人形屋さんのラーメン | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

「人形屋さんのラーメン」ってなんだぁ?!

・・・ひな祭りや、端午の節句が近づくと「♪お人形~のりゅーわど~う・・・」と
新潟県内で人形屋さんのTVCMが流れてきます。

今回はその人形屋さんの「隆和堂」が出している、
隠れたご当地グルメ「燕三条系背脂ラーメン」です。

このラーメンは店舗を構えてなく、基本ネットを中心に販売されている、
お取り寄せでしか手に入らないレアな逸品なのです。

それをボクは先日行った新潟の食の祭典
「新潟うまさぎっしり博」で見つけました!

イメージ 1


って、言うかここで初めて見つけて、
一緒にいた後輩にすすめられたんですけどね・・・

で、そもそも何で、お人形屋さんがラーメンなのかとそのブースにいた人が、
勝手に語ってくれたことによると、

『人形も素材から、作る工程から、細部に渡りこだわっている。
そのこだわりの思いを、大好きなラーメンでもやってみました。
ものにこだわるというのは食も人形も同じなんです。』とのこと。

どうやら、ここの経営者の一人はかなりのラーメン好きみたいです。
(経営者かどうかは定かではありません)

その人は日本全国にはもちろん、おいしいラーメンを求めて
海外まで旅をしたかなりの麺通なのです。

で、結局行き着いたラーメンが地元の「燕三条系背脂ラーメン」だったそうです。

でも、そういうどちらかとういと「食べる側」目線のほうが、
おいしいラーメンを研究することにおいては信用できそうな気がしますね♪

イメージ 2


で、「燕三条系背脂ラーメン」の三大定義は、

時間が経ってものびないうどん並みの「極太面」。

その麺に負けないよう醤油系の濃い「煮干スープ」。

寒い冬でも冷めないために大量の表面をコーティングする「背脂」。

そのこだわりにこだわった三種の神器に
「特大の炙りチャーシュー」がついて、2食入り1500円(税込)です。

自分で作るラーメンにしてはちと高め・・・失敗はできない!

イメージ 3


作り方の書いた紙を見るとまずは、たまねぎを5mm角の格子でみじん切りにします。

次に、「背脂」と「煮干系醤油スープの素」を湯煎し丼にあけ、
お湯を注いでスープの完成。

さらにはあらかじめ湯煎しておいた「炙り焼きチャーシュー」を
そのスープにくぐらせておくと味のバランスが調うそうです。

そしていよいよ打ち粉をしっかりと掃った極太麺を茹でます。

6分間ゆがいてお湯をきり、すばやくスープにのせ、
茹でておいたほうれん草ともやしを、
最後に最初にみじん切りにしたたまねぎをトッピング完成!

イメージ 4


できましたぁ~☆

まずはスープ・・・

「背脂」と言っても「醤油煮干スープ」はかなりサッパリしていてくどくない。

そのスープにうまく絡んだ「極太麺」はもちもちしていて、
すするというよりも、噛み応えのあるパスタのような食感かなぁ。

そして生たまねぎをトッピングするって言うのも珍しいですね。

これも見た目や、名前の印象に反した爽やかな味覚に貢献しています。

そして、自慢の「炙り焼きチャーシュー」は主役をじゃましないように、
変に濃く味付けはされてなく、ボリュームのある厚さから
香ばしい匂いだけを放っていました。

見た目以上に繊細で、とことん気使いをしているこだわりラーメン・・・
なかなかでした。


お人形屋さん「りゅうわ堂」が作った逸品。

「燕三条系背脂ラーメン」をぜひお取り寄せしてみてください♪