「香川県旅行記」瀬戸大橋&骨付鳥篇 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
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アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

思い出残そう過去の旅、2008年3月22日~25日の3泊4日で行った「四国4県制覇の旅」。

3日目は愛媛の「高松城」と「じゃこ天」を堪能し、次の地へと高速道路を使って東に向かいました。

「香川県」「高知県」「愛媛県」とくれば次は「徳島県」と言いたいところなのですが、

そのOに到着したのはここです!

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って、なんじゃこりゃぁあ~~~っ!

でっかいお金ぇ? 『寛永通宝』って描いてあるぅ!?

松林の向こうに見える瀬戸内海とその島々をバックに、白い砂浜に描かれた巨大な銭型の砂絵。

なんいう絶景でしょう!

ここは香川県、観音寺市の景勝地「琴弾公園」(ことひきこうえん)です。

琴弾山を登って山頂の展望台から眼下を見下ろすと、こんな幻想的な風景に出会いました。

『寛永十(一六三三)年、当地を治めていた丸亀藩主の生駒高俊公が、
領内巡視の際土地の村人たちが領主歓迎の気持ちを表すため一夜にして造りあげた』

と記されていますが、コレを一晩で造ってしまうなんてスゴイ労力ですね。

この銭型は東西が122m、南北90m、周囲345mほどもあるそうですよ。

この有明浜の砂絵は時代劇の「銭形平次」のタイトルバックに使用されたそうで、
見ると一生お金に困らないというウワサもあるそうですよ。

ありがたや~、ありがたや~♪



ということで、再び香川県に戻ってボクら。

香川県の道路を走ると道にかわいらしい「オリーブマーク」が描かれているのに気付きます。

その名も「オリーブ・ウインキー」だそうで、交通マナーアップを目的に、
ウインカーを出すタイミングをドライバーに知らせるしるしだそうなんです。

さらに右折する場合は右側の、 左折は左側に葉っぱが描かれているんですよ。



そして、香川県と言ったらやっぱりコレでしょう!

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讃岐うどーーーーーん!

ここは善通寺市金蔵寺町にある釜揚げうどん「長田in香の香」。

ちょっと変わった名前ですが、本家の初代「長田うどん」から分家したお店で、
「香川の香り」という意味らしいです。

メニューは「釜揚げうどん」一筋で、冷たい麺も出せるそうなのですが、
「釜揚げうどん」と言えば「長田in香の香」というぐらい有名なお店だそうです。

ボクが食べたのももちろん「釜揚げうどん 大」(350円)2玉なのですが、
「たらいうどん 小」(1,000円) 6玉になるとたらいにうどんが入ってきます。

食べているお客さんがいたのですが、その大きさは迫力は圧巻でしたね。



「讃岐うどん」のお店は、注文するときに緊張するんですよねぇ・・・
だって、お店によってシステムがぜんぜん違うんですもん。

ここはまず、お店に入って注文して代金を払うと、番号付の木札と蕎麦猪口を渡してくれました。

はて、これはどういうことかと思ってオロオロしながらテーブルで待っていると、

おばちゃんに木札についてる番号を呼ばれて、「は、はい!」って返事をしたら、

丼に茹で上がった熱々のうどんと持ってきてくれたので木札と交換しましたよ。

テーブルにあるとっくりに入ったイリコベースのダシや、刻み青ネギ、生姜などを入れて後は食べるのみ。

豪快にズズズズ~~~~ッ!とすすり込みましたよ!

ん~ ンまいっ♪


やっぱり、茹でたての讃岐うどんはコシが違う! さらにこのお店はダシがめちゃめちゃウマい!

ボクは食べ終わった後、空の丼を持ってウロウロしてしまいましたが、
そのままテーブルに置いていっていいみたいです。


そして、満足してお店を出ると店は閉められてしまいました。

どうやら、ボクがこの日最後のお客だったみたい・・・

ふ~アブねぇ~ギリギリセーフ・・・ちょっと松山で遊びすぎたかなぁ?
ちょっと遅れていたらお店閉まっていたね。

これも初日に買った「金毘羅さん」の御守りのご加護がまだつづいているのかもしれませんね。

釜揚げうどん「長田in香の香」

香川県善通寺市金蔵寺町本村1180
電話:0877-63-5921
営業時間:9時~17時頃
定休日:水曜日・木曜日



さて、もう日が暮れてきそうですが、次に到着したのは「瀬戸大橋」です。

デッケェ~~~!

