思い出残そう過去の旅、2008年3月22日~25日の3泊4日で行った「四国4県制覇の旅」。
この日は爽やかに晴れ渡り高松駅前でひときわ高さのある、
ボクらの泊まった「全日空ホテルクレメント高松」からは、瀬戸内海の島々が見渡せました。
ボクらの泊まった「全日空ホテルクレメント高松」からは、瀬戸内海の島々が見渡せました。

また、眼下には小豆島や直島行きや、宇高、岡山、姫路などの本州に到着する、フェリーの港が見えますね。
瀬戸大橋が出来て以来業績が悪化して、2回もの大きな沈没事故を起こした紫雲丸のある
「宇高連絡船」は廃止になり、つづけて「四国フェリー」や「宇高国道フェリー」も
一時期は宇高航路を廃止にすると言っていたのですが、国の要請で今年の春に廃止を取りやめたそうです。
「宇高連絡船」は廃止になり、つづけて「四国フェリー」や「宇高国道フェリー」も
一時期は宇高航路を廃止にすると言っていたのですが、国の要請で今年の春に廃止を取りやめたそうです。
全盛期には連絡船を降りてから高松駅まで、電車の座席を確保するために
乗客が競ってダッシュした「四国三大走り」という名物でもあり、
たくさんの死傷者が生まれた危険な風景も見られたそうですよ。
乗客が競ってダッシュした「四国三大走り」という名物でもあり、
たくさんの死傷者が生まれた危険な風景も見られたそうですよ。
昭和の風景もこうして段々と消えていってしまうんですね。

さて、この日最初の目的地は、ホテルの窓からも見えるこの「高松城」です。
「高松城」は別名「玉藻城」と言って、ここも日本100名城の1つです。
また、「日本三大水城」の1つとも言われています。
ちなみに他の二つは愛媛の「今治城」と大分の「中津城」だそうですよ。
ちなみに他の二つは愛媛の「今治城」と大分の「中津城」だそうですよ。
残念ながら天守閣は無いのですが、現在は三重櫓や門と少しの石垣や堀が残っていて、
城跡は「玉藻公園」となっています。
城跡は「玉藻公園」となっています。
このお城はなかなか珍しいつくりになっていて、
城壁が瀬戸内海に面し、周りを取り囲むお堀には海水が引き込まれているんです。
城壁が瀬戸内海に面し、周りを取り囲むお堀には海水が引き込まれているんです。
よって、城内に直接船が出入りできるようになっていて、
当時は海軍の運用も視野に入れた日本初の本格的な「海城」だと言われているんですよ。
当時は海軍の運用も視野に入れた日本初の本格的な「海城」だと言われているんですよ。
なんだかワクワクしちゃいますねぇ♪

さらに驚きなのは、お堀には海の生き物がたくさん見られます。
蟹や牡蠣などの貝はもちろん、真っ黒な鯛までも泳いでいるんですよぉ!
光景はちょっと不気味でしたが・・・
さてさて、朝食をまだ食べていないので香川県グルメを食べに行きましょう!
香川県のグルメと言えば、やっぱりこれ!

うどーーーーーーーーーーーん!!
これで、この旅行3軒目。
食べるのは4杯目だけどこの美味しさ、まったく飽きる気がしません。
今回行ったのは「栗林公園」の近くの静かな住宅街にある「上原屋本店」です。
『セルフサービス』って、書いてあるけど大丈夫かなぁ・・・?
えぇ~~~い! もう最終日だ!
セルフが怖くて本場の「讃岐うどん」は味わえないッス!

っと、勢いよくお店に入ったけどやっぱりオロオロ・・・何をしていいやら???
席に座るのが先か? 注文が先か?
とりあえず前の人の様子を見ながら勢いよくオバちゃんたちが
うどんを茹でている厨房に向かって「釜揚げうどん 大」をたのんでみる・・・
うどんを茹でている厨房に向かって「釜揚げうどん 大」をたのんでみる・・・
注文は通ったらしいのですが、しばらくその場で呆然。
何をしたらいいのかわからず挙動不審な状態が数分つづいたけど、ここはひたすら待つのでいいらしい。
そして、オバちゃんが茹で上がったうどんを素早く水でシメ、麺だけ入った丼を渡されました。
ええ~と、え~と、次は・・・

どうやらいったん丼からザルにあけ、もう一度自分で湯がくらしい。
ん~ドキドキするけど、こういうのがやっぱり本場の体感ってヤツですね。
そしたら、次はタンクからダシを注入し、無料の「青ネギ」と「天かす」、
さらにはいくらかは忘れましたが「ちくわ天」と巨大な「お揚げ」をトッピング。
さらにはいくらかは忘れましたが「ちくわ天」と巨大な「お揚げ」をトッピング。
で、お代はどうすれば・・・ウロウロウロウロ・・・
そんなボクの様子を見かねてオバちゃんから、『早く席ついて、食べて!』と言われちゃいました。
もうボクの頭の中は??????

