「徳島県旅行記」鳴門の渦潮&徳島ラーメン | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

思い出残そう過去の旅、2008年3月22日~25日の3泊4日で行った「四国4県制覇の旅」。

ついに本日最終回です!

「香川県」「高知県」「愛媛県」と渡り歩き、4日目の最終日は高松市内観光しながらお土産でも買い、
「徳島空港」から羽田に帰る予定をたてていましたが、

直前に予定変更!

徳島観光もしたいと欲が湧き、徳島県名産の「すだち」のジュースを飲みながら、
「鳴門の渦潮」目指して高速道路を爆走しました!

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「鳴門の渦潮」を見るには船に乗る方法もあるのですが、出航時間とかもあるので、
ボクらが目指したのは鳴門海峡に架かる「大鳴門橋」の車道の下の
海上遊歩道から見ることができる「渦の道」という施設。

「渦の道」は「大鳴門橋」の四国側のたもとにあり、カーナビはあと2時間で到着すると示しています。

そして、「鳴門の渦潮」が発生するまでの時間があと2時間。

ピッタリです♪

天気もいいし、順調に行けばウワサの絶景に出会えますよぉ♪

知らない道でもカーナビがあるから安心ですね。






・・・そして、予定通り2時間もかからず「大鳴門橋」が近づいてきました。

カーナビ:『間モナク 目的地周辺デス』

よしよし、あとは高速道路を降りればいいんだね、カーナビくん♪

さあ、ドコで降りればいいのかな?

カーナビ:『目的地周辺ニ到着シマシタ オツカレサマデシタ・・・』

え?え?え? ドコ? ここ高速道路の真ん中だよ!?

パーキングとか無かったじゃん!

って、「渦の道」、ココの真下ぁ!???

通り過ぎちゃってるよぉぉぉぉ~~~~~~~~~!!!

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って言うか、「大鳴門橋」渡っちゃってるじゃんかぁ~~~!!!

橋の上から「渦潮」見るの?・・・いや、見えないっすよ。

それよりも、次で降りてUターンしなきゃ!

ボクらドコ行っちゃうのぉ?



・・・で、結局次のインターで降りたのですが、なんと!そこは予定もしてない「淡路島」。

まさか、四国を脱出して兵庫県に入ってしまうとは夢にも思っていませんでしたよ。

しかも、初の「淡路島」上陸にもかかわらず、料金所を出たらすぐUターン。
ものの、数十秒しかいませんでした。

で、橋を往復してしまったので、一気に高速代金も跳ね上がってしまいましたよぉ。

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そして、なんとかやっとのことで「渦の道」に到着。

「渦潮」の予定時間にギリギリです!

車を駐車場に停め、早足でまさにさっき通ってきた「大鳴門橋」の上を渡り、
橋の下から入場料500円を払って「渦の道」に入りました。

間に合ったのか? 「渦潮」見られるのか?

でも考えて見れば当たり前ッスよねぇ・・・

「渦の道」に入ってもここはまだ陸地。

海の上まで遊歩道を450mぐらい進んでいかないといけないんですよ。

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わぁ~~~・・・もう時間過ぎちゃってるじゃんかぁ!

やっぱり行き当たりバッタリじゃダメなのか!?

海は見えてきたけど、「渦潮」って感じじゃないよなぁ。

平日なのに人も結構いるし・・・いい大人がダッシュで行くわけにもいかないよ。

どうなの「金毘羅さま」

高速料金余分に払って、入場料まで払って、高松観光もあきらめてココまで来たのに見られないのぉ?





・・・!!!


なんじゃ、こりゃぁあ!

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デ、デカッツ!!

見えたぁ♪ 見えたよついに「鳴門の渦潮」~♪

「金毘羅さん」ありがとう♪

どうやら、「渦潮発生時間」から1時間ぐらいは見られるんだったみたいですよ。

なんだぁ、アセってソンしたなぁ・・・

それにしても、まったくイメージと違ってましたよ。

ぜんぜん前知識がなかったのでこんなに大きいとは思ってもいなくて、
小さい渦がグルグル回っているのかと思っていたんですよ。

これ、1つの渦の大きさが20mぐらいはありますよ!

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通路にはアクリルの窓があって、真下を覗けるんですよ。

こういうところに来ると上に乗って飛び跳ねたくなるんですよねぇ、ボク・・・

でも、そんなことよりもこの迫力ですよ!

海面まで45mもあるそうですが、轟音も聞こえ、飲み込まれそうで怖いぐらいの絶景ですよ。


ところで皆さん、この「渦潮」ってなんで出来るかご存知ですか?

