
それは「茶豆」です。
よく食べる摘みたての「黒埼茶豆」はこの時期、8月にしか食べられません。
外見は普通の枝豆ですが、中の薄皮が茶色で食べると香りとコクが強く、
最初食べたときは「これ醤油か何かで味付けをしている?」と思ったほどです。
よく山形の「だだ茶豆」とどっちがおいしいか?ということも聞かれますが、
ルーツは同じみたいで、黒崎の農家が明治末期に庄内鶴岡の親戚から
「だだ茶豆」をもらってきたことに始まったみたいで、それを少し品種改良
されたものが「黒埼茶豆」という説が一般的みたいです。
(ちなみに「だだ茶豆」の「だだ」は庄内の方言でお父さんのことみたいです。)
とにかく地元で朝摘んで、それを時間のたたないうちに茹でる。
それが一番おいしいということですよ。
この時期新潟の居酒屋ではほとんど「枝豆」というと「茶豆」が出てきて、
いいところになると、今朝摘んできて茹でる直前に枝からもいだものを
出してくれるところもあります。
新潟にはおいしいものがたくさんありますが、僕が一番感動したうまいもの。
それは「茶豆」です!
知らないと絶対損!
・・・おすすめ。