そんな状態でも・・・ズズズズ~~~~~ッツ!
んっまいっ♪
なんだかコレまで香川で食べてきたコシがとっても強いうどんとまた違う!
おお!そうか、麺が角張ってなくて断面が円い!
モッチモチで、とっても優しいのど越しと歯ごたえです。
これはまさに、噛まずにズルズルっと飲んで美味しい感じのうどんです。
食べていると、地元のお客さんでしょうか?
麺だけを買いに来ている方が次から次へとやってきています。
ここにはちゃんと包装されたお土産用の半生麺もあるので、ボクはそれを買いましたが、
地元のお客さんはオバちゃんからビニール袋に無造作に入った生麺を手にして帰っているみたいでした。
地元のお客さんはオバちゃんからビニール袋に無造作に入った生麺を手にして帰っているみたいでした。
やっぱりここ香川では、一般のご家庭でもお昼時になると焼きたてのパンを買いに行く様な感覚で、
製麺屋さんに打ちたての生うどんを買いに行っているんですね。
製麺屋さんに打ちたての生うどんを買いに行っているんですね。
・・・ところで、お代はどうするの?
と思ったら、食べ終わった後に自己申告制で払うみたいです。
あんなにうどんを茹でるのに忙しそうにしているのに、オバちゃん、何を食べたのか覚えているのかなぁ?
いや、食べ終わった後に残っているのはカラの丼のみ。
覚えられる訳もありませんよねぇ。
お客さんの良心に任せて信頼しているのでしょうね。
いくらか忘れてしまいましたが、とにかく安い!
この値段で、ごまかす気になんてなりませんよ。
この値段で、ごまかす気になんてなりませんよ。
「上原屋本店」 香川県高松市栗林町1-16-6 電話:087-831-6779 営業時間:9時~17時 定休日:日曜日・祝日
・・・ふ~・・・お腹も満たされたし
「栗林公園」でも行って、高松市内の観光をちょっとして、
高松の三越にでも行ってお土産買って、「徳島空港」から帰ろうっかなぁ・・・
高松の三越にでも行ってお土産買って、「徳島空港」から帰ろうっかなぁ・・・
・・・なんて、はじめはそういう予定でした。
でも、いいのかこれで「四国4県制覇の旅」。
徳島県の旅は『「徳島空港」を利用しました』ってだけで終わりなのかぁ?
「徳島県」は通っただけじゃ、徳島の人に怒られちゃうでしょ。
でも、「徳島県」って言ったら皆さんどんな観光地を思い浮かべます?
そうですよねぇ『鳴門の渦潮』がたぶん一番有名ですよねぇ?
ボクもそう思ったんですが、あれって時間や天気や季節、潮の満ち引きで、
よく見えたり見られなかっりするみたいなんですよ。
よく見えたり見られなかっりするみたいなんですよ。
ここは高松だし、徳島空港からの飛行機離陸まで6時間ぐらいしか無いッスよ。
それを狙ってちゃんと時間調整してやってくる観光客もいるっていうのに、
何の調べもせずに運良くボクらが見られる訳ないじゃないですかぁ。
何の調べもせずに運良くボクらが見られる訳ないじゃないですかぁ。
・・・・・・!!!
もう、勘のいい方はもうお気づきだと思います!
そうです!
初日に買った「金毘羅さん」の御守りです!
もう一度、この日の「高松城」や「上原屋本店」の写真を振り返って見てください。
写真のはじっこに、黄色い御守りを肌身離さず身につけているボクが写っていますよねぇ。
そのカイあってか? あったんですよ、キセキ!
見られるんです「鳴門の渦潮」が!
ホテルにあったパンフレットを見たら、この日の14時頃から見られるというのですよ。

今は11時過ぎ、ナビによるとここから高速道路を使って行けば2時間半で鳴門に到着できる。
飛行機の時間は17時頃なので、その後も余裕がある。
こりゃあ、行くっきゃないでしょう! 「鳴門の渦潮」。
急げー! 間に合うぞ「徳島観光」!
最高っす!「金毘羅さん」♪ ありがと~~~~っ!
・・・しかし、このあと思いもよらないハプニングに唖然。
やっぱり知らない土地は怖いッス。
はたしてボクらは「鳴門の渦潮」を見ることができたのか?
次回、「四国4県制覇の旅」最終回「徳島県旅行記」をお楽しみに。