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ご存知、ここ香川県の坂出市と岡山県倉敷市を結ぶ国道30号線の走る橋です。

上を首が痛くなるほど見上げていたら、橋のなかをゴゴゴゴ・・・と、JR本四備讃線が通っていきました。

こういう橋を「鉄道道路併用橋」というらしいのですが、その中では世界最長を誇るスゴイ橋なんです。

そのうち四国横断新幹線が走れるつもりでつくってあるそうですよ。
まさに、四国の方にとっては本州と結ばれる夢の橋なのだそうです。

なのに、映画「ゴジラvsキングギドラ」のキングギドラに簡単に破壊されてましたが・・・

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ボクの立っている場所は瀬戸大橋記念公園にある「マリンドーム」というところです。

ここで映画「UDON」の中でのイベントが行われていた会場です。

瀬戸大橋記念公園内には「瀬戸大橋記念館」というのもあって、
入館無料で瀬戸大橋に関する展示物など見学できるそうなのですが、
開館時間の9時~17時をとっくにまわっていたので、見ることはできませんでした。

・・・残念。

でも、この時間来たことで、こんなに素晴らしい景色に出会えることができました♪

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静かに沈みゆく夕陽に瀬戸内の海が真っ赤に染まります。

そこにぽっかりと浮かぶ島々の影と、ゆっくりと動いてゆく船。

四国で見る夕陽は今日で最後になります・・・

楽しかった「四国の旅」に名残惜しく、あたりが真っ暗になるまで見つづけていました。


さて、日も暮れてきたことですし、高松駅前で瀬戸内海が一望できる一際高い
「全日空ホテルクレメント高松」にチェックインしいよいよお楽しみの夜の散策ですよ。

高松市には「中央商店街」というの8つの商店街が連なった全長2.7kmもある
アーケード街があるんですが、そこは日本最長らしいのです。

ということで、そこに行けば何かあるかなぁ・・・?

なんて思ったのですが、もう9時近くに行ったのでほとんどがさみしいシャッター街。

そうとわかれば、もうやる事は1つ! 美味しいもんを味わうのみ!

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香川と言えば「讃岐うどん」が有名過ぎますが、それ以外にも美味しいもんはありますよ♪

やっぱり、瀬戸内海が近くにありますんで、海の幸は豊富なはず。

獲れたてのかは分かりませんが、まずは天ぷらとサバのお造りを肴に地ビールをいただきましたぁ♪

味に関してはもう2年前のことなんで覚えてませ~ん。

すみません・・・

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そして、どうやら「かまぼこ」も有名らしいです。

これも魚ですもんね。

そして、隠れた香川の名物「骨付鳥」。

骨付きの鶏もも肉を焼き上げたもので、皮がパリッ!とした、要するに「グリルチキン」です。

歯ごたえのある「親鶏」と、柔らかくてジューシーな「ひな鶏」っていうのが選らべるので、
たしかボクらは「ひな鶏」を食べましたよ。

一口噛むと肉汁がしたたり落ちるのですが、その肉汁につけて食べるという生キャベツがついてきました。

食べづらいかもと言うことで、キッチンバサミも渡されましたが、

ボクらは新潟名物「ひな鶏のから揚げ」を食べなれているのでお手の物でしたよ。

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でも、実はあまり聞いた事もないメニューを期待していたのですが、
けっこう入ったお店は見慣れたものばっかりだったので、

「土佐グルメ」の様に、他にも何かきっとあるはずだと思って、別のお店にもハシゴしちゃいました。

で結局、2軒目でも珍しいもんは見当たらず、また銀のお皿にのった「骨付鳥」を食べてしまいました・・・

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この日は2軒も行ってしまったので酔い覚ましに「高松駅」前を散歩しました。

周りの閑散とした雰囲気とは反対に、構内に「瀬戸の都、四国最北端の駅」書いた駅舎は立派で近代的。

新潟にもかつて五泉市に「高松駅」というのがありましたが、
蒲原鉄道線が廃線になった共に無くなっちゃいました・・・

それとはまったく関係なく、ここは四国における鉄道の起点で、四国一利用客の多い駅なのです。

列車接近のベルとして「瀬戸の花嫁」のメロディが流れることでも有名ですね。


また、「高松駅」前の広場には結構おもしろい見どころがいっぱいあって、

鯛などが泳いでいる「海水池」や「花時計」、「連絡船の碇」、
たくさんの「石のオブジェ」などがあるんですよ。

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さてさて、「四国の旅」も残すところあと1日になってしまいました。

まさか、最後にもあの「金毘羅さん」の御守りのご加護を受ける出来事があるなんて・・・


・・・つづく。