「高知県旅行記」桂浜とハルウララ篇 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

思い出残そう過去の旅、2008年3月22日~25日の3泊4日で行った「四国4県制覇の旅」の第3回目です。

香川県に降り立ちまずは「讃岐うどん」で感激し、「金刀比羅さん」で旅の無事を祈願したあと、

早くもボクらは香川県を出て高速道路を南下し、次に到着したのはコチラ!

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『日本の夜明けは近いぜよ!』

太平洋の大海原を見つめ、和服にブーツを履いた凛々しいお姿・・・

おお、これはこれは今をときめく坂本竜馬さんじゃないですかぁ!

そう、ここは桂浜は竜頭岬。

このセリフを言ったのは違う場所ではありますが、坂本竜馬の出身地、高知県にやってきましたぁ~

って、ボクは歴史にはうといので、それ以上坂本竜馬のことは語れませんが、
この桂浜は台風接近時にはテレビ中継される事も多いことで知られていますね。

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また桂浜は「みよやみよみな月のみの桂浜 海のおもよりいづる月かげ -大町桂月-」と
石碑には詩が刻まれ、

「月の名所は桂浜」とよさこい節でも唄わた、昔から月見の名所としても名高いところです。

中秋の名月には「桂浜観月の夕べ」と題して浜辺に灯篭やかがり火などで
ライトアップし、幻想的なイベントが行われたりしているんです。

高知を訪れたら是が非でも足を踏み入れたい場所ですね。

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この桂浜公園内では、「土佐闘犬センター」や「桂浜水族館」、「坂本龍馬記念館」、
「物産センター」などがあり、1日楽しめそうな感じの施設が満載でしたが、

ボクがここに到着したのは、日が暮れる間際でどこもすでに閉まっていました。

まあ、他人の血を見るのが苦手なボクらに闘犬の争いを見るのは耐えられないかもしれませんが・・・


ちなみに「土佐闘犬センター」の入場料は、有名犬が集まる桂浜場所が一般で2,000円で、
不定期に行われるセレモニー的闘犬見学は1,500円になるそうですよ。


その他季節によっては、ここから土佐湾に集まるイルカやクジラを見る船が出ていて
「ホエールウオッチング」も出来るそうです。


3泊4日で行った「四国の旅」の1日目は、ここ月の名所の「桂浜」で日が暮れそうなので、
ナイスなスケジューリングだと言いたいところなのですが、

暗くなる前に実はもう一箇所行きたいところがありました!

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それは、桂浜からすぐ、四国唯一の競馬場「高知競馬場」で~す♪

このブログのタイトルを見てもらえば思い出していただけると思いますが、
だってボク、競馬好きなんですもん。

月より馬なんです。

でも、もう今日は馬は走っていませんが・・・


高知競馬場と言えば、「ハルウララ」で有名になりましたよねぇ。

デビュー以来の連敗続き、負けても負けても懸命に走り続ける姿が、
「負け組の星」として全国的に有名となり「ハルウララブーム」がおきましたね。

現状、経営が難しくなってきている「高知競馬場」にとって、
人を集めることのできるアイドルホースの誕生は大きな希望となりました。

全国各地にJRA以外の経営の地方競馬はありますが、どこも経営難で閉場していってます。
新潟では三条競馬がありましたが、2002年に惜しまれながら閉場してしまいましたね。


そんな中、ホントに高知の人にとってハルウララは大きな春だったに違いありません。

2004年にはハルウララに武豊が騎乗し、高知競馬史上最高の入場者数13,000人と記録を大きく更新したのです。

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しかし一方、強くない馬がもてはやされ、
勝つ見込みが無いのに馬を無理に酷使して客寄せパンダで出走させる事や、

ハルウララの抜けたたてがみを交通安全のお守として売り、
動物愛護団体から虐待であるとクレームがついたり、

賛否両論、色んな意味で話題になりました。

結局ハルウララは引退劇も良くわからないまま、生涯成績113戦0勝で競走馬登録を抹消し、

現在、余生を海道新ひだか町の牧場で繁殖牝馬としてすごす予定で、
最初のお相手として、あの無敗の3冠馬「ディープインパクト」が候補にあがっているそうです。

「無勝×無敗」の子で、いったいどんな競走馬が生まれるんでしょうか?

実現すれば楽しみですねぇ♪

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さてさて、おまっとさんでした!

夜も暮れたことですので、高知駅近くの宿にチェックインし、お楽しみの「土佐グルメ」でございます♪

もう、2年前のことになりますので、味のほうは忘れてしまいましたが、
土佐のウマいもんは、普段あまり口に出来ないものも多く大満足だった覚えがあります。

まず1枚目の写真、「土佐料理」と言えばやっぱり「鰹のたたき」ですよねぇ。

きっと、新鮮な鰹をワラや松葉であぶっていると思われる香ばしい香り、
たっぷりの青ネギや生ニンニクなどとポン酢でいただきましたぁ!

ご当地グルメに興味の無い方でも、高知で「鰹のたたき」は逃せませんよぉ。

高知流では大皿に盛る「皿鉢料理」で「鰹のたたき」をいただくのがホントかもしれませんが、
2人であればこれで充分です。

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つづきまして、高知県の新名物「土佐はちきん地鶏」の炭火焼きです。

日本一うまい鶏を目指して開発を進め、新しいブランドで鶏王国高知の大川村が自信を持って送りだす地鶏です。

飼育の段階で抗生物質を全く投与しない無投薬飼料を使用しているので安心というもので、
水分と、雑味と、余分な脂の少ない肉質は、焼くとサッパリで後味がよく、
パリッと香ばしいと言われています。

さらに、奥にあるは「鯨の卵とじ」ですね。

「鯨料理」も有名な土佐料理で、昔は土佐湾でも捕鯨していたんですねぇ。

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いや~・・・だんだんとお酒が進んでまいりますよ。

お酒の友にピッタリ、鰹の内臓の塩辛「酒盗」です♪

お酒は何を飲んだか覚えていませんが、土佐も日本酒も焼酎もおいしい場所ですもんね。


あとは珍しいところでは「うつぼのから揚げ」や、
高知県を流れ「日本最後の清流」と言われる四万十川の「あおさのから揚げ」もいただいたりしましたよ。

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そしてこれも珍しい、「のれそれ」。

穴子の稚魚を生のまま食べるんです。

細長く平たく白く透き通っていて、目だけがまん丸で可愛らしい姿。

頭で思うよりもまったくクセはない「のれそれ」は「土佐酢」をあえて食べた記憶があります。

「土佐酢」とは「三杯酢」に鰹節で取った出汁を加えたものなんですが、こちらも酒の肴とピッタリです!


あとはあんまり記憶が無いのですが、それは2年前の記憶だからなのか?

土佐の甘口の酒に酔ってしまったからなのか? 今となってはわかりません。



このまま、月のきれいな土佐の夜の下、沈むように四国の旅1日目を終えました。



・・・つづく。