雄大な湖畔に恐竜を見た! | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

ちょっと遅い夏休みに出かけた3泊4日「福井&岐阜旅行」の2日目を
新しくキレイになった福井駅の近くで迎えました。

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今日の越前地方は天気もよく、爽快に「岐阜県」に向かって走り出しますよぉ♪

・・・と、行きたいところですがお隣の「岐阜県」に入るまでは
まだまだ「福井県」内を走らなければなりません。

せっかくだからもう少し「福井県」を堪能しましょう!

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車にのったらまずは福井駅前をグルリと1周。

ここにも路面電車が走っているのですね。

「福武線」というそうで、車との併走はちょっと戸惑いますが、
路面電車の走る町並みは懐かしい感じがしてなんだか趣がありますよねぇ。

昔は新潟市内も走っていたみたいなんですけどねぇ。

経営は楽ではないかもしれませんが、ガンバってほしいですね。

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「岐阜県」へは国道158号線を山の中へと走って行きます。

通り過ぎる木漏れ日の中、九頭竜川に沿って走り、
もうすぐ県境というところの「道の駅 九頭竜」に立ち寄って休憩をしました。

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ここには「道の駅」と言っても、ホントの鉄道の駅もありましたよ。

この「JR九頭竜湖駅」は、福井駅から「岐阜県」の「美濃太田駅」を結ぶ
鉄道「越美線」の一部として1972年に開業したそうなのですが、

不運なことに工事が中断され「岐阜県」まで開通することなく、
「越美北線」の終着駅になってしまったのです。

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そんな「九頭竜湖駅」は、多くの鉄道ファンが「一度は行ってみたい終着駅」として、
または中部の駅「百選」に認定され、全国的にも広く知れ渡ることになったそうです。

そのウッディ調の落ち着いた佇まいの駅舎は、この「九頭竜湖」の自然と相まってとても癒される空間でした。

電車は1日に5本しか来ないので、電車で行かれる方は時刻表を調べて行かないと
山の中で途方に暮れてしまうかもしれないのでお気をつけください。


あと、ここにはこんな者もいるんです!

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一際目立つ、等身大の親子恐竜!

本物を見たわけではないですが、なかなかリアルに作ってありますよ。

そういえばここ国道158号線は「恐竜街道」と名づけられていました。

どうやらこの辺は恐竜の化石が発掘されたことで有名な場所なんだとか・・・
そして通ってきたあたりの福井県勝山市には「福井県立 恐竜博物館」があるのだそうです。

「いいねぇ♪ かっこいいねぇ♪」

ボクは親子連れに混ざって写真を撮っていたんです・・・すると突然!

『ガァーーーグオォォォ!!』

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おお! 恐竜が吼えたぁ!

しかも動いているぞこれぇ!

ボクもビビリましたが、近くでよろこんでいた子ども達は驚いて逃げてしまいました。

コレ、単なるオブジェじゃなかったんです。
スゴイですねぇ♪ 予期せぬ出来事に感動しちゃいましたぁ。

実はこの恐竜の親子は平成12年に勝山市で開催された「恐竜エキスポふくい2000」で活躍していて、
今はここに引っ越してきて15分に1度5分程度、観光客に挨拶するお仕事を務めているんだそうです。

ちなみに冬は雪深い地なので、冬眠のため会えないそうですよ。 


あと、ここには「生産物直売所」というのもあって、地元の生産者の方が、
愛情たっぷりに育てた野菜や、それを使って作ったお弁当などが売っているのです。

ありました、ありました、そこにもまだ食べてなかった「福井グルメ」が!

ジャーン!

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「焼き鯖寿司」!

羽田空港で販売される「空弁」で一躍有名になりましたね。

これにお醤油をつけ、肉厚でほどよく脂の乗った鯖の濃厚さと、
ごはんの間に挟まったガリの爽快感がうまく共鳴して、
とてもお弁当とは思えないほどの贅沢な味がしましたよ。

ホテルの無料のささやかな朝食を食べたばかりなのにペロリです♪

これが若狭湾でとれた鯖の浜焼きか、福井産のコシヒカリを使ったものかはわかりませんが、
こんな晴れた「九頭竜湖」の自然に囲まれて食べる「焼き鯖寿司」は絶品でした!


身も心も満腹で「岐阜県にGO!」と、走り出したらすぐスゴイ光景が目に飛び込んできました。

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「なんじゃこりゃ!」

・・・この写真はまさにダムの上から撮ったのですが、対岸から見た迫力に思わずわき見運転。

シャッターチャンスを逃してしまいましたが、その先の「九頭竜ダム」の上でまた停車してしまいました。

いつまでたっても前に進みませんねぇ・・・

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あとでわかったんですが、この「九頭竜ダム」の造る「九頭竜湖」は、
岩石や土砂を積み上げて建設された型式の「ロックフィルダム」の中で、
日本では「徳山ダム」のつくる「徳山湖」につづいて、湛水面積が現在2番目に大きいそうなんです。

そんな湖を造ってしまう巨大なダムの脇を通ったら、思わず車も停めてしまうっつー
の。

気を取り直してまた走り出すも、今度はこの「九頭竜湖」に美しい橋がかかっていましたよ。

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「夢のかけはし」と呼ばれるこの「箱ケ瀬橋」は、後にかけられる「瀬戸大橋」の
テストとしてつくられた本四架橋のミニチュア版なのだそうです。

・・・とか、車窓から見られる「九頭竜湖」周辺には観光地としての派手さはないけど、
魅力たっぷりで、こころも癒され、とっても目を惹くところばかりでした。

今度は停めずにガマンしましたよぉ。



そしていよいよ今度こそホントにホント、ボクの行ったことのない地、「岐阜県」に入ります!

まずは、清流と名水の城下町「郡上八幡」に行きまぁす。

って、寄り道しなけりゃね。



・・・つづく。