グーテン ターク♪
過去の旅の記憶をたどる「過去旅ログ」第2弾は、2006年6月18日(日)~26日(月)に行ってきた、
ヨーロッパ「新婚旅行」の記憶の旅です。
ヨーロッパ「新婚旅行」の記憶の旅です。
「2006 FIFAワールドカップ」の開催中で熱気溢れる国「ドイツ」に到着して2日目の6/20は、
宿泊しているドイツの西の田舎町「メンヒェングラートバッハ」から自力で電車IC(インターシティ)を3時間乗り継いで南下し、
まるでおとぎ話の世界のような「ハイデルベルク」の街を散策しましたよ♪
宿泊しているドイツの西の田舎町「メンヒェングラートバッハ」から自力で電車IC(インターシティ)を3時間乗り継いで南下し、
まるでおとぎ話の世界のような「ハイデルベルク」の街を散策しましたよ♪

そして、もうそろそ帰らなきゃいけない時間、「魔法が解ける時間」となってしまいました。
行きはICを降りた「ハイデルベルク中央駅」から旧市街の入口の
「ビスマルク広場」まで30分ぐらい歩いたのですが、
「ビスマルク広場」まで30分ぐらい歩いたのですが、
ちょっとのんびりしすぎたせいで、予め日本で予約していたICに乗る時間にはギリギリ。
帰りは「ビスマルク広場」で駅までの路面電車「トラム」に乗ることにしました。
帰りは「ビスマルク広場」で駅までの路面電車「トラム」に乗ることにしました。

で、いざトラム乗り場に行っても、線が複雑に絡んでいて
どこから「ハイデルベルク中央駅」に行く電車が出ているかわからない!
どこから「ハイデルベルク中央駅」に行く電車が出ているかわからない!
案内所みたいなところで何度訪ねて、その通りの場所に行っても
何の目印も無く、電車も停まってくれず、どうしても乗れません。
何の目印も無く、電車も停まってくれず、どうしても乗れません。
案内所に何度聞きに行っただろうか? 言っていることも良くわかりません・・・
ツアーガイドがいない旅行なので自分たちで何とかせねば!
ICの時間が迫ってきて、焦るばっかり。
ICの時間が迫ってきて、焦るばっかり。
結局、良くわからない目印もほとんどない場所から、
現地の人の流れに任せて一か八かで乗り込んむことが出来ました。
現地の人の流れに任せて一か八かで乗り込んむことが出来ました。
ドコに行くかもわからないのに・・・
間違っていたらもう、ICの時間には間に合いません。
「大丈夫!そうなったら、そうなってから考えよう」
・・・なんて相方に楽観的なフリをしていましたが、かなり挙動不審でした。
で、乗っている乗客に聞いてみたら、どれに乗っても「ハイデルベルク中央駅」に行くんだそうだ・・・
あ、あ、そうなの・・・ふぅ~焦って損した・・・いや、間に合ってよかったぁ~

「2006 FIFAワールドカップ」の開催中っていくこともあり、
この旅でよく見かけるのが緑の服を着たバックパッカーたち。
この旅でよく見かけるのが緑の服を着たバックパッカーたち。
それはサッカーメキシコ代表のユニフォームなのですが、
メキシコ人の人たちは大きなあんなに大きな荷物を背負って野宿でもしているのだろうか?
メキシコ人の人たちは大きなあんなに大きな荷物を背負って野宿でもしているのだろうか?
そんな彼らの目の前に、ちょっと汚らしい格好をした人がギターを弾きながら歌い、近づいてきました。
陽気なメキシコの人たちはノリノリだったけど、そのうちそのナガシの人はお金を求めてきましたんです。
当然、メキシコの人たちはお金を持ってなさそうなので「???」な顔をしていたのですが、
そのナガシの人は乗車員の人に捕まり、怒られて次の駅で降ろされてましたよ・・・
当然、メキシコの人たちはお金を持ってなさそうなので「???」な顔をしていたのですが、
そのナガシの人は乗車員の人に捕まり、怒られて次の駅で降ろされてましたよ・・・
でも、そのメキシコの人たちも自分たちの座っているところは、
停車駅で乗ってきた人たちの予約していた席だったらしく、どこかに去っていきました。
停車駅で乗ってきた人たちの予約していた席だったらしく、どこかに去っていきました。

