンターに座ることをオススメしますよぉ。
その理由は後ほど明らかになるのですが・・・とりあえず注文してみましょう。

ランチは3つのメニューはから選びますよ。
この「ラグナグ」では契約農家から直接仕入れる旬の無農薬野菜などをふんだんに使っているのですが、
季節ごとにオススメする限定メニューが登場するそうなのです。
季節ごとにオススメする限定メニューが登場するそうなのです。
考えてみれば、美味しい食材を美味しくいただくには、その美味しい季節に食べるのが一番ですもんね。
この夏の季節限定メニューは「豊栄宮尾農園自然卵の冷製カルボナーラ」(1,050円)。
新潟市の北区にある「宮尾農園」の自然卵と、マスカルポーネチーズを使った冷製パスタに、
バジルのアイスクリームと豚ロース肉の自家製ローストハム添えてあります。
バジルのアイスクリームと豚ロース肉の自家製ローストハム添えてあります。
これに、サラダとドリンクがついたメニューでしたが残念なことに、すでに人気で終了していましたよ。
その他に「LuggNagg スペシャリテランチ」(1,280円)は
その日オススメの本日のスペシャリテに、2品から1つ選べる本日の前菜、
パンorライス、デザート盛り合わせ、ドリンクが付きます。
パンorライス、デザート盛り合わせ、ドリンクが付きます。

そして、ボクらはもう一つのランチメニュー「パスタランチ」(1,100円)を選びました。
「パスタランチ」も2品ある「本日の前菜」が選べるのですが、
相方は奥の「スペイン産生ハムとつるむらさきのスフォルマート」を選び、
相方は奥の「スペイン産生ハムとつるむらさきのスフォルマート」を選び、
ボクは手前の「タコと石塚さん家の無農薬キュウリのサラダ ライム風味」です。
石塚さんって誰?
って思っちゃいますが、生産者の名前が記されているなんて、なんだか安心感と素朴さがあっていですよねぇ。
ちなみに、タコは岩船港で獲れたらしいですよ。
また2種の天然酵母の手作りパンもこの店ご自慢の逸品だそうです。

そして、3種の中から選べる「本日のパスタ」は、「モロヘイヤとオクラ・ミニトマトのスパゲッティ」に
「プリプリエビと夏の緑野菜のトマトソーススパゲッティ」があり、
いつもは色んな味が食べたいので別のものをたのんですこし味見ていどにシェアし合うことが多いのですが、
なんと珍しいことに今回はこれではないもう1品で相方と意見が一致しましたよ。
それは、「越の鶏もも肉とカボチャのクリームソーススパゲッティ」。
これ頼んで正解です!
甘すぎないカボチャクリームがとってもクリーミーで、
オリーブオイルの舌触りとあいまって爽やかさとコクが同居し、懐が大きくなっていました。
オリーブオイルの舌触りとあいまって爽やかさとコクが同居し、懐が大きくなっていました。
カボチャというと、もしかしたらちょっとボケた味わいなのかもしれないと思っていたのですが、
外はパリッと、中はジューシーに焼き上げた鶏肉の焦げ目がとっても香ばしく、味のアクセントをつけていて・・・
いやいや、もう、なんて表現したらいいんだろう?
この感動を伝える言葉が出てこなくて稚拙な表現で申し訳ないのですが・・・
「もうホント、めちゃめちゃ美味しいです♪」

そして、この極上パスタが注文してからボクの舌に届くまで、
キッチンで行われたプロセスをカウンターだからこそ一部始終見届けることができたのです。
料理の行程を目の前で見るだけでもワクワクしますが、ここではそれだけではない感動がありましたよ。
注文があってからまずパスタを茹で始め、その場でオリーブオイルを敷いたフライパンで
生のカボチャを炒めてクリームと絡めました。
生のカボチャを炒めてクリームと絡めました。
さらに生の鶏もも肉を炒めて、ボクら2人分だけのソースをつくり、
最後に、茹で上がったパスタと絡めて、たった2人分だけを作り上げたのです。
最後に、茹で上がったパスタと絡めて、たった2人分だけを作り上げたのです。
これ、なんてことない動作かもしれませんがボクは痛く心に突き刺さりました!
だって、多くのレストランは効率を考え、大量に麺を茹でておいて注文が入ったら湯通しをする。
さらに、ソースも大量に作り置きしておいて和えるだけですよ!
ここまでヒドいお店ばかりでは無いにしろ、
それが、作るほうも食べる方も当たり前になってきている気がします・・・
それが、作るほうも食べる方も当たり前になってきている気がします・・・
でもここ「ラグナグ」では他のお客さんの調理も見ていたら、1つのフライパンで1食分を作っていましたよ。
ホントはこれが理想のレストランのあるべき姿なのだと思いますが、
たった1人のための、世界で1つのパスタを作っている感じがしました。
たった1人のための、世界で1つのパスタを作っている感じがしました。

そんな感動をした後は、ドリンクとデザートの盛り合わせがついてきます。
1つは「ティラミスのセミフレッド」。
「セミフレッド」とは半分凍らせたお菓子の事で、この季節にぴったりですね。
また「フルーツのソルベット」も素材の味が冷たい中にも味わえて、あと味爽やかなドルチェでしたよ♪
この様な「ラグナグ」の季節感を大切にした旬の食材にこだわり、
食材の良さを充分に引き出した料理は夜ももちろん味わえ、
またランチとは違う、ワインととっても相性の良いパスタやピザがそろうそうです。
ランチとしては値段が高めだと思っていましたが、その考えはひっくり返り、
これだけのものに1,000円ちょっとで出会えるなんて、なんて贅沢なんだと思いました。
食材の良さを充分に引き出した料理は夜ももちろん味わえ、
またランチとは違う、ワインととっても相性の良いパスタやピザがそろうそうです。
これだけのものに1,000円ちょっとで出会えるなんて、なんて贅沢なんだと思いました。
『1人のために、1食を・・・』
そんな「こだわり」だと言ってはいけない、「食」の本来あるべき姿を思い出させてくれた「ラグナグ」青山店。
まさに何でもない石から、命を吹き込まれていく世界に2つとない彫刻作品を見るかのような行程を、
ぜひカウンターに座ってご覧になってください。
ぜひカウンターに座ってご覧になってください。
これは、感動ですよ!
ごちそうさまでしたぁ~♪
「ラグナグ」青山店 新潟県新潟市西区東青山1-6-3 電話:025-265-7777 営業時間:11時~15時(L.O.14時半)、17時半~22時(L.O.21時半) 定休日:月曜日