今日は、先日の長野ボードツアーにも参加した、イカした東京の友人についてお話します。
その友人とはもう20年以上の付き合いになるのですが、
彼はことあるごとにいつも何かしらボクらに話題を提供してくれるのです。
彼はことあるごとにいつも何かしらボクらに話題を提供してくれるのです。
正直言ってそれは失敗談や事故などの悲しい出来事ばかりなので、
ホントは笑ってはいけないのかもしれませんが、
彼自身、その出来事を笑いに変えてみんなを楽しませてくれるんですよ。
ホントは笑ってはいけないのかもしれませんが、
彼自身、その出来事を笑いに変えてみんなを楽しませてくれるんですよ。
って言うか、いちいちそのたびに落ち込んでいたら、
身がもたないほど多いので、彼自身そのように強く進化していったのでしょう。
身がもたないほど多いので、彼自身そのように強く進化していったのでしょう。
そんないつも笑いを届けてくれる彼は、後輩からバカにされて・・・
いや、親しみを込めて『師匠』と呼ばれています。
いや、親しみを込めて『師匠』と呼ばれています。
もちろん、ボクは師匠とは呼びませんが、本名を明かすと悪いので、
ここではボクも『師匠』と呼ぶことにしますね。
ここではボクも『師匠』と呼ぶことにしますね。
彼にまつわる話は山ほどあるので、そんなに一度にはお話できませんがここで1つ、
師匠がやっと念願のマイカーを手に入れたときのお話です・・・
師匠がやっと念願のマイカーを手に入れたときのお話です・・・
スキーをやる師匠は、寒冷地仕様の中古のワゴン車を買ったのですが、
納車されてすぐ、うれしくてウキウキ♪
納車されてすぐ、うれしくてウキウキ♪
ウインカーやラジオをつけたり、ワイパーのボタンを押したりしていたんです。
そして、後ろのワイパーを動かしてみたところ、窓を拭くはずのワイパーがフッと下に消え、
キキキキキ~ッと、ボディーを拭きはじめたのです。
エエエエエ~~~~!なんでぇ???
買ったばかりの師匠カーのお尻にはキレイな弧のキズが彫られてしまいました。
実は、前のオーナーが寒冷地仕様の車ってことでワイパーを雪が積もらないように、
拭き始めを縦にセットしてあったらしく、
拭き始めを縦にセットしてあったらしく、
それを、中古車屋さんは知らずにワイパーをハズして、
動きも確かめず通常の横に着けなおしたんだそうです。
動きも確かめず通常の横に着けなおしたんだそうです。
もちろん師匠は中古車屋に文句を言って修理してもらったそうなのですが、
師匠のマイカーのウキウキは、ものの5分で吹っ飛んでいってしまいましたとさ・・・
師匠のマイカーのウキウキは、ものの5分で吹っ飛んでいってしまいましたとさ・・・
こういった不幸がたびたび起き、そして毎度武勇伝かのように笑いにして話してくれる師匠も、
さすがに最近は落ち着いてきたのかなぁ?
さすがに最近は落ち着いてきたのかなぁ?
と思っていたのですが、先日いきなり別の友人から衝撃的なメールが届きました。
『師匠の家が爆発した・・・』
?・・・えっ!? 何これ? どういう事? 笑える話なの?
すぐに、ケガが無いのか? を確認したところ、みんなの集まる掲示板に本人から
『バスガスばくはつ、バスガスばくはつ、ウチガスばくはつ』などと
元気にギャグにして書き込んでいたので、これは笑っていいことだと判断できました。
『バスガスばくはつ、バスガスばくはつ、ウチガスばくはつ』などと
元気にギャグにして書き込んでいたので、これは笑っていいことだと判断できました。
まぁ、ギャグに関してはまったく爆発してませんけどね・・・
どうやら、師匠の家がガス爆発をしたようですね。
って、普通爆発しねぇだろう!
それで無傷っていうのがさすが笑いを心得ていますよ。
ケガしてたら笑えないですもんねぇ。
しかし、なぜオール電化の師匠の家がガス爆発したのでしょう?
実はキッチンのコンロも電気なのですが、師匠はなかなかお湯すら湧かない電気コンロは使わないで、
その上にカセットコンロを置いて使用していたのです。
その上にカセットコンロを置いて使用していたのです。
もうその時点でこうなるべくしてなった、みたいなところがありますが・・・
それが、“何かのハズみ”で電気コンロにスイッチが入り、
その上に置かれたカセットコンロがあたためられた状態で寝室で寝てしまったらしいのですよ。
その上に置かれたカセットコンロがあたためられた状態で寝室で寝てしまったらしいのですよ。
そして、明け方に「ボン!!!」という音が・・・!
キッチンの方に行ってみると、カセットコンロが折り紙をひらいた様になっていて、
窓はキレイに全部吹っ飛び、真冬の厳しい風が吹き込んでいたそうです。
窓はキレイに全部吹っ飛び、真冬の厳しい風が吹き込んでいたそうです。
ホント、キッチンと寝室が離れていて良かったですよ。
これ、1Kの部屋だったら、ダイハード状態になってましたよ、マジで!
しかも、消防車や救急車、パトカーなどのサイレンで近所迷惑だったものの、
爆発の時は外には人の歩いていない明け方で、こればっかりはホント不幸中の幸いでしたね。
爆発の時は外には人の歩いていない明け方で、こればっかりはホント不幸中の幸いでしたね。
まったくケガ人がいないほうが不思議な状態ですもん。

で、部屋が粉々になって呆然と立ち尽くす師匠の姿です。
これは、当時現場にいたもう一人の友人が送ってくれましたよ。
って、実はその時現場には師匠以外にもう一人いたんですよ!
写真を撮ってくれた彼もボクとは20年以上の長い付き合いのある友人です。
仮にここでは『ヒロくん』と呼ぶことにしましょう。
前日の夜、2人は飲んでこの部屋に帰ってきてたそうなんです。
そして、「ボン!!!」という音に気付いたのもヒロくん。
熟睡していた師匠はこの大惨事に気付かなかったそうなのですよ。
やれやれ・・・
ところで電気コンロのスイッチが着いた原因の“何かのハズみ”ってなんだろう?
師匠は住み慣れた家のスイッチを自分で間違えて着けるはずはないって言ってるし・・・
ここからは師匠の推測になるのですが・・・
師匠はタバコを吸わないのですが、ヒロくんは愛煙家なのです。
一人暮らしの喫煙者の方はわかると思うのですが、
タバコの火を着けようとしてガスコンロを使うことはたまにやりますよねぇ。
タバコの火を着けようとしてガスコンロを使うことはたまにやりますよねぇ。
で、師匠の家のカセットコンロを使って火を着けようとしたんだけど、
あれれ? 着かないぞ??
あ、コッチ(電気コンロのスイッチ)じゃなくて、カセットコンロのスイッチは上のコレか!
なんて、行動がヒロくんにあったかは定かではありません・・・
結局、師匠とヒロくんの検証の結果、電気コンロのスイッチを着けた犯人は・・・
この部屋に住む『妖精の仕業だ!』ってことになったそうです。

現在、師匠の家の窓は遮光性抜群のベニヤ板で覆われています。
部屋も保険でなおすらしいですし、ホントにケガも無く笑い話で済んで良かったですよ。
そして、師匠はどんな困難にも負けず相変わらず元気に過ごしているようです。
ただ一つ変わったのは、ヒロくんが師匠に対して少し優しくなったところでしょうか。
皆さんの身近には「家が爆発した」と、笑って話せる友人がいますでしょうか?