このボクの乗っていた車両は全指定席なのですが、席の上にはこの様な電光掲示板があって、
この席がどこからどこまで予約されているのかが一目瞭然なんですよ。
この席がどこからどこまで予約されているのかが一目瞭然なんですよ。
このボクの場合は『デュッセルドルフ - ハイデルベルグ』と表示してあります。
ってことは、指定席であっても予約されてされていない区間は、
席が空いていれば自由に座っていいってことで、無駄に席が空くことはありません。
席が空いていれば自由に座っていいってことで、無駄に席が空くことはありません。
日本の新幹線でも、指定席やグリーン席は空いているのに、
自由席で立っている場合ってあるじゃないですかぁ?
自由席で立っている場合ってあるじゃないですかぁ?
日本もこの便利なシステムを採用すればいいのに・・・
と、ツアーではなかなか体験できない地元の人や文化を感じながら、車窓の風景はだんだんと都へ・・・

途中「ケルン」を通りかかると、そこにはスゴイ人たちで賑わっていました。
よく見るとそれは、白&赤の軍団と、水色&黄色の軍団。
そうなんです、「ケルン」ではまさにこの時「2006 FIFAワールドカップ」の
「イングランドvsスウェーデン」が行われようとしていたんです。
「イングランドvsスウェーデン」が行われようとしていたんです。
やっぱり、開催国は盛り上がっていますねぇ~
ボクらはまだ薄っすらとしか暗くなっていない22時頃「メンヒェングラートバッハ」に無事到着。
でも、みんなサッカーを見ているのかなぁ?
街には人影がほとんどいなくてゴーストタウン状態。
夜の異国の地で治安も日本と違うだろうし、2人足早にホテルに向かったのです。
が、しかし・・・
いつの間にか10mくらい後で大きな男の人が大声を出している!
な、な、何!? 怖ぇ~~・・・酔っ払いかぁ?
超ビビルんですけどぉ・・・
超ビビルんですけどぉ・・・
ボクらは関わらない方がいいと思い、もっと、急いで歩きました。
すると、その大男はボクらを追いかけてくるように声を出して近づいてくるんです。
何だ?何だ? 周りには誰もいないし、明らかにボクらに対して怒鳴って向かってきている!!
・・・マ、マジ!? 何コレ? 挑発してるの? ボクら絡まれてるのか?
この大男と戦って勝てるのか? いやいや、逃げた方がいいんじゃないか?
その大男は何かを右手に持って腕をあげ、振り回しながらコッチにダッシュで近づいてきた!
武器?! ヤッベ~! いよいよ、ドイツ人と戦う時がきたのか!?
色んなことが、一瞬で頭を駆け巡ったとき、相方がポツリと言いました・・・
『あ、あれ、私の帽子だ』
ズコーーーーーーーーーーーッ!
なんと、その男の人は相方が帽子を落としたのを見て、拾ってとどけてくれたのです。
きっと、『コレ、落としましたよ~!』みたいな事を言いながら右手に帽子を持って
追いかけてくれたんですが、ナゼか必死で逃げるアジア人。
追いかけてくれたんですが、ナゼか必死で逃げるアジア人。
そんなコントの様な一場面だったみたいです。
な、な、な、なんてドイツの人って親切なんだ。
疑ってゴメンよ~~~
・・・その後、ホテルの近くのビストロで夕食を食べようと思ったのですが、
外の席なら席代はいらないけれど、お店の中に入ってテレビを見るならお金がかかるよ。
と、お店の人に説明されました。
外の席なら席代はいらないけれど、お店の中に入ってテレビを見るならお金がかかるよ。
と、お店の人に説明されました。
テレビでは今まさにライブ中継されている「イングランドvsスウェーデン」が流れていて、
お店の中は大盛り上がり♪
お店の中は大盛り上がり♪

でも、とにかく何かを食べたいだけのボクらはその歓声をよそに外の席で
巨大ウインナー、そしてやっぱり冷えたビールをいただきました♪
隣の席には賢い「ブラウンベアー」と臆病な「ティミダー」という2匹の大きな犬がつながれていて、
この日は地元の犬とも交流ました。
この日は地元の犬とも交流ました。
・・・こうして、ドイツ2日目の旅は終わりましたが、初めてのヨーロッパってこともあり、
この日に行った「ハイデルベルク」はまるで夢の中をさまよっているように
思えるほどかわいらしい街で超感動でした。
この日に行った「ハイデルベルク」はまるで夢の中をさまよっているように
思えるほどかわいらしい街で超感動でした。
そして不安もたくさんありましたが、ドイツの方の優しさや、
日常では味わえない文化に触れ合い、いい体験ができました。
日常では味わえない文化に触れ合い、いい体験ができました。
こういったツアーでは出会えない体験もやっぱり旅の醍醐味かもしれませんね。
でも、まだ2日目。
これからまだまだ様々な感動や興奮・・・または恐怖と出会うことになります。
とりあえず、次の日は朝早く起きて、ドイツ脱出だぁ!
って、きたばっかりなのにドコ行くのぉ?
それでは、チュ~ス♪
・・・つづく。