新潟の冬の楽しみ | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

もう日がかわってしまいましたが、1月12日は何の日かわかりますでしょうか?

実は日本のスキーは1911年、1月12日新潟県の上越市で生まれたとされているんです!

ちょうど、今年はスキー発祥100周年なんですねぇ。

オーストリアの陸軍参謀少佐「テオドール・エドレル・フォン・レルヒ少佐」の
「mettez les skis!」(スキーを履こう!)のかけ声とともに始まったそうなんですよ。



・・・って、言うわけではないのですが、
3連休の最終日の成人の日、やっと今シーズンの初スベリに行ってきました~♪

暗い天気や雪と闘う毎日にめげてないで、せっかく雪国に住んでいるんだから、
この季節を楽しまなきゃもったいなぁ~い!

ホントはお正月に行く予定で突然キャンセルされてしまった先輩(男)と、
2人の後輩(男)を連れて白銀の世界へGO!です!

って、華が無いけどね・・・ま、気を使わなくていいのでこれでいいんですよ。



行ったのはたぶん新潟最北のスキー場になる「わかぶな高原スキー場」です。

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昨年も行きましたボクらにはお馴染みのゲレンデですね。

でも、今年は「日本海東北自動車道」が、この「わかぶな高原」のすぐ近くまで延長されたので、
道路さえ雪の影響がなければ、新潟市から1時間程度で行けるようになったのです!

うれしぃ~♪


さらに! 昨年の最悪の天気だった記事、「ビショ濡れゲレンデ 」とは打って変ってこれ以上ないこのいい天気♪

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しかも昨晩、雪がふったみたいでパウダースノーに、圧雪されたばかりのピステ、
気温もそんなに高くなく雪もしまっていて最高のコンディションですよ。

スキー場の人も今シーズンはじまって、今日が一番いい天気と言っていました。

見てくださいよ、この景色♪

日本海まで見えちゃいますよ~

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気分は盛り上がっちゃいますが、今シーズン初スベリなので、
あまり無理せず足慣らしをしていかなきゃ・・・

と、思っていたのですが、先輩と後輩の1人は生まれも育ちも新潟県で根っからのスキーヤー。

埼玉育ちのボクと、静岡育ちの後輩のもう1人はスキー場なんて
旅行でしか来たことのない丘サーファーならぬ、「丘スノーボーダー」・・・

いや、スキー場は山だから「丘スノーボーダー」が本格派ってことで、
ボクら2人は「湾岸スノーボーダー」とでもいいましょうか?

埼玉に海はないですけどね。

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その本格派「丘スキーヤー」2人もこの天気に火が着きテンションがアゲアゲ!

『気持ちいい~♪』と、ばかりにガンガン・ノンストップで飛ばしまくりですよ。

急斜面も、コブ斜面も関係無しに全てのバーンを攻めて行きます。

ただでもスキーにスノーボードがついていくのは大変なのに、
気持ちはガンガン行きたくても、シーズン初めでボクら「湾岸スノーボーダー」の足はガクガクですよ。

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実はスキーヤーとスノーボーダーが一緒にスベるには、
スノーボーダーはリフトを降りたらバックルを閉めなきゃいけないので、
スキーヤーが待ってなきゃいけないんですよねぇ。

それなのに「丘スキーヤー」たちは先に行っちゃうから、
そのうち結局、もう一人の後輩は早々にはぐれてしまいましたよ。

もともと、待っていても基本的にの~んびりしている後輩でもあるんですけどね。


ボクがかろうじて「丘スキーヤー」たちについて行けたのは、
ビンディングがワンタッチで履けるステップインだからなのです。

昔からスキーヤーと一緒にスベることの多かったボクは、
ボードのフィット感とかよりも、脱着の簡単な仕様にしているんですよ。

まあ、そんなに広いスキー場じゃないから、スベっていればすぐ会えるだろう・・・

と、いう考えはアマかったなぁ。



お昼ごはんを一緒に食べるつもりで探していたけど、リフトの上からも、リフト乗り場でも、
レストハウスを見渡しても、さらにはケータイも持たずにスベっているので見つけることができず。

もう14時になってしまったんで、一人で寂しく食べていることを願って、
ボクはボクらで食べちゃうことにしました。

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食べたのはもちろん、ここの名物「わかぶな丼」(950円)です。

コシヒカリのごはんの上に千切りキャベツが敷いてあり、その上に甘しょっぱいタレのチキンカツと、
大葉の上にネギトロがのっているというこのミスマッチ丼は年に1度は食べたくなりますよ。

しかも、ごはん大盛りは無料なので遠慮なくオーダーです。

今年も美味しくいただきました。
ごちそうさまでしたぁ~♪

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腹も膨れたしフラフラとスベっていると、さすがに地元のスキー場!

なぜかはぐれた後輩には会えないのに、何人かの知り合いに会えました。

そして、その中でゲレンデにアルペンレース用のポールを張っている仲間がいたので、
お試しで入れてもらえましたよ。

フ~~~この風をきる感覚。 最高!きもちいいぃ~♪

ボクは学生時代にスキーでですけど、アルペンをやっていたので
スノーボードでも懐かしくって、うれしかったです。

ふだんプライベートでスキー場に行ったってなかなかポールに入れる機会はないですから、良かったですよ。

でも、これ実は子どもたち用のセットなんですけどね。

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午後も夕方になってきたら、身体もなれてきたのでジャンプ台やらレールに挑戦しましたよ。

ここ「わかぶな高原」は多彩なトリックアイテムが充実しているんですよぉ。

ハーフパイプは残念ながら雪がついてなくて閉鎖になっていましたが、
あまり無理しない程度に10代の若者に囲まれながら、オッサンは飛び跳ねていましたよ。

しかし、やっぱり身体がまだボケているみたいで、
上の写真のBOXでバランスを崩して「スッテンコロリン!」。

カッコワリィ~ 右尻を強打してしまいました。

今日もイスに座るのが痛いほどですよ・・・トホホ。

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は~、でも、楽しかったなぁ。

やっぱりゲレンデに行くまでは腰が重いけど、行っちゃうと体力の限界までスベっちゃいますよねぇ。

それなら、いつもここに来た帰りには定番の温泉桂の関温泉「ゆ~む」に浸かって、
身体と心をほぐして帰りましょう。

昨日の記事の写真はその温泉施設だったんですねぇ。

ここの温泉に関しての情報は以前の記事でご紹介していますので、そちらをご覧下さいね。


最高のコンデョンの中、スベって転んでカッ飛ばして♪
そして、ゆっくり温泉に浸かる。

やっぱり冬の新潟は雪を楽しまなきゃソンソン。

楽しみ方は様々ですが、スキー発祥100周年を迎えて盛り上がっている、
新潟県のスキー場にぜひ皆さまもお越し下さい♪


・・・おしまい。







あ、後輩は!?

あがるときに一番下のレストハウスで待っていたら、
たくさんスベって満足そうな顔をした後輩がスベってきました。

3~4時間寂しく、お昼も一人だったそうですよ。

でもまぁ本人は満足しているし、そんなことだろうと思って
たいして心配もしてなかったので良かったんじゃないでしょうか?