第32節「アルビレックス新潟vs大宮アルディージャ」 | 馬の会長日記

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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

11月23日、東北電力ビッグスワンにサッカーJ1リーグ
第32節「アルビレックス新潟vs大宮アルディージャ」を観戦してきました。

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熱狂的なアルビ・サポーターならもうピンときていると思いますが、
11月23日と言えば2003年の同じ日。

新潟のおとぎ話第一章が完結した日。

そう! アルビレックス新潟が悲願のJ1リーグに昇格を決定させた日。

そして、忘れもしないその時の相手は同じオレンジを掲げる
大宮アルディージャだったのです。

当時、新潟は最終節のココで負けた場合、3位の川崎が勝利してしまうと
J1の昇格への夢が絶たれてしまうという可能性があり、
4万人ものサポーターと一緒に必死になって戦った記憶があります。



・・・そして、5年経った今日は、14位とJ2降格への背水の陣でもあり、
偶然的にも13位と勝点が38で並んでいる相手です。



ローソンサンクスデーだった今日はセレモニーとして
ローソンさんがその様な過去を思い出させる様な演出していたのも
輪をかけて余計にスタジアムはその様なムードなったのですが、


あの日と同じ勝利を手にしたく、また相手側にはあの日のリベンジを、

あの日と同じ緊張感が35,452人が集まったスタジアムにも漂っていました。

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アルビはリーグ戦ではここ5試合で2失点の堅い守りをしながら無得点で、
3分2敗と勝ち星無しと厳しい状況ですが、

累積やケガでの出場停止がない分、ベストメンバーが揃いました。


一方、大宮も中盤の要、小林大悟が出場停止が明け、
小林慶行も故障からの復帰でベストメンバーで乗り込んできました。

まさに生き残りガチンコ勝負です!


今にも雨が降りそうな真っ暗で気温が7℃しかないピッチで16:00にキックオフ。

なかなかサイドも上がれず真ん中に入れれば取られるで、
シュートすら打てない状況がつづき歯がゆい展開でした。

その流れで点が取れない今のアルビに35分PKをもらえたのは
ラッキーだったと思います。

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前半このアレッサンドロのゴールで1-0。
気持ちよくハーフタイムを迎えられました。

しかし、後半になっても決していい流れとは言えず、
流れが悪いと言うのは審判の判断も左右してくるのか、

アルビのファールが目立ってきた矢先、
GPの北野がペナルティエリアでのファールを取られてしまいました。

53分、小林慶行が復帰のPKを決め振り出しにもどる。

と思ったらその2分後の35分、またファールからもらった
松下のフリーキックをアレッサンドロが頭で合わせ2点目!

選手も、ボクを含むサポーターもあの日を思い出したのか?
優勝をしたかの様に無邪気に大歓喜!!!


・・・しかし、この時ゴールを決めたアレッサンドロの思いがけない行動に
サポーターもちょっと大人になって固まった!

勢いあまってユニフォームを脱ぎ、投げる。

『あぁ・・・こんなシーン、アルビでも何回か見てるし、他のチームでも見ているけど、
らしからぬ行為でイエローカードが出てしまうのでは・・・』


あぁ!!!出てしまったイエローカード!
そして、2枚目!!!

レッドカードで退場。

10人で残り34分プレイ。

さらに、次節エース・アレッサンドロが出られない。

あぁ、最悪・・・何度も何度も~~~
誰か外国人に日本のサッカーのルール教えてあげてよ~

得点して喜ぶのはわかるけど・・・

アレッサンドロくん、君だけは外国人選手の中では
わりと冷静な判断のできる選手だと思っていたのにぃ・・・


そんなこんなで、よく残り時間10人で大宮のパワープレイを
終盤88分レアンドロ1点のみで抑えたよ。


絶対勝たなければいけない試合だったのにぃ。

この行為で、負けずに済んだ試合になってしまったよぉ。

これで、勝点1ずつ分け合い、両チームとも勝点39にして順位変わらず。

J2降格圏に関わるのは16位で排水の陣に変わりはありません。

あと2試合。

15位に勝点37のジュビロ磐田、16位には東京ヴェルディも37。

次の1試合で入れ替わる可能性があります。


こんなアホらしい「脱いで降格」ってならないように、
絶対まけられないですよぉ!


次節、流れの中で取れないアルビが、
永田、アレサンドロの出場停止の中、

まだ優勝の可能性があるFC東京の陣内に攻め込むのです。

厳しい戦いだとは思うが「俺達の誇り」を、
あの日の熱い思いをもう一度思い出したいと思います。



埼玉出身のボクにもう一度「アイシテルニイガタ」と言わせてください!