ボンジョルノォ~♪
晴れ渡るイタリア旅行の5日目、4/18(土)の午後は、水の都「ヴェネツィア」を自由散策です♪
まずは「サン・マルコ広場」にある高さは98.6mの「鐘楼」にのぼり、
ヴェネツィアの街を一望しようかなぁ~・・・
ヴェネツィアの街を一望しようかなぁ~・・・
なんて思っていたのですが、この日は土曜日。
世界中から集まる観光客の行列で、のぼるまでかなり時間がかかりそうです。

そこで急遽、添乗員さんのお勧めで、海の向こうに見える島
「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」に渡り、そこの「鐘楼」にのぼることにしました。
「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」に渡り、そこの「鐘楼」にのぼることにしました。
そっちの方が混んでないし、ちょっとした航海が楽しめ、
海越しに見えるヴェネツィア本島も絶景で、ラグーンに浮かぶ島々も見られ、
海越しに見えるヴェネツィア本島も絶景で、ラグーンに浮かぶ島々も見られ、
さらに料金は「サン・マルコ広場の鐘楼」の半額、3ユーロなのだそうです。
さっそく、「ヴァポレット」と呼ばれる水上バスにチャレンジです。
まず、キップを買うのですが、ここでちょっと悔しいミスをしてしまいました。
キップには1回券とその他時間券があるのですが、ボクらは2人往復で1回券4枚をキップ売り場で買いました。
1枚確か1.10ユーロなので、4枚だと4.40ユーロですよねぇ。
ボクは5日目になると得意げにイタリア語で注文し、
10ユーロを渡してキップを受け取り、おつりももらった気でその場を去りました。
10ユーロを渡してキップを受け取り、おつりももらった気でその場を去りました。

「さあ!船に乗ろう!」
と「82番」のバス停に向かった時、何だかおかしいことに気付きました。
おつりは本来なら5.60ユーロですよねぇ・・・
でもボクは0.60ユーロ(60セント)しかもらっていないことに気付きました!
気付いたときには後の祭り、レシートもないし、何人も窓口ではボクの後にキップを買っています。
証明するモンが無いんです・・・
日本だったらおつりはまず大きいほうを渡してから、小銭を渡しますよねぇ?
でも、イタリアでは小銭を渡してから、お札を渡すことが多いらしいのです。
5ユーロ札をもらわず、キップを受け取った事だけに満足して浮かれてましたよ・・・
何やってるんだか、ボクわぁ!
しっかり、確認するべきたったぁ・・・
と、後悔しながらの航海の始まりでした。
そして、1分後「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」に到着です。

にぎわっている本島とは違い、静かな小さな島には
この「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」しかありません。
この「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」しかありません。
さっそくほとんど待つことなくエレベーターで「鐘楼」のぼりました。

いやぁ~、あれがヴェネツィア本島だねぇ。
ゆっくりと時間が流れているこっちにきて大正解でした。
普通よりも多く払ったのが、少しは報われました・・・

ラグーンに点在する島々。
「ジューデッカ島」と「ジューデッカ運河」が見られました。
また、映画「ヴェニスに死す」の舞台になったリゾート島、「リド島」も見えます。
ん~風も気持ちよく、いい気分~♪
・・・と思ったその時です!
「ガガ~~~ン! ゴゴ~~ン!! ガ~~~ン!!!」
超ょ~~~~~~~~~~~~っ! ビックリしたぁ!
すぐ頭の上の鐘がいきなり大音量で鳴りました。
そりゃそうですよね「鐘楼」ですもん。

周りにいた人みんなが腰を抜かしてましたよ!
絶対に心臓の弱い方はキリの悪い時間にのぼりましょう。

さて、この島にはここ以外に観光をするところはありません。
水上に浮かぶ黄色いプレハブ小屋みたいなのがバス停です。
あまり早くからこの小屋にはいると船酔い(小屋酔い)しますのでご注意を。
あまり早くからこの小屋にはいると船酔い(小屋酔い)しますのでご注意を。
そして、同じ小屋から逆行きも出発しますので、お間違えの無いように。

再び本島に戻ってきたボクらは、今度は水上バスで本島を逆S字に分断する
「カナル・グランデ」(大運河)を終点まで行こうと思います。
「カナル・グランデ」(大運河)を終点まで行こうと思います。
終点はこの「ヴェネツィア」の玄関、初日にバスを降りた「ローマ広場」です。
「1番」のバス停より約40分、全長3.8kmの航海。
「カナル・グランデ」の両岸には見所がたくさんあります。
それは多く立ち並ぶ12~18世紀に建てられた華麗なゴシック調の建築物。
それは多く立ち並ぶ12~18世紀に建てられた華麗なゴシック調の建築物。
まるで、ディズニーランドのアトラクションの一つにありそうな
「何とか?クルーズ」みたいな非現実的なステキな風景です。
「何とか?クルーズ」みたいな非現実的なステキな風景です。
でも建物は、主にこれらはかつて貿易で栄えたヴェネツィアの商人たちの家でもあり、
直接運河から荷物の積み下ろしができる場所でもあり、
直接運河から荷物の積み下ろしができる場所でもあり、
商売と普段の生活が兼ねられてた「商館」と呼ばれている館なのです。
撮った写真を全部並べるとかなりの量になるので数点わかるものだけ駆け足でご紹介しますね。
専門用語はガイドブックから引っ張ってきたものなので、詳しくはきかないできださい・・・

まず、大運河の入り口左岸(出口?)に待っていたのは、「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」です。
16世紀のつくられたパッラディーオ様式の代表建築です。

さらに進むと運河のカーブ右に大きくまがっていて、
正面に見えてくる左岸の「カ・フォスカリ」が見えてきました。
正面に見えてくる左岸の「カ・フォスカリ」が見えてきました。
8連アーチと2連層の回廊が美しい、ゴシック様式の豪勢な館。

つづきまして、「グラッシ宮殿」です。
バロック期の建築家ジョルジョ・マッサーリが手がけた18世紀の大建築。
バロック期の建築家ジョルジョ・マッサーリが手がけた18世紀の大建築。

そして、「カ・ペーザロ」。
窓の横に連なる円柱の柱が美しい、バロック様式の建築。
現在は最上階が当時の貴族が世界一周した際に集めたお宝が展示されている博物館です
現在は最上階が当時の貴族が世界一周した際に集めたお宝が展示されている博物館です

最後は「トルコ商館」です。
ヴェネト・ヴィザンチン様式の大建築物、トルコ商人の館です。
ヴェネト・ヴィザンチン様式の大建築物、トルコ商人の館です。
ボクが乗っていたのは船の進行方向の左側だったので、左岸ばかりになってしまいましたが、
両岸このようなヴェネツィア独特の豪華で繊細な建築に囲まれているので
どちらに乗っても満足のクールージングができますよ。
両岸このようなヴェネツィア独特の豪華で繊細な建築に囲まれているので
どちらに乗っても満足のクールージングができますよ。
「ヴェネツィア」にきたら優雅に「ゴンドラ」というイメージが大きいと思いますが、
この「ヴァポレット」と呼ばれる水上バスで「カナル・グランデ」を移動するのも絶対おすすめですです。
どれだけおすすめかと言いいますと・・・
この記事がまだ目的地の「ローマ広場」に到着しないで、
次回につづいてしまうくらいおすすめです♪
次回につづいてしまうくらいおすすめです♪
長くなってしまいましたが、もう少しだけこの「カナル・グランデ」の見所を紹介させてください。
それでは、この航海のつづきは次回の公開で・・・見ないと後悔しますよぉ。
・・・チャオチャオ~♪