日本地図を思い浮かべてもらうと分かりやすいんですが、

瀬戸内海の端っこと端っこって太平洋とつながってますが、淡路島とかがあって狭くなっていますよねぇ。

そして、海には月の引力によって潮の満ち引きがあるのもご存知だと思います。

海が干潮になろうとしたとき、太平洋の海水が引いていくのに合わせて
瀬戸内海の海水も太平洋側に出て行きたいのですが、出口が狭いせいで急流となってしまうんです。

また、満潮の時にはその逆の現象が起こるんですよ。

それにあわせ、中心部が水深100mぐらい深くて流れが急になり、
周りの浅い部分との流れの差が出来るために渦になるんだそうなんです。

そのほか、いろいろな偶然的な環境がいくつも重なって起こるので、
このような場所は世界的にも珍しいんだそうですよ。

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ってことで、最も迫力のある「渦潮」を見るには、満月と新月の時、
潮の満ち引きの差が大きな「大潮」って時がベストなんですってさ。

で、特に3月下旬から4月下旬は1年で最も干潮満潮の差のある時季と言われているんだって。


ん? 待てよ・・・

3月下旬ってこの日もそうだよなぁ?

ところで、今日のは何潮なのかなぁ?




・・・!って、「金毘羅さん」、スゲーーーーーーーッ!


今日まさにその月に約2回しかない「大潮」なんじゃないッスかぁ!

1年に数回しか見られない最大の渦が見られる日が、まさに今日なのぉ!?

偶然にも程がありますよ!

ホント、初日に買った「金毘羅さん」の御守りの力ってスゴクないですかぁ?

この、船も飲み込まれそうな「鳴門海峡の巨大渦潮」!

どおりで平日なのに混んでいるわけですよ。


いや~、ホント「徳島県」観光に切り替えて良かったですよ。

なかなか、こんな日に行きたくたって来られないですからねぇ。

大、大、大満足です♪

この旅に出発するまでは「四国の旅」なんて地味なんだろうなぁ・・・
なんて思ったらとんでもなかったですよ。

最高っすよ、四国♪

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余裕を持って「徳島空港」に到着し、4日間一緒に過ごしたレンタカー「デミオくん」ともお別れです。

最後はこの波乱万丈の旅を「徳島グルメ」でシメたいと思います。

最後もこの日2杯目の麺類。

空港のレストランで食べた、「徳島ラーメン」です。

そんなにまだこの頃は全国区じゃなかったのですが、今はけっこう注目されていますよねぇ。

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このまっ茶っちゃのスープはとっても濃いとんこつ醤油。

味は濃いけどしょっぱくなくて、どちらかって言うと甘い!

麺は「中華そば」としかメニューに書いてないだけあって、オーソドックスな黄色く縮れた中細麺です。

トッピングにはチャーシューでなくて「豚バラ肉」っていうのが特徴ですね。

あとは、ネギ・もやし・・・なんで「ナルト」はのってないのぉ?

さらに、生卵を割るっていうのも有名ですが、すべての「徳島ラーメン」がそうでは無いらしいですよ。

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なにせ2年前のことなので、味ははっきり言って忘れてしまいましたが、
有名ラーメン店ではないけれど、初めて食べた味でけっこう強い印象がありました。



香川の「讃岐うどん」に始まり、高知で食べた「土佐料理」の数々。
愛媛では松山駅の熱々の「じゃこ天」、また香川に戻って高松では「骨付鳥」、
そして終わりは「徳島ラーメン」。

・・・ホント、四国には美味しいもんがたくさんあっていいですよ♪

ごちそうさまでしたぁ~♪



東京から上越新幹線に乗って新潟の家に到着・・・

これで、ボクの「四国の旅」の全行程を無事終了いたしました。

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お土産もたくさん買いましたよ。 食べ物ばかりですが・・・♪

数日して届く、高知から送った宅急便も楽しみですね。



さてさて、ボクの記憶が薄れないうちに記録に残しておこうと書き出した
2008年3月22日~25日の3泊4日「四国4県制覇の旅」はこれにて終わりです。

ここまで過去のことを写真を見ながら思い出して書いてきましたが、
もう一度旅が出来たみたいで結構楽しかったですよ。

そして、ここまで長々と書いてしまったボクの記憶の旅にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。

もし、ボクと一緒に旅をした感覚になっていただけたらうれしいなぁ♪と思って書きました。

また、これから旅をされる方の参考になれたらとも思いますが、なにせ2年前の記憶の旅。
いろんなことが間違っているかもしれませんので、あんまり鵜呑みにはしないでくださいね。


あ、そうそう!

この旅で大活躍の「金毘羅さん」の御守りの効力なのですが・・・

やっぱり初日にこの「旅の無事」を祈願したからなのか? 
旅を終えたらすっかり平常に戻っちゃったみたいです。

それにしても数々のキセキはスゴかったなぁ♪




さあ、次はドコの記憶の旅に出発しようかなぁ?


・・・おしまい。