この間2010年になったと思ったら、今日からもう3月なんですね。
2月の最後、雪も落ち着いたこの週末はリサイクル週間になりましたよ。
相方の実家に、かなり古いお義父さんの使っていたパソコンがあったのですが、
もう3回忌も過ぎたので処分しようと思っていたんです。
もう3回忌も過ぎたので処分しようと思っていたんです。

製造から5年くらい前までのもので正常に動くのであれば、
リサイクルショップで買い取ってくれる可能性もあったのですが、
リサイクルショップで買い取ってくれる可能性もあったのですが、
もう10年近くも前のものなので、普通ならパソコンリサイクル法によって、
処分する際にリサイクル料金として2,000円から、物によっては1万円以上もかかることがあるんですよ。
処分する際にリサイクル料金として2,000円から、物によっては1万円以上もかかることがあるんですよ。
物を捨てるのにもお金がかかる時代ですね。
だから不法投棄と心無い人が増えてしまうのかもしれませんが、そりゃあ犯罪ですからね。
近所の防風林の中にもそれらしき物が見られますが、絶対やっちゃダメですよねぇ。
分解してちょっとずつ燃えないゴミの日にでも捨てようかなぁ?
なんて、思いましたが、きっとそれもNGなんでしょうね。
なんて、思いましたが、きっとそれもNGなんでしょうね。
とかなんとか思っていた矢先に、家電やOA機器、その他、車のエンジンやホイールやバッテリー、
さらには自転車やフライパンまで「無料回収」してくれるというチラシが折込みに入ってきたのです。
さらには自転車やフライパンまで「無料回収」してくれるというチラシが折込みに入ってきたのです。
「無料」という言葉に誘われさっそく持っていきましたよ。

するとそこはまさに、今よく聞く「都市鉱山」。
先週からはじまり、約一ヶ月くらいやる予定みたいですが、
ここ田舎の新潟でもりっぱな「都市鉱山」できはじめていましたよ。
ここ田舎の新潟でもりっぱな「都市鉱山」できはじめていましたよ。
金属として使われているものはもちろん、特にパソコンやケータイ電話の基板などは
多大なもと地下資源が使われていて、それをさらにリサイクルさせると再び資源として生まれ変わるのです。
多大なもと地下資源が使われていて、それをさらにリサイクルさせると再び資源として生まれ変わるのです。
なので最近このように無料で引き取り、その後そこから金属などを採取して、
また資源として復活させて活用してくれる業者さんが増えてきたのですね。
また資源として復活させて活用してくれる業者さんが増えてきたのですね。
地下資源がほとんど無いと言われている日本のこのような「地上資源」は、
実は全世界の地下資源の一割を超える金属が多数存在すると言われています。
実は全世界の地下資源の一割を超える金属が多数存在すると言われています。
また、「地上資源」には、わかりやすい金や鉄、銅、アルミニウムなどの「ベースメタル」と言われる
メジャーな金属はもちろん含まれていますが、
メジャーな金属はもちろん含まれていますが、
それよりも地下資源から抽出や採掘するのが困難であったものや、そもそも存在量が少なかったりと
様々な理由で世界的にも希少価値の高い金属、「レアメタル」といわれる資源が
日本には多く存在しているのですよ。
様々な理由で世界的にも希少価値の高い金属、「レアメタル」といわれる資源が
日本には多く存在しているのですよ。
使い終わった物を「ゴミ」として捨て、埋立地の地面になってしまうという時代はもう終わりましたね。
限りある「地下資源」をまた再び「資源」として活躍できれば地球にも人間にもうれしい。
きっと、お義父さんもよろこんでくれていると思います。
また、家電やパソコンだけでなく、いつか履くだろうと思って、
結局履かないでダンボールに入りっぱなしの靴って、きっと皆さんのおウチにもありますよねぇ。
結局履かないでダンボールに入りっぱなしの靴って、きっと皆さんのおウチにもありますよねぇ。
特に育ち盛りのお子さんがいるおウチには、たいして履いていないのに
小さくなってしまったカワイイ靴がいっぱいあるのではないでしょうか?
小さくなってしまったカワイイ靴がいっぱいあるのではないでしょうか?

そんな靴を今、全国の靴屋さんでは「下取りキャンペーン」として、古い靴を引き取ってくれて、
さらに1足につきそのお店で使える数百円の割引クーポン券がもらえるという事をやっている
お店が増えているんです。
さらに1足につきそのお店で使える数百円の割引クーポン券がもらえるという事をやっている
お店が増えているんです。
ボクのウチの近所の「SHOE・PLAZA」でもやっていたので、さっそく6足持っていきましたよ。
ゴミになるはずだった靴がここでは300円のクーポン券になり、
さらにお店に来てまた靴を買ってくれるので、お店も消費者にとってもうれしい景気回復の
きっかけになりそうですね。
さらにお店に来てまた靴を買ってくれるので、お店も消費者にとってもうれしい景気回復の
きっかけになりそうですね。
・・・ところで、回収された靴はどうなっちゃうんでしょう?
時には、靴を履かずに生活している国の子ども達が、
足のキズからバイ菌が入り病気になってしまうということなので、
そういった子どもたちに贈るというのもあるそうです。
足のキズからバイ菌が入り病気になってしまうということなので、
そういった子どもたちに贈るというのもあるそうです。
また、回収した靴を細かく破断し、それを高温炉で溶融するのですが、
同じ素材を大量に集めることによって効率よく溶融できるという利点があり、
さらにはそのときに出来る熱源から水蒸気を作り出して発電に利用していたりと、
とってもエコロジーなのです。
同じ素材を大量に集めることによって効率よく溶融できるという利点があり、
さらにはそのときに出来る熱源から水蒸気を作り出して発電に利用していたりと、
とってもエコロジーなのです。
そして、残された灰は土木資材として歩道のれんがなどに再利用されていたりもします。
最近は、靴だけでなく衣服など様々なものが同時に回収されて、効率よくリサイクルされていますね。

ボクら消費者にとってはいらない物が処分できるし、お得なクーポンになる。
お店にとってはお客さんが来る上に、売り上げ上がる。
お店にとってはお客さんが来る上に、売り上げ上がる。
ってことは経済回復の効果もあり、そしてとっても地球にやさしい。
なんとも一石四鳥のすばらしい企画ですねぇ。
なんとも一石四鳥のすばらしい企画ですねぇ。
・・・なんだか、今日はボクらしくないとっても社会的なお話になってしまいましたが、
皆さんも、いらないものをゴミとして捨てる前に、
まず活用してくれるところをさがしてみてはいかがでしょう?
皆さんも、いらないものをゴミとして捨てる前に、
まず活用してくれるところをさがしてみてはいかがでしょう?
もしかしたら、その捨てようとしている物から
「ボクはゴミなんかじゃない!」という声が聞こえてくるかもしれませんよ。
「ボクはゴミなんかじゃない!」という声が聞こえてくるかもしれませんよ。