ホッピー・ステッピー・ジャンピー | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

今、ウチにはこんな楽しい顔ぶれがいます。

「ホッピー」です♪

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関東近郊のオヤジの方々はご存知だと思いますが「ホッピービバレッジ株式会社」の出す
アルコール分0.8%のビアテイスト清涼飲料水ですね。

以前、相方の友人が相方の誕生日プレゼントとして贈ってくれたものです。

イカした友人ですよねぇ~♪

・・・ってまだ飲んでませんが。


最近、先日ご紹介しました「角ハイボール」なども含め、
このような、昭和に流行ったお酒が再び脚光を浴びてきていますよね。


「ホッピー」は焼酎を入れて飲むのが定番ですが、そもそもビールが高価だった大正時代に
ビールの代用飲料の「ノンアルコールビール」として開発されたそうですよ。

それが発売後いつのまにやら巷で、焼酎をホッピーで割る飲み方が自然と生まれ
「焼酎割飲料」と定着としたらしいんです。

まさに「ホッピーの焼酎割り」という飲み方は庶民が生んだカクテルかもしれませんね。

そして戦後、ドイツ産ホップが直輸入出来るようになったこともあり、本格派ライトビールで、
しかも安いってことで1980年代頃までには東京近郊で爆発的な人気になったサうです。

団塊世代、ボクらのお父さんの世代が飲んでたんでしょうね。

その後、焼酎を柑橘系炭酸飲料で割る「ハイサワー」などが主流になったため
「ホッピー」の影はまったく見なくなってしまい、しばらく低迷沈着状態でした。


しかし、最近またこの「ホッピー」に火がつき始めてきたのです。

それは自ら「ホッピーミーナ」と名乗る創業者の3代目である
石渡美奈が副社長に就任以降大きな変革があったのです。

「株式会社ホッピーミーナ」というインターネット販売を中心とする会社をつくり、
東京近郊だけの販売領域を全国に広めたのですよ。

それをきっかけに、100mlで約10キロカロリーとビールの約1/4、
そして1.7gの低糖質、さらにプリン体がゼロと健康ブームにマッチし・・・

酒運転の厳罰化によりノンアルコールビールにも注目され・・・

「ALWAYS 三丁目の夕日」などのレトロブームの波にのって・・・

偶然と必然が重なり見事復活すべきして復活したのです!

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いまや色々な仲間もでていますね。

今回いただいたのは3種類。

黄色いラベルの「ホッピー330」は通常の「ホッピー」が料飲店むけの360mlのリターナルビンに対し、
330mlのワンウェイボトルなだけで中身は同じものです。

また黒いラベルの「ホッピーブラック」も料飲店むけの「黒ホッピー」と同じで、
4種類の麦芽をブレンドし香ばしさと苦味とまろやかな甘味が楽しめる、
黒ビールの低アルコール版の様なものです。

「ホッピー330」と「ホッピーブラック」で割って「ハーフアンドハーフ」にする通な飲み方もあるそうです。

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あと、最初の写真の左側にある「55ホッピー」は、
ホッピーの発売55周年を記念してつくられたこだわりの「ホッピー」です。

海洋深層水を使用し、これまでの「ホッピー」の倍の醸造時間をかけてじっくりと熟成。
麦芽のコクとホップのさわやかな香りをより出した逸品だそうです。

ちょっと通常よりもお高めですが、焼酎で割らずにこのままでも飲んでみたいと思います。


そのまま飲んでも美味しい。
でもやっぱり「ホッピー」は焼酎で割るのがいいですよね。

その割り方にも、「ホッピービバレッジ」が推奨しているものがあるんです。

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まずは、グラス(ジョッキ)を冷凍庫で、ホッピーと焼酎は冷蔵庫で冷やします。
これを「3冷」(さんれい)と言います。

そして、そのグラスに25度の甲類焼酎を1の割合で入れてから、
「5」の割合の「ホッピー」を泡が立つように勢いよく注ぎます。

そうすると、だいたいビールと同じアルコール約5%の絶妙な味が生まれるのです。

「3冷」の「焼酎1:5ホッピー」勢いよく、氷は入れない、かき混ぜない!

と、お覚えくださいね。


お店で出てくる時も「ホッピー」と「焼酎」とグラスが
別々に出てくることが多くなってきたので試してみてくださいね。

ちなみに、お店では焼酎を「ナカ」、ホッピーを「ソト」と呼びますよ。

片方だけ追加注文したいときは「ソト(ホッピー)おかわり!」とか言っちゃうと通っぽいですね。

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また、焼酎だけじゃなくてジン、ウォッカ、梅酒などを割ったりして
自分だけのオリジナルカクテルを見つけるのも楽しいかもしれません。

新潟県人のボクはやっぱり日本酒に挑戦してみようかなぁ・・・
甘く濃い「濁り酒」が合うかもしれませんね。



炭酸水にホップのエッセンスを加えたものや、ビールの粕でつくったものでなく、
ビールと同じ工程でつくられた本格的「ノンアルコールビール」。

これから、「角ハイボール」のブームにつづき、さらに「ホッピー」の波がきそうな気がしますよ。