長いこと空き家になっている実家の整理に行ってきました。

 

コロナ前は母も元気で東京と行ったり来たりの生活を楽しんでいました。

 

3年半前コロナの流行以来、感染が心配で、行き来ができなくなってしまったのです。

 

高齢者にとっての3年半の変化は本当に大きなものですね。

 

3年前は足腰大丈夫だったけれど、最近は歩くのがやっとです。

 

東京から少し離れたところにあるこの家は

 

母にとっては人生そのもの

 

父と新居を構え、子育てをし、友人知人も多く・・・

 

3年も帰らなかったのですが、小さい町のこと

 

母が帰っているのをうわさで聞いて、いろんな人が訪ねてきてくれます。

 

お茶を出しては、懐かしい昔話に花が咲きました。

 

別れ際にはこの家にあるもので好きなものがあったら持って行ってと渡す母

 

母は高齢のため、口には出しませんが、お互いもう、これが最後かもしれないって思っています。

 

母に会いたいとひっきりなしに訪ねてくださる人を見て、

 

母はここでいい人生を送ったんだとしみじみ思いました。

 

お客さんが帰った後での

 

母と二人きりの有り合わせのご飯

 

 

こんな時間が持てて最高に幸せでした。