以前から、いつも広めの駐車場にはたくさんの車がとまっていて、
いつかは行ってみたいなぁと、気になっていたお店がありました。
いつかは行ってみたいなぁと、気になっていたお店がありました。
そこを車で通ると「ーガュシ」という逆さ看板が一際目立つ「大人のおもちゃ屋」さん!
・・・ではなく。
その斜め向かいにあるゴマらーめんが名物の、らーめん家「コトブキ」です。

20年位前からあるらしいのですがここ10年で味が変わり、密かに人気店になったようです。
さっそく店内に入るとふんわりとゴマの香りが漂っていましたよ♪
行った時間はお昼時からちょっとズレていたので混んでませんでしたが、
お店の入り口の中と外には待っているお客さん用にベンチが置いてあり、
やっぱりピーク時には並ぶ人気店なのかもしれませんね。
お店の入り口の中と外には待っているお客さん用にベンチが置いてあり、
やっぱりピーク時には並ぶ人気店なのかもしれませんね。
まずは玄関で靴を脱いで、下駄箱や鍵のかかるロッカーに入れてあがるという、
ラーメン屋では珍しいタイプ。
ラーメン屋では珍しいタイプ。

そこから正面に廊下が伸びていてその先に厨房があるのですが、
カウンター席は無く全てが畳の座敷席という、これまた珍しいタイプです。
カウンター席は無く全てが畳の座敷席という、これまた珍しいタイプです。
ってことは、混雑時に一人で行くと確実に相席ということになりますね。
また、ボクが行った時にはファミリーが多く、小さいお子さんは小さなイスに座り、
小さな器にうつしてラーメンを食べている様子が見られました。
小さな器にうつしてラーメンを食べている様子が見られました。
何かと威勢のいいラーメン屋が多い中、こういったゆっくりと
座敷で落ち着けるお店もご家族連れにはいいですね♪
座敷で落ち着けるお店もご家族連れにはいいですね♪

ここの近所には元アルビレックス新潟の選手で、大変サポーターにも愛され、
新潟を愛してくれた、ファビーニョことファビオ・ジョゼ・ドス・サントスが住んでいるらしく、
よく食べに来るみたいでサインが飾ってありましたよ。
新潟を愛してくれた、ファビーニョことファビオ・ジョゼ・ドス・サントスが住んでいるらしく、
よく食べに来るみたいでサインが飾ってありましたよ。

メニューには「ミソらーめん」のラインナップもありましたが、
やっぱりここはこのお店ご自慢の「ゴマらーめん」にロックオンです!
やっぱりここはこのお店ご自慢の「ゴマらーめん」にロックオンです!
ラーメンを食べると野菜不足ぎみにな気がするので、たのんだのはこれです!

「ゴマ野菜らーめん」(800円)!
普通のレンゲと穴のあいた金属製のレンゲ、2つついてきました。
このレンゲ二刀流で、具のコーンや八丁味噌と挽き肉を炒めたものを
一片も残さず根こそぎすくい尽くせるのがうれしいです♪
一片も残さず根こそぎすくい尽くせるのがうれしいです♪
そして注目のスープは、醤油味をベースにとろりとした京都産の練りゴマペーストが中心で、
「スープ」と言うよりはカレー好きのボクにとっては「ルー」と言っていいほどの濃厚さ。
ヘビーユーザーの中では、この濃厚さを堪能するには「ゴマ野菜らーめん」ではなく、
スープが薄くならない「ゴマらーめん」を食べるべし!
スープが薄くならない「ゴマらーめん」を食べるべし!
という、合言葉があるとか、無いとか・・・?
とんこつや鶏がら、魚介系のダシが効いてますが、一番のアクセントになっているのはラー油の香り。
これがなかなかクセになりそうですよ。
それほど辛くない「坦々麺」と言うと近い気がしますが、それでもまだ遠いかなりの独自性を感じられます。

そしてその、新潟ラーメンの中で、他に類を見ないのはスープだけにとどまらず、
その麺がまたこだわりを感じられます。
その麺がまたこだわりを感じられます。
濃厚スープにしつこくない程度に絡む、やや太目のでやんわりとちぢれているその平麺は、
中国産の孟宗竹で朝4時から打ち、さらに1日寝かせて熟成させたもの。
中国産の孟宗竹で朝4時から打ち、さらに1日寝かせて熟成させたもの。
これはここのご主人が10年前にさらなる進化を求め、
お店の休みのたびに栃木県の佐野市に何度も通って習得した佐野ラーメンから学んだ手法なのだそうです。
お店の休みのたびに栃木県の佐野市に何度も通って習得した佐野ラーメンから学んだ手法なのだそうです。
そんな麺はかん水をほとんど入れていないモッチモチとしたかなり弾力のある手打ち麺。
スープと麺、どちらも主役級の2つがうまく共演しあっている、
まさにラーメン界の月9ドラマ「ビーチボーイズ」なのですよ!
まさにラーメン界の月9ドラマ「ビーチボーイズ」なのですよ!
って、けっこう古いか・・・

また、ボクのラーメン丼はすり鉢だったのの対して、
同じ「ゴマ野菜らーめん」を注文した相方の丼は普通の茶色い丼でした。
同じ「ゴマ野菜らーめん」を注文した相方の丼は普通の茶色い丼でした。
他のお客さんも見てみるとそれぞれ違う絵柄が・・・
これは粋なサービスなのか?
それとも長年やっていてそろっていた丼が割れたりしてこうなってしまったのか?
それとも長年やっていてそろっていた丼が割れたりしてこうなってしまったのか?
・・・行くたびにいろんな絵柄が楽しめるようにという独特なサービスだと受け取っておきましょう。
お店のつくり、サービス、麺、そしてスープ・・・
どれをとっても独創的で類を見ないここだけでしか味わうことのできない、らーめん家「コトブキ」。
中毒的なリピーターも多く、この味を知ってしまった元新潟県民の方が、
新潟に帰ってきたらコトブキの「ゴマらーめん」を食べたいと言うのもうなづける気がしました。
新潟に帰ってきたらコトブキの「ゴマらーめん」を食べたいと言うのもうなづける気がしました。
ごちそうさまでしたぁ~♪
らーめん家「コトブキ」 新潟県新潟市寺尾20-22 電話: 025-260-1880 営業:11時30分~16時 定休日:木曜日