真っ白な景色と甘さと | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

今朝、目が覚めて窓の外を見てみるとビックリしました!

矢野貴章が日本代表に召集されるなんて・・・

いやいや、それもビックリしたんですけどそうじゃなくて、
目の前に広がる景色は真っ白で、見事に木々が雪化粧をしていました。

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都内では今週末あたり桜が見ごろというのに、こちら雪国新潟の春の訪れはもう少し先になりそうです。

亀のズゴックを冬眠部屋から引っ越すのも、愛車のスタッドレスを履き替えるのも、
4月に入ってからにしましょう。



真っ白いと言えば、視覚だけでなく最近はこんな真っ白いものを食べましたよ。

・・・ってボク、食べてばっかりですねぇ。

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新潟の方はご存知の方も多いと思われますが、
弥彦神社の近くにもある和菓子屋さん「米納津屋」の「雲がくれ」という和菓子です。

どうやらこのお菓子は、単に地元に人に愛されているだけでなく、
「第17回全国菓子博にて金賞」「第23回全国菓子博にて栄誉大賞受賞」などと、
名実共に評価されているそうなので、ボクも「ふるさと村」で見つけたので1つ(85円)買ってみましたよ。


薄く透ける和紙の趣をもつ柔らかな包みには、
「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬまに雲隠れにし 夜半の月かげ」
と描かれていて、とっても風情があります。

包みを開くと四角くて真っ白くかわいらしい姿をしていますねぇ。

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そして手に持つと思ったよりも軽くて繊細で壊れてしまいそう。

一口かじると、表面は薄くパリッとしていていたかと思うと、
中はとっても弾力がありふんわり、そして舌の上でシュッと溶けていきます。


まるでこの食感はマシュマロのようなのですが、
卵白に寒天と氷砂糖を加えたものらしく、まさにマシュマロとは違う和のお菓子。

そしてそのまわりをコーティングしている粉砂糖みたいなものが、繊細さを強調していますよ。

さらに中心に、甘さ控え目のほっこりした味わいのまん丸く黄色い餡が出てきます。

まわりが雲で、その中からまんまるいお月さまが顔を覗かせている情景を描いた、
とっても風情のあるお菓子なのですね。

雪を模したお菓子ではなかったのですが、雪国新潟の情景を思い出させる気品のある銘菓ですね。

御菓子処「米納津屋」(よのうづや)

本店   
新潟県燕市吉田中町1-1
電話:0256-93-2144
営業:8時半~午後19時
定休日:火曜日



新潟ふるさと村(名店街) 
新潟県新潟市西区山田2307
電話:025-230-3352
営業:新潟ふるさと村に順ずる



また最近、真っ白いお菓子と言えば、「白いたいやき」っていうのが流行っていますよねぇ。

先日偶然的にも、通りかかったお店が1匹150円のところを100円のセールをやっていたので、
思わず衝動買いをしてしまいました!

そのお店は本社が福岡県大牟田市にある「白いたいやき 藤家」です。

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ホームページを見てみると、あの「はなわ」と
かわいげなキャラクターたちが何だか楽しそうにやっていますよ♪

「白いたいやき」と銘打っていますが、実は黒ゴマ餡が入った「黒いたいやき」や、
チョコレートの入った「茶色いたいやき」、抹茶餡で大人の味の「緑のたいやき」、
さらには春限定の桜餡を使用した「桜色のたいやき」などもあるみたいです。

でも、今回100円のセールで売っていたのは「白餡たいやき」だけだったので、
それをゲットしてさっそく一口食べてみました。

むにょ?  何だこの食感~!?

モッチモチじゃないですかぁ~!

普通、「たいやき」と言えば、外はパリッとして、中は熱々・・・というのが定番ですが。

まるでお餅のような食感です。

あれだけ流行っていて、前情報では聞いていたにもかかわらずショックを受けてしまいましたよぉ!

だってこの食感を出しているのは『タピオカ』って知っていましたもん。

まあ、早い話が「キャッサバ」という芋系の植物の「でんぷん」なのですが、それと小麦粉、砂糖、
食塩、植物油脂、乾燥卵白などなどを合わせて作った特別な粉を焼き上げた皮だそうなのです。

やっぱり、『百聞は一口にしかず』ですよねぇ。

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そして、中身の餡は周りのキメ細やかな食感を邪魔しない、
なめらかで柔らかな白いんげん豆の皮まで入った餡です。


もちろん、餡は王道の小豆を使用したつぶ餡もありますが、
お店によっては和洋のコラボレーションで定番になりつつある人気のカスタードや
流行にのっての濃厚な生キャラメル餡もあります。

また期間限定の栗の粒が入った栗あんや、寒い季節にピッタリの芋あん、
さらには番組企画で誕生した組み合わせのチョコバナナアーモンドまであるんですよ。

はたまた、もはや「たいやき」の枠を超えてしまったチョコとココアクッキーがコラボした
「チョコオレオクッキーたいやき」などなどまで・・・

さらに夏には「冷たいやき」と題して、冷やした「たいやき」も登場しているそうです!


もう鯛の型に流し込めば、なんでも「たいやき」と言ってしまう、
この勢いはまさに逆に型にはまってませんよねぇ。

泳げたいやきくんもビックリです!

まあ、たいやきが泳ぐっていう発想もビックリですが・・・
毎日、毎日、焼かないですしね。


とりあえず、この珍しい食感は1度は口にしておいて良かったと思いました。

「白いたいやき 藤家」は新潟市内には関屋のショッピング街と、
ナゼか昨年夏の高校野球準優勝だった、日本文理高校の前にあります。

「白いたいやき 藤家」

新潟店
新潟県新潟市中央区関新3-1665-2
電話:025-230-9505
営業:11時~19時


日本文理高校前店
新潟県西区新通西2丁目435番1
電話:025-263-0005
営業:10時~19時


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まだ白い季節に、心温まる白い甘さを堪能しました。

ごちそうさまでしたぁ~♪