信濃川クルーズ「アナスタシア号」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先週末の金曜日から東京から2人の友人が遊びにやってきました。

彼らとは20年の近くのクサレ縁で、夏の新潟にも何度も来ているので、
今さら普通に「新潟まつり」を見に行くっていうのもどうか?と思い。

今回はボクも新潟に来てからずっと気になっていた、
「信濃川ウォーターシャトル」の乗船にチャレンジしてみようと思いました。

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「信濃川ウォーターシャトル」とは新潟を象徴する川の「信濃川」河口に付近にある
新潟市歴史博物館「みなとぴあ」と、そこから1時間位上流にある
観光情報発信基地「新潟ふるさと村」を結ぶ定期水上バスなのです。

その「新潟ふるさと村」から出発し、46分かけて新潟国際コンベンションセンターの
「朱鷺メッセ」で途中下船する旅。

信濃川クルージングを楽しんじゃおうと思います。

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さっそくお昼前の便に乗り込みましたが、船内はガラス張りの屋根もあって景観もよく、
思っていた以上に豪華な雰囲気があります。

直前まで大雨が降っていたので景色は残念ながらドンヨリでしたが、
これなら、もしまた雨が降っても快適に過ごせますね。

「朱鷺メッセ」までの乗船券は片道950円で、乗船後に船の上で購入するのですが、
帰りも船で帰ってくるボクらは、往復券よりも安い1日フリー乗船券1500円を買いました。

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「信濃川クルーズ」と言っても、「ジャングルクルーズ」ではないので、
気の利いたおかしな船長のトークも無いですし、ゾウやカバが水浴びしている訳も無く、
しばらくのどかな田舎の風景がつづきます。

・・・ま、北陸道や新幹線の線路の下をくぐる時に、少しエキサイティングしてもいいですが、

それよりも最初に訪れるエキサイティングポイントはここかもしれません!

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信濃川を2つに分ける関屋分水の巨大な水門です。

これを越えると景色が次第に変わってきて、都会になってきますが、

もし水かさが増してその栄えた街を水没させる恐れがある場合は、
きっとこの水門を閉めることになるんだと思います。

・・・ってことは、そんなことが起きたら
中心街の人たちはこの辺に住むボクらを犠牲にして助かるってこと・・・?

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・・・そんなことを思っていたら巨大な門が近づいてきたぁ!

「わ~ぁあ、ぶつかるぅ~!!」

船の高さギリギリまで閉められた水門は一瞬そう思ってしまうほど低く、
デッキに出てれば触れそうなほどでしたよ。

波が急にたっていたら屋根ぶつけていたなこりゃ。

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どうやら、雨も心配ないので外の風を感じに外に出ました。

外では信濃川の雄大な景色を見ながら以前もこのブログでも紹介しました、
ボクおすすめの新潟のお菓子「きんぴら団子」をみんなでほおばりました。

船内でも軽い食事やアルコールを売っているのですが、
ボクらは知らずに「ふるさと村」で買ってきちゃいましたぁ。

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やっぱり、河口が近いので海鳥たちがボクらを見下ろしています。

景色はだんだん近代的になってきて、新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」の前で
は、
次の日の夜に予定されています「新潟まつり」の大花火大会の準備をしていました。

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そして「八千代橋」をくぐると、いよいよこの「信濃川クルーズ」メイン、
重要文化財「萬代橋」が見えてきましたよぉ♪

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「萬代橋」は新潟市を象徴、そして代表する一番の観光スポットです。

今年の「新潟夏競馬のポスター」に描かれているのもこの「萬代橋」なのです。

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「おぉぉ、これまたスレスレ・・・きた、きた、きた、やった~! くぐったど~!」

って、くぐって何の得があるのかはわかりませんが、毎日毎日、バスでこの橋を何千回も渡っているので、
1回位はくぐっておいてもいいかなぁ・・・なんて思ってました。

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つづいてやってきましたのは約7年前にかかった比較的新しい橋の「柳都大橋」です。

これだけ色々な橋をくぐると「ヴェネツィア旅行」の思い出がよみがえってきます。

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「柳都大橋」はよく見ると車線で別れた2つの橋がくっついてますねぇ。

これを越えるとゴールの「朱鷺メッセ」ですよぉ。

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到着~!

ボクらが乗ったのは「アナスタシア号」という名の船です。

すみやかに下船したあと「アナスタシア号」は終点の「みなとぴあ」に向かっていきました。

そのほかに「べアトリス号」という船があるそうですが、
また別に同じ乗り場を利用して、違う会社が運営しているもう少し小型の船、
「湖姫」という水上バスもあります。


どれもあまり市民の足としては使われてはいませんが、
「水の都」新潟を遊覧できる「信濃川ウォーターシャトル」で、
新潟にお住まいの方も新たな新潟の表情を発見してみてはいかがでしょうか?

けっこう新鮮でしたよ。